4月28日、十二指腸潰瘍穿孔性腹膜炎で緊急入院&手術となりました。
まさか私の人生でこんなことが起こるとは…
以下、ぐだくだの闘病備忘録です。(あくまでも個人的体験記です)
4月25日(火)
一週間ほど胃がムカムカしてあまり食べられないため、
外科を受診しレバミビド処方される。
4月28日(金)
午前5時ごろ激しい痛みで目が覚める。
激痛でさすがに「これはおかしい」と思う。
救急車を呼ぶか悩むが、住宅街なのでせめて7時まで待つことにする。
朝7時。この日の11時に外科を予約しているので、
早めにクリニックに行くことにする。9時ごろタクシーでクリニックへ。
どんどん痛みが増す。
受付中に気分が悪くなり、少し吐いてしまう。
(看護師さんからビニール袋を頂いてました)
車椅子に乗せられ、やはりこの日予約をしていた泌尿器科の待合室へ。
結構待たされる。救急車で来なかったことを後悔し始める。
なんだかんだで泌尿器科をパスして外科へ移動。
外科でも待たされ、何とかレントゲン撮影。
フリーエアが見つかり、隣の病院へ。
このころから意識が朦朧としてくる。
家族が呼ばれ、手術前提の処置が始まる。
色々聞かれてもあまり答えられないほどの激痛。
脱水状態で点滴が入りにくい。その他管がつけられる。
横で家族が医師の説明を聞いているが、
「手術しない選択肢もありますか?」とか質問しているので、
内心「何でもいいから早く同意書にサインしてくれ~!」と叫ぶ。が、
激痛で声が出ない。遠方の家族にも連絡をとる。
造影CTで十二指腸潰瘍からの穿孔と判明。
腹腔鏡手術になると聞き、ちょっと光が見える。「ラッキー!」
現代医学万歳!
人工肛門になる可能性があるか、など医師に質問する。
(一時的に人工肛門になる可能性はある、と言われる)
熱がないので私は腹膜炎はないと思っていたが、
十二指腸穿孔では熱が出ないこともあるそう。
午後3時半ごろ手術室へ。多分2時間位の手術?
手術室から出てきたら遠方の家族もいてびっくりする。
ICUへ。
術後二日間ほどは驚くほどたくさん夢を見ました。(うとうとしながら時々目が覚める)
私は普段ほとんど夢を見ないのですが、
極彩色のイメージに常に取り囲まれている感じでした。
フルカラーで大音響の音付き、迫力がありました。
一番印象的だったのは、古い神殿のような回廊に立っていて、
遠くにお花畑が見えるのですが、結構遠いので行くのをやめた夢でした。
目が覚めてから「あのお花畑はあの有名なお花畑だったのかなあ?」と思いました。
がんばって行っていたら、懐かしい人に出会えたのでしょうか?
億劫がって行かなくて良かった…
もう一つは名人戦第2局の結果が相当気になっていたらしく、
渡辺名人が勝って拍手されている夢を見たりしました。
(実際には名人戦第2局は藤井竜王の勝利でした)
4月29日(土)
多分ICUには一泊して、翌日には一般病棟へ。
一般病棟でもプロジェクションマッピングのように映像が次々に浮かぶ。
天井のエアコンが埃だらけに見えて、「こんな病室イヤだ~」と思う。
もちろん後で確認したら、エアコンはきれいでした。
なぜあんな風に見えたかは全くの謎。
4月30日(日)
自分で歯磨き。
お腹にドレーンチューブが三本入っている状態。他にも色々。
5月1日(月)
胃管・酸素外れる。水少しずつ。
夕方、看護師さんに支えられ、1m位歩く。グラグラくらくらする。
ベッドに座る。
5月2日(火)
発熱。昼から流動食。食後ガス少し出てほっとする。
夕方リハビリ。介助付きで病室のドアまで往復。
アロチノロールをのんでいないので本体振戦の症状が出始める。脈拍速い。
夕食後ガスがしっかり出る。
5月3日(水)
微熱。リハビリ、午前20m、午後50m歩く。
5月4日(木)
微熱。午後から五分粥。
午前午後リハビリ後、車椅子に座る。6時間位。
夕方点滴外れ、留置針のみに。体重測定、2㎏ほど減少。
夜、背中ひどく痛い。車椅子に長時間座っていたせいか?
5月5日(金)~術後1週間
朝、排便あり!
