おはよう御座います。
当ブログは、日々のニュース・バルチック海運指数・SKEW指数・VIX指数をもとに、東証1部(1482:米債ヘッジ・1552:VIX短期・1679:NYダウ・2561:日本国債)…の始値を予想するブログです。
<今日の私的材料>
- 今日(NY火曜日)のパウエル上院議会証言待ちで、米国債買い ⇒ しかし、時間外では金利上昇 ⇒ 3月中旬・後半にバイデンが公表する1.9兆$の巨額財政支出の内訳に、インフラ投資etc. ニューディール的な物が含まれてるとマーケットは見ており、もしそれが本当ならば、「米は高負債(1.9兆$)を抱えることになる」と。 ⇒ マーケットはトレンド転換へ進むと見られてのドル売り。(英「半年後に全規制解除(ワクチン普及up・ジョンソンが半年計画を発表) 」⇒ 数年ぶりのポンド$での”ポンド高”も因。これもドル売りへと。)
- パウエルが(火)の証言で米経済成長に対する楽観的な見方を示し、インフレ制御に向け迅速に行動を起こす姿勢を示すか、にマーケットは大注目(「雇用が”全雇用”となるまで金融緩和は続ける」と口先では言うパウエルなのだが、やっていることはタカ派方向で、”使い分けてる”と言われている今)。
⇒実際に”インフレ制御”が示されれば(ソニーFHなら多分、米3年債・5年債金利とFFレートに注目してるはず)、予想物価指標であるブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が低下する可能性があり(故に、実質金利が再びマイナス幅拡大。現在-0.95らへん。-1を割ってきている今。)、
⇒「故に、利回り上昇のトレンドを破れるのはFRBしかいない」とマーケット。
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- 10年物ブレーク・イーブン・インフレ率は、1/27以来、2%に乗せており、2/22(月)NYでは2.17%。
- 30年物インフレ指数連動債(TIPS)利回りは、+0.049%。先週19日に昨年6月(BRがHY債を仕込んだ時)以来初めてプラス圏を回復した。
- 米2年債利回りは0.1129%。上昇幅は1bp未満。2年債と10年債の利回り格差は約2bp拡大の125bp、2017年以来の高水準。
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パウエルはきっとインフレを抑制してくると思うので、「今後インフレが過熱するか」ではなく、”米10年国債金利の上昇速度”が材料となってくるのでは。(経験則ではドル高ではなくドル安)
よろしくお願いいたします。
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