先日私の手元に渡ってきたKTMのEF70型電気機関車です。塗色は朱色です。
外観はご覧の通りの状態で、大きな痛みは無いものの全体的にくたびれた雰囲気です。
また、窓セルの貼り方が逆になっている所なんかもあります。
今回はこの辺りを手直ししつつ、塗色も赤2号とし再塗装しようと思います。
塗装剥離の為、車体から外せるパーツは外してしまいます。
前面窓の窓セルはガッチリ固着していたのでそのままシンナーに漬け込んじゃいます。
シンナーから引き上げて水洗いした状態です。
別件で忙しかった為、シンナーには2週間ほど漬け込んでいました。
黒ずんでいますね。
酸洗いをしクリームクレンザーで磨きました。
この状態になると俄然やる気が出てきますね。
車体で気になったのは前面と側面のつなぎ目の部分で、縦スジが少し目立つのでハンダで埋めて置きました。
下回りと組み合わせて。
スカート周辺が寂しいので次回はその辺りの工作をしようと思います。
以上。
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「16番・カツミ EF70のレストア(リペイント) その2」
読者登録ありがとうございます。16番完成品の塗装剥離についてですが、単にシンナーに漬けておくだけできれいに剥がせますか?それとも剥離用の溶剤か何かなのでしょうか?以前えらく苦労したもので・・・
改めてよろしくお願い致します。
16番の完成品の塗装剥離ですが、カツミの昔の製品でしか試していないのですが、GSIクレオスのMr.カラーうすめ液に1週間~2週間ほど浸しておくと剥離が容易な模様です。
カツミ製165系(非冷房)とEF70はそれで剥離が出来ました。