ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

海はでかかった。

2019-05-22 22:04:19 | 日記
仔牛の浜辺デビュー。

今日は気温が上がるから、そろそろ浜辺で水遊びなどどうかと思って、

赤羽根海岸行く?

と言ったら牛子に「遠すぎるからダメ」
と即座に否定されたので、もっと近くの表浜海岸へ行ってきた。
去年買った水着がやっと着れるね。

赤羽根海岸方面(全然見えんけど)

牛子の家から20分ほど走ると太平洋に面した表浜海岸へ出る。
アカウミガメが、産卵に帰ってくる海岸だ。
もう25年ほどここには来ていないので、海岸沿いの狭い道に車を縦列駐車かと思ったら
ちゃんとガードレールに沿って直角に線が引かれていて、駐車スペースができている。
おまけに海岸へ降りやすいように階段まで付いている。
相変わらずサーファーはちらほらいたけれども、土日に比べたら「ほとんどいない」そうだ。
しかし、手作り感満載なベンチではサーファーじゃないおじさまおばさま達が
喋っている。ちょうど駐車場に向かって走っていくその入り口で車を路駐したまま
こっちを見ていた。牛子が

「あの人たちって、一体何なのかねー?」

と不信感満載でつぶやいていた。

さあねえ。

と答えたが、いま思えばあれは海岸を見張ってるんじゃないだろうか。
数年前まで浜辺へは車で直接突っ込んじゃう事ができた。でも今はガードレールでがっちり
阻止されてる。アカウミガメの卵を守るために浜辺で花火やったりバーベキューしたり
できないように見張ってるのかも。
赤羽のようにシャワーとかはないが、どこからか水を引いて来ていて、
チョロチョロとタンクに溜まっていた。
もちろんうちはちゃんと小型のタンクに水を積んで行ったけど。

久しぶりの表浜海岸はむしろ昔より綺麗になってた気がした。
昨日の強雨で多少岸寄りにゴミはあったけど、砂浜も砂も綺麗だった。
少々白波はたってたけど。


思ったより砂浜が寒いので、下だけ水着にして、上はシャツを着せたまま
仔牛を浜辺の水がすこーしあるところに座らせてやった。
泣くかと思ったら意外と砂に興味を持ち、寄せて来た波に恐る恐る手を突っ込んで
砂を触って、ギョッとしながらその砂を牛子の服に塗りたくったり、
口に入れようとするのでちょっと慌てた。

本当はもうちょっと体全体を塩水につけてやろうかと思ったけど
涼しい海岸線よりも水際の方がもっと涼しかったのでやめておいた。
それにしても普通の日の海は静かだ。

牛子の向こうに遠州灘が続く。
さすが片浜十三里と言うだけあるなあ、砂浜おっきいなあ、と妙に感動したり。

まだまだ暑くないし昨日の雨の影響もあるかもしれないが、砂浜にへんなにおいもなく、
何となく気持ちよかったが、仔牛が風邪を引いてはいけないので早々に車に戻り、
仔牛を手作りシートに座らせてタンクの水で足やらお尻やらを洗い、着替えさせて帰って来た。
普段お風呂の洗い場で身体を洗われるのを嫌がるのに、今日は浜辺で座っても嫌がらんかったで
帰ってお風呂に入れる時に海パン履かせて洗い場に座らせてみたら?

と、お風呂にぬるめのお湯を少し溜め、仔牛に別の海パンを履かせて洗い場にマットを敷いた上に
座らせてみたら、何と泣きもせず。いつもは怖がって触らないおもちゃもいじり、
お湯をかけてやっても嫌がらず(いつもはマットの上に座らせるだけで泣き、牛子や婿さんが
抱っこして洗おうとしても泣く。)

湯船の中が一番落ち着くらしい。

それなのにこれで泣かないんならそんなにありがたいことはない。

無理しちゃいかんよ、お風呂が嫌いになっちゃうと困るでね。
親の都合を優先させなきゃいけない時もあるが、急がなくていい事は急がなくてもいいと思うので
無理やりひっ捕まえて泣き叫ぶのを無視してゴリゴリ洗って、怖がるシャワーでゴーゴーお湯を
ぶっかけるなんて事は、1歳児にはできないわ。
穏やかに過ごせる時は穏やかにしておいてやりたいのだ。

その方が無駄に泣かない。
ゴネない。

私自身も結構気分転換になりました。