穏やかに…シニアブログ

日常・民話など

クリスマスローズの里

2023-03-31 18:07:31 | 季節の花

秋田市の珠林寺境内の クリスマスローズを今年も見に行ってきました。

とても広い敷地ですから、たくさん植えてあります。 

何年か前から樹木の花も徐々に増え やっとお花が見られるようになり 楽しみです。

中には、福島の滝桜の 孫桜も植えてあり まだ小さい木ですが 花咲く日が楽しみです。

 

 👆境内には イチリンソウや、カタクリの花もたくさんです。

昨日は(30日)とても強い霜が降りて クリスマスローズたち 大丈夫だったかなぁ?

ミニ水仙が、あちこちに👆   我が家の水仙も本日咲きましたよ。

エレガンス桜みゆき 色が濃くてきれいでした。

👆 アブラチャン

👆ひゅうがみずき  上のアブラチャンと似ていて名札がないと 私には区別がつきません

⁂日曜日には「小さな花まつり」が 開催されオカリナ演奏もあるそうです。

 

昨日は、畑の草抜き 抜いても抜いても・・・ 明日もまたがんばります。

あまり続けると、背中や腰にくるので ぼちぼちと。 昨年取り残した青菜が新芽を出して

ほんのり苦味ありましたが、美味しかった♪  カモシカさんに食べられなくてホッ!

本日午後から お友達二人が遊びに来たので 久しぶりにおしゃべり☕ 

一人の方は、運転を止めたと言って 息子さんが送迎してくれました。いずれ私も・・・

お花をたくさん見て おしゃべりして今週は気分爽快。明日はスタンドでタイヤ交換して🚗も軽くなります。

 

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むかしっこ うばっ皮の嫁

2023-03-25 18:13:13 | 昔っこ・民話

昔々 あるところさ とど(父)と、3人の娘こがおったと。 とどな上方さお参りに出かけることに

なったど。    にぎりまま🍙いっぱい握ってもらい それをしょって(背負い)出かけたと。

したばよ、とど(父)山さ さしかかったらよ、蛇が大きなカエルを飲みこもうとしていた。

上方にお参りに行くとどは、だまって飲み込まれるのを、みていられない・

なんとかして助けてやりたいと、思ったと。「蛇・へび そのビッキを助けてやってけれ。

おらとこに娘こ3人いるから、一人嫁こにけるがらよ。」

とどは、そう言ったと。それを聞いたヘビは喜んで「ほんとだべな」そう言ってカエルをはなして

山に入って行った。とど、そのまま上方さお参りして、家さ戻って来たら、なんと@@ 立派な男が

嫁こもらいに来ていた。これは蛇に違いない。蛇はなんにでも化けるから きっと蛇だ。

 

困ったことになってしまった。とどは 3人の娘を呼んで、初めに1番上の娘に願ってみたど。

したども「蛇の嫁こなの えがねんし(行かない)」あっさり断ったど。2番目の娘もだめだったと。

3番目の娘は、「とどが病気になったらいけないので、おら えぐんし(行きます」

それを聞いたとど、「おめえの好きなもの なんでも買ってやるから 言ってみれ」

「おらぁ、蛇の嫁になるから 何もえらねんし」3番目の娘はしばらく考えて

「んだば、ふくべ(瓢箪)千個と、針千本買ってけれ」といったと。

 

ヘビは立派な男に化けて 嫁こ迎えに来たと。それで、男さついて行ったら 山の方さどんどんえったど。

大きな沼があって そこで男は止まったど。「ここは俺の住んでいるところだ。中さ入れ」

男はそう言って、自分から沼さ入っていった。

「とでも、オラ水の中だば 入れねぇがら このふくべ沈めてけれ。それが出来たら この針千本

 水の上さ浮かべてけれ。」娘は 水の中さいる蛇に頼んだと。

「よし・よし それだばじょさね(簡単だ)ちょっと待ってれ」

そう言って 沼の底さ くぐって行って 小さい蛇をみんな集めてきたと。

 

