昨日のブログを受けて早速 Jyuro からコメントいただきました。
どうもありがとうございます。
終生現役宣言が飛び出しましたが、そうこなくっちゃね!(笑)
2年のブランクがありましたが
Jyuro はまだまだ元気なようなので安心しました。
こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
さて、今日も“答えに困る質問”のお話です。
昨日まであまりにもアホな質問の話ばかりでしたので、
このままではすっかり僕の印象も
ちん○
になってしまいます。(笑)
それではマズいので、
今日はシリアスな質問の話を書こうと思います。
実例その3(小6女子の場合)
確か中学入試も近づいた12月頃だったと思います。
2月に受験を控えたその女の子は、
その日は席に着くなり何やら深刻な様子。
どうしたのかな?と思いつつもいつも通りに授業を始めました。
しばらく問題をやらせて、その後、答え合わせ&解説。
ところが、それが一段落するといきなり
まくし立てるようにこんなことを言ってきたのです。
生徒:「ねぇ、先生。人間って生きてて何か意味あるの?人間って一体何のために生きてるの?別に意味無い気がするんだけど…。」
顔を見ると、訴えかけるようなというか、救いを求めるような目をして、
とにかく気持ちの折り合いがつかないので何とかしてほしい!
というような表情をしていました。
僕は、まず第一に、その子のことを大変気の毒に思ったんだよ。
きっと何かあったんだろうね。
実際、最近の中学受験は大変に厳しく、
しかもその子はかなり上のレベルの学校を目指していたので、
何か余程辛いことがあったのかもしれません。
あるいは普段から物凄くいろいろなことを我慢していたのかもね。
ハッキリとしたことは分かりませんが、
そういうことを考えるきっかけになることがあったのは確かでしょう。
中学受験でトップレベルを目指しているような子は
たいていは精神年齢も高いことが多いものです。
その子もどちらかと言えばそういう感じでした。
それに、こういう質問をしてくるというのは、
そろそろ自我に目覚めてきたことの証(あかし)でもあります。
そこで、彼女に精神的により一層大人になってもらうためにも
僕はこう答えました。
僕:「うん、無いよ。」(極めて冷静に)
この時のその子の顔には、明らかに動揺が表れていました。
まさか「ない」なんてあっさり言われるとは思っていなかったんだろうね。
きっと他の大人に同じ質問をしていたら、
「ない」なんていう残酷な答えをする人はいなかったと思うよ。
だって、彼女が「ある」に近い答えを聞きたいと望んでいたのは、
目に見えているからね。
それでも僕は自分の考えにはウソをつきませんでした。
ひどい大人かな?(笑)
でも、こう付け加えたんだよ。
僕:「意味なんて無いよ。だって、人間って本来何かをするために産まれてくるわけじゃないでしょ?君だってそうでしょ?だから別に生きる意味なんてそもそも無いんだってば。
ただね、だからこそみんな自分で自分の生きる意味を見つけて生きていくわけ。自分で自分の人生に意味を付けて生きていくんだよ。
自分のしたいことを見つけてそれをやったり、家族や周りの人たちを支えようと頑張ってみたり、社会の中で何かしらの役割をきちんと果たしてみたり、世の中の人々の役に立てるように努力してみたりするわけね。
だから、君も自分で自分の生きる意味を見つけて生きていくんだよ。自分の人生に自分で意味付けをして生きていくんだよ。分かる?」
と、だいたいこんなようなことを言ったはずです。
僕はちゃんと本気になって自分の思うところを正直に言いました。
もし僕が普通の大人が言うようなごまかしの意見を言ったなら、
きっとその子は納得しなかったはずです。
もちろん僕の説明で彼女が十分に納得したとも思ってないけれど、
それでもこの後の彼女の表情は、
「これからも自分で考えて生きていくしかないんだね」
と少なからず悟ったように見えました。気のせいだったかな?(笑)
勉強のことなんて、僕がどんなに一生懸命教えたって、
時間が経てばそのうちにほとんどすっかり忘れてしまうものです。
でもね、こういう話をしておけば、
きっと彼らの心にずっと残るだろうと思うんだよ。
他にも今までに生徒たちにはいろんな話をしてきたけれど、
ちゃんと彼らのプラスになっていればいいなぁと思います。
ま、どうだろね?(笑)
では、今日はここまで。
僕のホームページもよろしく!
