有川浩

『植物図鑑』

昔、二ム氏が送ってくれて…
ハードカバーだったために本棚に放置されていた本です（二ム氏、ゴメン！）

この人も若いから、文章もやっぱ若いんだけど…
優しくて細やかな心が入ってるから良い！

そして何といっても、ハッピーエンドのラブストーリーって言うのが嬉しい
やっぱね～。こういう年になると…
怖いとか辛いとか、かなしい…なんてマイナス因子とは仲良くしたくない（笑）

おまけに今回は私の大好きな草、雑草のお話だったので、めっちゃめちゃ心解れた。

『雑草という名の草はない。草にはすべて名前があります。－－－昭和天皇』　←昭和天皇の優しさがこの一言に詰まってる

『別れる男に、花の名を一つ教えておきなさい。花は毎年必ず咲きますーーー川端康成』

『男は胃袋で掴めという。それは女にも適用できる理屈なのかもしれない』

『「お兄さんはどんなずるした？」…「逃げた。いろんなことから」』←うん。うん、私もいっぱい逃げた。でも、逃げるのって後味悪いんだよね～
で、もう、こういういい年になったんだから、逃げるのは止めてる。　つもり。　

『黙って出てきたけど、待っててくれるってどこかで期待してて、期待している自分が嫌になる』

『ふだん車や自転車で走ってる所を歩いて通ってご覧なさい。どこかへ遊びに行くばかりが行楽じゃないって事に気付くね、たぶん』　←これは普通の意識をもって普通に生活をしている人よりも、私の方が何倍も知ってる！
歩く目線、早さって素敵よ～

で、この本を読んで目から鱗！！
それはヨモギをお茶として飲むってこと。
カモミールだってミントだって普通に熱いお湯入れてハーブティー！！　って飲んでるのに…
なんで去年二ム氏んちで死ぬほどヨモギ摘んだのに…
お風呂には入れたのに…
なんで飲んでみなかったんだろう？　
そこまで考えのいかなかった自分が超悔しい！　

二ム氏～！
お家から左に出て幼稚園の手前の道の両側に、綺麗なヨモギがいっぱいあるから、
摘んできて洗ってカップに入れてお湯入れて…
『ヨモギティー』味わってみてください！！

で、乾燥させれば普通のお茶っぱと同じように使えるんだって！！！

ね、目から鱗でしょ？