千のふくべ沈めるとて どんなにがんばっても沈まらない。針千本も浮かばない。

ヘビはすっかり くたびれてみんな沼の底さ逃げて行ったと。娘は蛇の嫁こに ならずに済んだが

暗くなったし、道はわからないし、なんとしたらええか考えているうちに

ずっと向こうさ ぽつんと一つ明かりが見えた。 「道 迷ってしまったから、何とか一晩

泊めてもらえねんすべか。」

「ああ、泊まってええよ。実はオレはな。おめえのととに 助けてもらったことある ビッキでな

おめえを助けてやっから おれのいうことを聞けよ。わがったか」

娘は蛇の嫁っこになるよりは、ましだと思って 「ええんし(いいです)」と答えたと。

 

ばあさまは、「湯沢さ、大きい酒屋があるから、おめぇは そこで使ってもらえ。んだども、

そこまで行く途中に 人食い鬼が出るかもしれねぇ。おめえのような めんこい娘っこだば

たちまち食われてしまうから、この、うばっ皮(婆さんの皮)着ていけ」

そうゆってばあさまは、茶色のうばっ皮を渡したど。 娘は言われた通りに着てみたら

たちまちええ年した ばあさんになってしまったど。

娘は山を下って行ったら、人食い鬼が出てきたど。んだども一目見て

「なんだ!こんな年寄ばあさんを食っても、うめぐねえからやめた」そうゆってどっかさ行ったと。

           無料イラストよりお借りしました

ばあさまの言う通り。湯沢に大きい酒屋があったと。娘はそこに行って「なんとか、おらどこ使って

もらえねんすか。ありったけ働ぐから」 そうゆって願ったら、そこの親方はしばらく考えていたが

「ばあさん、歳いって大変だべども、火たきぐれぇだば出来るかもな」

と言って使ってもらうことになったと。酒屋の人たちから 火たきばあさんと言われて

働いてから、何日かたった ある日酒屋の一人息子が 晩遅くにもどったら、火たき婆さんの

いる部屋だけ明かりがついていた。なんだべと 思ってそろそろと行ってみたら、若いきれいな娘が

ろうそくの火で縫物をしていた。息子はどでんして(びっくり)してしまった。

 

また次の晩にこっそり行ってみたら、やっぱり若い娘が縫物をしている。

あまり、その娘がきれいなもんで、息子はすっかり惚れて、ついには病気になってしまったと。

息子が、何日も寝たきりで起きないもんで、酒屋の親方は、あっちこっちの医者どこよばったと。

なして、病気になったか分からねぇから、薬の飲ませようもない。

親方は家の前さ 大きな立札を立てた。

「おらえの息子、得体の知れねぇ病気さ かかってしまった。助けてくれた人さ 千両箱をやる」

と書いてあった。ある行者がその立札を見て 酒屋さ入っていったと。その行者は

「立札を見れば、わけの分からねぇ病気だそうだが、いっぺん、はっけを(占い)おいてみよう。

そうすれば、病気になったわけもハッキリするだろう」と言って

八卦おいたと。そして行者は厳かに言い渡した。

 

「一人残らず、娘っ子たちを集めて、その娘っこたちに 水を汲ませて持っていかせろ。

そして息子の飲んだ水を汲んでいった 娘っ子を嫁にしろ。そうすれば、息子の病気はすぐ治る」

親方は、行者の言った通り、娘っこたちをたちをみんな集め 代わる代わる水を運ばせた。

したけど、息子はみんな首をふって断ってしまう。

「火たき婆さん、おまえじゃだめに決まってるども、まずもっていってみれ」

そう言われて、火たき婆さんは、途中でうばっ皮を脱いで ええ娘になって水運んでいったと。

   

       (無料イラストよりお借りしました)

そしたば、息子はにこっと笑って水飲んでしまった。 とたんに息子の体はシャキッとなった。

そこで、その娘が息子の嫁に決まった。嫁子は、よく働くし気がつくし、息子は、

気に入った 嫁こだから大事にして 湯沢のその酒屋は代々ずっと栄えていったど。

 とっぴんぱらりのぷう

「秋田県国語教育研究会 県学校図書館協議会編」より

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はやしべさとしさん・コンサート

2023-03-20 18:24:50 | 日記・雑記

3月19日(日) はやしべさとしさんの コンサートに。

一昨年 横手市での コンサートに行き その美しい歌声に魅了されました。

動画では いつも聞いているのですが、やはり生歌は格別です。

 

色が薄いですが,上のスケッチは はやしべさんが描いた 千秋公園にある、お隅櫓(おすみやぐら)

               

