放言随記

凡人の独り言です。人の役には立ちません。悪しからず。

挙げ足をを取るわけではありませんが。

2009年06月27日 20時59分00秒 | お悔やみ

【産経抄】6月27日の以下の文言が気になりました。


「米国といえども夢を貫くことの難しさを教えてくれた気がする」


マイケル・ジャクソン氏の凋落と死を受けての言葉です。米国がアメリカンドリームの国それが誰にでも起こる様な幻想を持っているかのようです。それは、米国の現実と一致していませんし、アメリカンドリームの価値を安売りしています。


 


アメリカンドリームが何故アメリカン「ドリーム」と呼ばれる理由をまじめに考えて欲しいわけです。それはアメリカンドリームの実現が極めて難しい・確率の低い事であるから「ドリーム」なわけです。また、米国が厳しい格差社会である事もあります。「ドリーム」を摑んだものものは格差の頂点に立つ、それがアメリカンドリームです。それを維持するのもまた難しいでしょう。ストレスも多いのかもしれません。


「やはり夢を貫くことの難しさを教えてくれた気がする」が正しいでしょう。


 


マイケル・ジャクソン氏が亡くなられた事はとても残念でした。スリラーやビートイットのころのマイケル・ジャクソンが好きでした。ご冥福をお祈りします。