黄色い装いで
雪を見あきて 恋しかった黄色
早春に まんず咲くという マンサク
太平山の ふところに抱かれて
雪の中から 手招く
ちいさな花 寄り集まって
雪野を 明るくしている
会いたかった
南の風を 感じたある日
男鹿半島に 春をいざなう福寿草
海の風が やさしく つぼみに点火する
ぽっ ぽっと 火をともした 小さなランタン
薄暗い林を 明るくし 導いてくれる
会いたかった
まるで 幸せのお守りのよう
やわらかい日差しを 感じたある日
タンポポ 水仙 菜の花
春は 黄色い装いで訪れる
冬のあいだ 丸くなった背を伸ばし
さっそうと 歩こう
雪国が 待って 待って
待ち焦がれた 春
さあ 野に出て行こう
まだ、よくわからないです(^^;