最近自治会ネタを書いているせいか通りがかりのゴミ捨て場を見てしまう機会が増えている。それを観察と言っても大げさだが結構見かけるのは稀に回収されていないゴミ袋である。我が自治体では通称”赤紙”と呼ばれる指導用紙があり委託回収業者の判断でゴミ袋に貼付し回収できない理由を書いてゴミステーションにそのまま放置される形になっているのである。ゴミステーションに放置された赤紙付きのゴミは自治会衛生係みたいな人が袋に書いてある電話番号に電話して出した主に引き取ってもらうか、引き取り手に連絡が付かない場合は役目だからと言う理由で自身が分別処理する羽目になる。
しかし一部地域では後者が多く衛生係りの人々が泣いているらしい。袋に電話番号がないのだ。つまり連絡が付かない=引き取り手がない=自分らが処分、この繰り返しらしい。
だったら自治会の組織力で一軒一軒回って五月蝿く注意すれば守られるのではないかと思われそうだが一向に改善されないそうだ。よっぽど物分かりの悪い人の集まりなのか、それともモラルハラスメントな人々の集まりだからであろうか・・・・何れにせよ民度を疑ってしまう。
ちなみに私が見かけたケースの地域には工場が存在し多くの中国人労働者が住んでいる。朝などは自転車の通勤行列を見る事ができる。それに伴ってでき始めたのが中華料理店だ。店長やスタッフなどオール中国の方で切り盛りしてる店でミニチャイニーズタウンを思わせる地域である。面白い事にその地域でこの未回収ゴミ袋を多く見かける事ができる。
もしもそこの中国人労働者の方々がゴミ出しルールを守っていないとしたならば自治会は中国人の方々に指導するのだろうか?。例えば日本人には厳しく指導し外国人には全くしない、あるいは口頭で言っただけと言うならおかしな話だ。
古くから言われている自治会の趣旨そのものが「皆で町を良くして行こう」とか「何か有ったとき役立つ」と言う事ならば日本人に限らず外国の方にも積極的に参加頂く必要があるのではないだろうか。
それが本音であるならば。