~叙情化を道づれに~其の七十八 3年続けて秋田へ~

本当に美しい声が ピアノだけの演奏で よりひきたてていると思います。

ピアノ奏者も すばらしい演奏でした。はやしべさんの前に出る事なく 歌い手が歌いやすい

演奏だったと思います。とても好感を覚えました。

 

「ポプラの伝言」という歌は NHKのみんなのうた 2月、3月の歌だそうで。

はやしべさんが作曲したそうです、地元の少年少女合唱団と 一緒に歌いました。

「みんなのうた」で、聞いたことなかったので 下に動画を貼っておきますので、お聞きくださいね。

 

ポプラの伝言

 

いよいよ「あいたい」と「ラピスラズリの涙」(小椋佳さん作詞・作曲) 

この2曲で涙腺がゆるみ・・・   お隣さんも(知らない方)グス・・・

私は特に「ラピスラズリの涙」 この歌に、グッとこみあげてきました。相方さんが隣にいたらな…と

すばらしいコンサート・至福のひと時を 満喫して帰りました。

 

コメント欄を 閉じようかと思いましたが、一昨年横手市で お友達が来なかったのでと

1番前の席を譲って下さった ぽこさんという方が もし見て下さってコメントを

入れてくださるかなぁと思い開けておきます。ぽこさん・今回も秋田にいらして下さったでしょうか?


スーパー87歳

2023-03-18 12:09:58 | 日記・雑記

先日 87歳のスーパーレディ 若宮正子さんの講演を聞きに行ってきました。

当選ハガキで2名入れますので 妹と二人で聞いてきました。なんともパワフルな方でした。

 

「人生100年時代をどう生きるか」と題し 1時間立ちっぱなしでの講演でした。

         

 

定年退職後にパソコンを始め、独学でプログラミングに挑戦。81歳で初めて開発した

スマートフォン向けアプリ 「HINADAN]が 米アップル社に評価され、2017年に同社の

世界開発者会に特別招待を受けた。国連のイベントで講演したり 日本政府のデジタル有識者として

委員も務めているそうです。

 

70代は、まだ若いわよ!色々な事にチャレンジしなさいとも。 周りの目は気にせず

生涯を通じて学び続け、創造的に生きていきましょう!

いや~ すごい87歳 スーパー87歳です。ひとつとして、とても真似できそうなものは

私には無いです(;^_^A  今年中に米寿になるとも。ただただスゴイ!としか 言いようがないです。

妹と二人で ぼけ老人には マネできる事じゃないが、なんとなく元気をいただいたね。

でも・お互いに100歳までは 生きたくないねと・・・

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福寿草に会えました

2023-03-15 18:08:56 | 季節の花

日曜日に 男鹿の福寿草に会いに行ってきました。

今年は季節がだいぶ 進んでいるのできっと咲いたと思って。

船川のローソンで🍓サンドを買って、美味しかったぁ!

 ちょっと早めに腹ごしらえをして さあ この福寿草山は、ほとんど平坦で歩きやすいんです。

👇おお~ 黄色い笑顔がお出迎え・ だあれも居ないんですよ。いつもなら何人かとすれ違うのですが。

イチゲが1本 咲いてました。今日あたりは きっとたくさん咲いたかな。

 

カタクリも蕾を抱いて 今日あたりは暖かったので咲いたでしょう

帰路に 日本の渚100選の 鵜の崎海岸に立ち寄りました。小豆岩が 浅瀬になっていたので

長靴をはいて だいぶ近くまで行けました。ずっと向こうに1直線に見える場所まで大小さまざま

そばに行くとけっこう 大きい石でした。不思議な石なんですよ。その先はずどんと深くなってます。

  小豆岩の続きは、このようにず~と縞模様になった浅瀬です。満潮になれば見えないですが

  塩が引くとこのように。この場所は、色々と学術的にも貴重な場所だそうです。

 

昨日は、整形に骨粗鬆賞の薬をもらいに。3時間待ちでそのあと リハビリ室でウオーターベッド。

本日、3か月ぶりに歯科。明日は大学病院と 病院週間です(;^_^A

福寿草には、元気をもらいました。やはり黄色い花はパワーを もらえます。

雑草も ぬかないといけないし、遊んでばかりもいられないのですが、花が盛りの時に会いたいなと。

北国は花が咲き始めると 何もかも一緒に咲いて 観に行くのが忙しいです。

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