一昨日の 夕食時、 義父が 急に 夫と 私に向かい
「おめーら! これだけは 言わせてくれよな!」
さーて、 何を言われるのでしょう
「どこに 出掛けて 何してきても かまわねーけどよ、 挨拶くらいして行けや!」
はいっ?
「今日 昼間 出掛けっ時、だぁれも 何にも 言わねーで 出掛けっちゃーのな!」
な、 何を おっしゃる?
同時に 夫は 「言ったよ」 と、 私は 「言いましたよ」 と 返事をしました
「そーかい? 俺には ひとっつも 聞こえなかったぞ!」
夫は 玄関へ 向かいながら 「出掛けてくっかんね」 と
私は 玄関を 出る時に 「行ってきまーす」 と 言いましたよ
確かに、 子どもたちは 「どこで ごはん食べたいー?」 などと
2人で 話に夢中になっていて 爺に 声掛けはしていませんでしたが
私たち夫婦は 「また 今日も 無視されたねー」 と
イヤな気分になっていたくらいですから、夫と私は 間違いなく 言ったのです
そこで、夫が 「じゃあ、オレも 言わせてもらうけど」 と
「父ちゃんが 出掛ける時、 『行ってきます』 とか 『出掛けて来る』って 言うかい?」
「オレは 言わねえよ!」
「だろ? オレは そういう親に 育てられたんだから、言えなくっても しょーがねえだろ?」
そして、これまた 信じられないことに
この やりとりを 聞いていた 義母が ご飯を 食べながら 笑ったんです
すごい 神経の持ち主‥
その後、 義父は 怒りで 顔を 高揚させ 「あー! もー 飲むの止めんべ!」 と
隣りの部屋 ( と 言っても、 夏場は 戸を開け放っておくので 続き部屋 )へ 移動し
ソファーに 座り、 ひじ掛けを指先で コツコツ コツコツ 鳴らし イライラを アピールしているのです
かなりの時間、この状態が続き、 「おい!ばーさん!早く 風呂 汲めや!」
‥こんな 荒んだ 食卓、 もう いやだよ‥