Ref.49526-53-1207SBK6A \1,554,000(税込)
ジラール・ペルゴの時計の特徴は、質(クオリティ)の高さです。
イイ時計とは何か?
デザインが良いもの。精度が良いもの。衝撃に強いもの。防水性が高いもの。構造が複雑なもの。金できたもの。ダイヤが入ったもの…
何をもってイイ時計というのかは、人それぞれ。
精度を求めるのであれば、機械式では無く、クオーツを選ぶべきですよね。
ノモスの3針、デイト付きは20万円台。
このGPは150万円台。
この価格差にはもちろん理由があります。SSと18KWGという素材の違いだけではありません。
《ムーブメント》
GP3300
GP3300
同キャリバーですが、上がこのGP林モデルのムーブメント。違いはローター。
ジラール・ペルゴでは、プラチナ、金、パラジウムケースのモデルでは18金無垢ローターが使われています。
これもメーカーによっては使い分けをしていますが、そうでないメーカーの方が多いのではないでしょうか。
18金ローターを拡大してみると、かなり立体的に装飾されています。
コート・ド・ジュネーブ。湖の波をイメージしているとか言われていますね。湖っていうのがポイントですね。スイスは海に面していませんから。
これもスイス製ムーベメントの多くにみる事ができますが、その中でもGPはかなり綺麗ですね。ブランパンなんかも綺麗です。
はじめの画像をみて頂くと、地板には円形状のペルラージュ装飾。
どちらも伝統的な技法です。
ジラール・ペルゴ社ではこれらの装飾は手作業で行っています。
薄型自動巻きキャリバー
GP3300
径:26.2mm
厚:3.2mm
石数:27石
振動数:28,800/毎時
パワーリザーブ:46時間
《ケース》
綺麗なケースですよね。
このケース形状は個人的にすごく好きです。
言葉では上手く表現できませんが、洗練されています。
あと、ラグが極端に短いです。
《リューズ》
もちろんリューズも18KWGです。
GPのマークは彫ってあります。
これも意外と少なく、殆どマークが凸かプリントです。
《尾錠》
B/A.1653A-A53A1
薄目に作られている特徴的な尾錠ももちろん18KWG。
ジラール・ペルゴ社では、尾錠とケースは同素材に決められているそうです。
また、ラグ幅20mmに対して尾錠は16mm。
これもGPの特徴で、普通は20mmに対して尾錠は18mmが多いです。
ジラール・ペルゴというメーカーは質にこだわるメーカーです。
なかなか無いんですよ。こういうメーカーは。
真のマニュファクチュールなんです。
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