創業:1973年
時計製造開始:1973年
創業者:エミール・ペキニエ
創業地:フランス/モルトー
本社:フランス/モルトー
1973年~2004年
エミール・ペキニエ
1970年代のクォーツショックでフランスの時計メーカーはほぼ姿を消した時代に、フランス モルトーでペキニエを設立しました。医療用に使用されるSS(316L)を時計業界に初導入しました。数多くの斬新なレディースウォッチを発表しました。
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2004年~2012年
ディディエ・レイブングット
2004年にCEO就任。前職ゼニスではエル・プリメロを自社専用ムーブメントに方向転換させブランドを成長させた人物です。フレンチマニュファクチュールを復活させる事を決意し、2009年に革新的なセンターシャフト・ドライブを開発、完全自社製ムーブメント(カリブルロワイヤル)を完成させました。
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2012年~2016年
ローラン・カッツ
ペキニエブランドをフランス代表の時計ブランドとして確立する為、先人二人の実績を踏まえそれらをそれらを継承しました。2014年にはフランス経済産業省から‘EPV’の認定ラベルを付与され、ペキニエはフランスの無形文化財企業という名誉を担っています。
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2017年~
ダニ・ロワイエ
これまで数社でムーブメント開発などを担当し、2014年ペキニエSA R&D部門のトップに就任。自社ムーブメント開発/カリブル ロワイヤルの品質改善及びムーブメント生産管理の統括担当。まだ36歳の新社長で今後の動きが気になる所です。
昨年末「ペキニエ破綻」というニュースが飛び込んできましたが、ご存知の方もいらっしゃると思います。これは紛れもない事実です。数年前にも近いニュースがありましたので、不安定なメーカーだと思われる方も多いのではないでしょうか。従業員約45人、年間生産700本程度のメーカーを維持していく事は容易い事ではありません。しかし、熱意のある方たちがペキニエを再出発させています。
因みに自社製ムーブメントである、カリブルロワイヤルのポテンシャルは相当高いですよ。他メーカー同価格帯の自社製ムーブメントと比べても、これ以上の機能を搭載したモデルはほぼありません。技術的なところについては、後日商品と一緒にご紹介したいと思います。
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