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国道107号西和賀町内通行止めで大迂回を強いられる住民、しかし鉄道駅はあります

関連ブログ・・・2021/10/21付国道107号の通行止め(岩手県西和賀町)はダムを渡る仮橋で解消へ、2022/2/25付国道107号通行止め区間の本復旧は2026年度に、2022/4/24付国道107号通行止め区間が報道公開される

2022/5/18付の読売新聞岩手版に、「観光打撃挽回に懸命 西和賀 住民遠回り我慢続く 国道107号通行止め1年」という記事が掲載されました。

取材対象は、不通区間のすぐ東側にある「道の駅錦秋湖」と、錦秋湖の対岸の天ヶ瀬地区(JR北上線ゆだ錦秋湖駅周辺)の住民です。

「道の駅錦秋湖」は長期休業を余儀なくされており、秋田道湯田IC近くに代替の食堂を開店しているものの、以前の売り上げにはほど遠いとのこと。ちなみに、4月1日からは道の駅の休憩室及びトイレを含めた全ての施設が一時閉鎖となっています。

そして、北上方面に向かうのに10kmも逆の秋田方面に一般道(県道133号~国道107号)を走り秋田道湯田ICから高速に入らざるを得ない(位置関係はGoogleマップ参照)天ヶ瀬地区の住民に対しては、昨年10月から地区内にある秋田道錦秋湖SAの緊急開口部を経由して秋田道北上方面に入るという特例を設けているものの、「日曜を除く午前6~8時」限定なので行きはよいよい帰りはこわい状態です。

https://www.iwanichi.co.jp/2021/09/22/6258562/

https://www.iwate-np.co.jp/article/2021/9/10/102521

なお、今年の積雪期前までに錦秋湖を渡る仮設橋が使用されれば、いずれも解消予定です。

 

ちなみに、天ヶ瀬地区の中心にあるゆだ錦秋湖駅には1日上り8本・下り9本の列車が発着しており、ゆだ錦秋湖~北上間の所要時間は35~40分程度です。JR北上線は錦秋湖沿いでは国道107号の対岸(南岸)を通っており、地すべりの影響は全く受けず通常通り運転しているので、高校生の通学(いるかどうかは不明ですが)には影響は出ていません。

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