NAOが好きな作家さんですが…
あんまりミステリーには気持ちが動かない私は…今まで読んだことがありませんでした。
この本は、お店の日本人シェフが
「嫁が好きで読んでるんですけどね~、これなかなか面白いですよ、読み終わったらどうですか?」
って言ってくれて
「ああ、この人、娘が大好きなんです!終わったら貸してくださいね。」
と言う話になり…
家に帰って (もしかしたら、NAOが持ってる本かも…?)って思って調べてみたら、持ってない本だったの。
その時に
(そうだ!この人の本、予習しておいたほうがいいかも!)
って “寝台特急北斗星殺人事件”を読んでみたら…
面白いっ
この本を借りて、NAOが読んでる間に
“L特急踊り呼号殺人事件” も読んでみた。
面白い!
鉄道に関しての 「ええ~?そんな事 知らなかったョ~! 」
がいっぱいで、読んだ後、ちょっとお利口になった気がする
そしてこの本。
とっても深くて面白い。
☆ 東京と言う鉄とコンクリートの中で生活している井本にとって、久しぶりに接する自然の景色であり、自然の香りであった。
最初は気持ちが開放されるような感じだったが、次第に疲れてきた。
都会の生活に、体が順応してしまっているために、自然が、かえって、疲れを誘うのだ。
☆ われわれは、生きるために戦っているのに、日本側は死ぬために戦っている
と、まあ……いつものように拾い出したけど……
ミステリーを読んで、人間の心の部分を考えさせられる。
いいねえ