YASUKOの人生珍道中

2006年秋、新しく始まるYASUKOの人生はブリスベン!この先どうなることやら…珍道中

上橋菜穂子

2017-09-18 20:35:34 | Weblog
読んじゃった、2冊目 😅

『恩師たちが重罪に問われれば、、、
私は身を裂かれるよりも辛いです。命を取られるより、、、。
でもその行為によって、私を苦しめることができても、、、従わせることができません』

『リランを音無し笛で縛りたくないと思ったその日から、
己が最も心地よいと感じる道を選んで進んできただけだ』

強く、意味深い言葉たちです。

そして、北上次郎の解説の中に面白い文章をみつけたの!
『いやは、やすごい。読み始めたら止められなくなってしまった。
評判は聞いていたのだが、どうせ映画になった超ベストセラーの、えーっとなんだっけ。あのファンタジーみたいなやつだろうと思っていた。
私、天使が出てきた途端にパタンと閉じてしまう位ファンタジーが苦手なので、そういうのはだめ、と勝手に決めていたのだが、今は猛烈に反省する。ほんとにすまない』

もう一つ
『要するに何が言いたいのかと言うと、ファンタジーに対して私が遅すぎた読者であると言うことだ。
しかもいまだに天使とか魔法が出てこない極めて一部のファンタジーだけを愛する、そうゆう特殊な読者であると言うことだ。
しかし1996年(これが私のファンタジー元年だ)から13年も読んで来たから、それなりに言いたいこともあったりする。
その一つは、ファンタジーに必要なのが波瀾に富むストーリーである事は言うまでもないが、それ以上に必要なのは紙上のリアリティーであると言うことだ』

これらの文章は私の気持ちをしっかりと代弁してくれている!
だって、、、ファンタジーって分かってるのにエリンの世界にハマりきっちゃうんだもの 😅