あの日から、8年になりました。
青太郎は、惇より大きくなりましたが9カ月でした。
リベンジのお泊り会で1歳を祝っていただいたんですもの。
惇だって、家に来てもうすぐで1年というところ。
千年に一度の大地震はタクシーの中でしたので、
家具や物が倒れてきて怖い思いはさせませんでしたが、
いつもと大違いの毎日にさぞかし不安だったでしょう。
こうやっていつも二人でくっついてました。
被災したなんて言えないほどの被害。
身内で亡くなった者はおりません。
瓦礫の町に茫然と立つ方々とは比べようもありませんが、
インフラが整備されるまでの生活の厳しさは忘れようもありません。
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今日は雨です。
あの日、まもなく降り出した雪。
寒い日でした。
あんなに寒くなければ、命をつなげた方はたくさんおいででしたでしょう。
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8年の月日が新たな街を作り出し、
新しい生活も軌道に乗って、
あの記憶を残そうという思いで、
記念だったり祈念だったりの施設がたくさんできました。
「千年希望の丘」
美しい公園です。
でもね、
そこには町があったの。
人の暮らしがあったんです。
新鮮な海の幸でにぎわう市場があったんです。
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様々の施設が整いました。
震災遺構の施設を、機会があったらお尋ねくださいな。
「百聞は一見に如かず」です。
宮城県は海岸線の長い県です。
まっすぐに伸ばしたら、青森から大阪まであるそうです。
浜、ひとつづつに思いがあるんです。
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まもなく、14時46分です。
冬季限定ご隠居さんのリハビリを2月末から始めました。
散歩に行かないと筋肉がねぇ・・
いきなり長い時間は無理なので、少しづつ。
疲れたら自己申告してくるので、そこからはだっこで。
この日は、「亀の歩み」でございました。
次の日はぁ、ペンギンくらいかしらねぇ
3日目は気温が低かったので、ドライブ。
久しぶりの3狆てんこもり
コヤツが跳ね回るので、3狆は大変なのでございますよ。
いつもはキャリーに監禁するんですが、
ドライブ時間3分、ポストに郵便物を入れに行くだけなので、フリーに。
着々と進めて1週間。
散歩に行ける!!と大喜びをするようになりました。
ガマンさせていたもんねぇ。
支度をしたらさっさと玄関へ。
「かぁちゃん!!早く!!」
後姿ですが、ワクワク感は感じていただけますよね。
春の気配がそこここに
お供付き
緑と虹は午前中に行っています。
玄はお昼ご飯を食べてから。
珍しく「ぼくも行くぅ」と緑。
2回目なので、緑はだっこで行きました。
玄は緑を待ってやらないし。
リハビリを開始して2週間。
だいぶシャカシャカ歩けるようになりました。
ただ、帰ってきたら夕ご飯まで爆爆睡です。
出張だったBどの。
前回は熱烈お帰りなさいはなしでした・・
まぁ、お昼寝爆睡モードの時間帯でしたから、
無理もないんですが、それってさみしいさぁ
今回は満を持して、かぁちゃんが耳をダンボにしておりました。
タクシーが着いた音。
玄関ドアが開いた音。
気づかない3狆。
しばらくガサゴソのBどの。
2階に上がってくる音でやっと気づいた虹。
虹に「たたいま」を言っているBどの声で気づいた玄太郎と緑
このピントの合わなさで、「熱烈歓迎」ぶりが分かると思います。
Bどのの手にある箱は、お土産ではありません。
純です。
今日は帰ってくるからと思い階下に置いたままでした。
一番手前が緑。
右が虹で、わけのわからん物体になっているのが玄太郎です。
緑と奥が玄太郎。
虹はもうベッドに跳び上がっています。
すごいことになっておりますでしょ。
タイミングが合えば、こうなるんですぅ
お土産は、緑がだぁ~い好きな東京ばな奈。
ほかのお菓子はフンするくせに、これは飛びつきます。
もちろん玄と虹も大好き。
可愛いから買ってきたの?と聞いたら、
「バターサンド」だったからという、
成分をちゃんと見るBどのでございます。
この夜は、み~~んなで爆睡いたしました。
おつかれのBどの。
一晩落ち着かなかった玄太郎。
玄が起きるから起きてしまう虹。
緑は、耳がかゆい!
よってかぁちゃんはあまり眠れませんでした。
お昼寝もいっぱいしたんですけどね。
みんなでいい夢を見ました。
降雪が少なかった今冬。
雪かきをしないで済みましたが、
大地はカラカラ。
インフルエンザが流行るはずです。
先日、やっと雨が降りました。
けれど、それくらいでは足りなかったようです。
あっという間にもとのカラカラに。
本日、雨でございます。
物足りない雨でした。
朝外に出すと、
「雨かぁ~」
それでも虹は、ちっちしに行きます。
ごはんを食べて、かぁちゃんの部屋に戻ったら、
早々にごろん。
散歩には行かないとちゃんと分かる賢い狆。
「ふてくされた」感満載の寝姿
緑は雨はキライなんてものではありません。
なにせ「あんよが冷たいのはイヤ」な王子さまなので。
ドアを開けて、雨だと分かったとたんに、回れ右。
開放感のある外ではなくて、
不自由を忍んでも足は濡らさぬヤツでございます。
朝ご飯を食べたら即眠りの国に出発。
賢すぎる緑でございます。