こちらです。⇒ guitarbuddha's homepage
LIVE Schedule
3/4(土) West Village 六本木 EDGE
3/14(火) Active Birth 町田 The Play House
どうもありがとうございます。
終生現役宣言が飛び出しましたが、そうこなくっちゃね!(笑)
2年のブランクがありましたが
Jyuro はまだまだ元気なようなので安心しました。
こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
さて、今日も“答えに困る質問”のお話です。
昨日まであまりにもアホな質問の話ばかりでしたので、
このままではすっかり僕の印象も
ちん○
になってしまいます。(笑)
それではマズいので、
今日はシリアスな質問の話を書こうと思います。
実例その3(小6女子の場合)
確か中学入試も近づいた12月頃だったと思います。
2月に受験を控えたその女の子は、
その日は席に着くなり何やら深刻な様子。
どうしたのかな?と思いつつもいつも通りに授業を始めました。
しばらく問題をやらせて、その後、答え合わせ&解説。
ところが、それが一段落するといきなり
まくし立てるようにこんなことを言ってきたのです。
生徒:「ねぇ、先生。人間って生きてて何か意味あるの?人間って一体何のために生きてるの?別に意味無い気がするんだけど…。」
顔を見ると、訴えかけるようなというか、救いを求めるような目をして、
とにかく気持ちの折り合いがつかないので何とかしてほしい!
というような表情をしていました。
僕は、まず第一に、その子のことを大変気の毒に思ったんだよ。
きっと何かあったんだろうね。
実際、最近の中学受験は大変に厳しく、
しかもその子はかなり上のレベルの学校を目指していたので、
何か余程辛いことがあったのかもしれません。
あるいは普段から物凄くいろいろなことを我慢していたのかもね。
ハッキリとしたことは分かりませんが、
そういうことを考えるきっかけになることがあったのは確かでしょう。
中学受験でトップレベルを目指しているような子は
たいていは精神年齢も高いことが多いものです。
その子もどちらかと言えばそういう感じでした。
それに、こういう質問をしてくるというのは、
そろそろ自我に目覚めてきたことの証(あかし)でもあります。
そこで、彼女に精神的により一層大人になってもらうためにも
僕はこう答えました。
僕:「うん、無いよ。」(極めて冷静に)
この時のその子の顔には、明らかに動揺が表れていました。
まさか「ない」なんてあっさり言われるとは思っていなかったんだろうね。
きっと他の大人に同じ質問をしていたら、
「ない」なんていう残酷な答えをする人はいなかったと思うよ。
だって、彼女が「ある」に近い答えを聞きたいと望んでいたのは、
目に見えているからね。
それでも僕は自分の考えにはウソをつきませんでした。
ひどい大人かな?(笑)
でも、こう付け加えたんだよ。
僕:「意味なんて無いよ。だって、人間って本来何かをするために産まれてくるわけじゃないでしょ?君だってそうでしょ?だから別に生きる意味なんてそもそも無いんだってば。
ただね、だからこそみんな自分で自分の生きる意味を見つけて生きていくわけ。自分で自分の人生に意味を付けて生きていくんだよ。
自分のしたいことを見つけてそれをやったり、家族や周りの人たちを支えようと頑張ってみたり、社会の中で何かしらの役割をきちんと果たしてみたり、世の中の人々の役に立てるように努力してみたりするわけね。
だから、君も自分で自分の生きる意味を見つけて生きていくんだよ。自分の人生に自分で意味付けをして生きていくんだよ。分かる?」
と、だいたいこんなようなことを言ったはずです。
僕はちゃんと本気になって自分の思うところを正直に言いました。
もし僕が普通の大人が言うようなごまかしの意見を言ったなら、
きっとその子は納得しなかったはずです。
もちろん僕の説明で彼女が十分に納得したとも思ってないけれど、
それでもこの後の彼女の表情は、
「これからも自分で考えて生きていくしかないんだね」
と少なからず悟ったように見えました。気のせいだったかな?(笑)
勉強のことなんて、僕がどんなに一生懸命教えたって、
時間が経てばそのうちにほとんどすっかり忘れてしまうものです。
でもね、こういう話をしておけば、
きっと彼らの心にずっと残るだろうと思うんだよ。
他にも今までに生徒たちにはいろんな話をしてきたけれど、
ちゃんと彼らのプラスになっていればいいなぁと思います。
ま、どうだろね?(笑)
では、今日はここまで。
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3/4(土) West Village 六本木 EDGE
3/14(火) Active Birth 町田 The Play House