昼から全粥。病棟内グルグル歩く。(介助付き)
今日も車椅子に4時間位座る。
5月6日(土)
微熱。尿のチューブ外れる。
午前回診でお腹の左側のチューブが1本抜ける。
午前トイレ。最初は介助付き、あとは一人で。
夜からアロチノロール・ベルソムラ・カロナールが処方される。
5月7日(日)
平熱。
午前回診で心電図モニターとお腹の右側のドレーンチューブが1本抜ける。
背中の張り少し良くなる。
5月8日(月)
朝微熱。昼からは平熱。
午前回診でお腹の右側のチューブが抜ける。お腹のチューブがなくなって嬉しい!
5月9日(火)
平熱。夕食から常食。
5月10日(水)
術後初めての洗髪。看護学生さんが洗ってくださいました。
リハビリ、日常の動作ができるか確認。
床からの寝起き、運転、1~2kgのものを運ぶ、等々。
5月12日(金)
退院!
人生初の外科手術でした。
お医者さんはもちろん、看護師さん、理学療法士さん、お掃除の方…
全ての方に感謝感謝です。
痛み止めについては看護師さんによって若干の考え方の違いがあるようで、
痛みを抑えてリハビリをしましょう、という方と、
なるべく使わないで、という方がいて、戸惑いました。
退院後も考えるのは、早朝激痛に見舞われた時に救急車を呼んだ方が良かったのかどうか。
このあたりで一番大きい病院に搬送されても、
早朝では例えば造影CTができたのかはわかりません。
タイミングがどうだったのか本当に分かりませんね…
動けるようになってからは、一周100m弱の病棟をグルグル歩いていました。
最大25周。
退院してからグダグダ過ごしているので、
入院中の方が体に良い生活をしていたかもしれません。
野菜たっぷりの食時に、ご飯も普段より食べていましたし。
退院後の診察は25日(金)。
コーヒーとアルコールが解禁になると良いな~
まさか私の人生でこんなことが起こるとは…
以下、ぐだくだの闘病備忘録です。(あくまでも個人的体験記です)
4月25日(火)
一週間ほど胃がムカムカしてあまり食べられないため、
外科を受診しレバミビド処方される。
4月28日(金)
午前5時ごろ激しい痛みで目が覚める。
激痛でさすがに「これはおかしい」と思う。
救急車を呼ぶか悩むが、住宅街なのでせめて7時まで待つことにする。
朝7時。この日の11時に外科を予約しているので、
早めにクリニックに行くことにする。9時ごろタクシーでクリニックへ。
どんどん痛みが増す。
受付中に気分が悪くなり、少し吐いてしまう。
(看護師さんからビニール袋を頂いてました)
車椅子に乗せられ、やはりこの日予約をしていた泌尿器科の待合室へ。
結構待たされる。救急車で来なかったことを後悔し始める。
なんだかんだで泌尿器科をパスして外科へ移動。
外科でも待たされ、何とかレントゲン撮影。
フリーエアが見つかり、隣の病院へ。
このころから意識が朦朧としてくる。
家族が呼ばれ、手術前提の処置が始まる。
色々聞かれてもあまり答えられないほどの激痛。
脱水状態で点滴が入りにくい。その他管がつけられる。
横で家族が医師の説明を聞いているが、
「手術しない選択肢もありますか?」とか質問しているので、
内心「何でもいいから早く同意書にサインしてくれ~!」と叫ぶ。が、
激痛で声が出ない。遠方の家族にも連絡をとる。
造影CTで十二指腸潰瘍からの穿孔と判明。
腹腔鏡手術になると聞き、ちょっと光が見える。「ラッキー!」
現代医学万歳!
人工肛門になる可能性があるか、など医師に質問する。
(一時的に人工肛門になる可能性はある、と言われる)
熱がないので私は腹膜炎はないと思っていたが、
十二指腸穿孔では熱が出ないこともあるそう。
午後3時半ごろ手術室へ。多分2時間位の手術?
手術室から出てきたら遠方の家族もいてびっくりする。
ICUへ。
術後二日間ほどは驚くほどたくさん夢を見ました。(うとうとしながら時々目が覚める)
私は普段ほとんど夢を見ないのですが、
極彩色のイメージに常に取り囲まれている感じでした。
フルカラーで大音響の音付き、迫力がありました。
一番印象的だったのは、古い神殿のような回廊に立っていて、
遠くにお花畑が見えるのですが、結構遠いので行くのをやめた夢でした。
目が覚めてから「あのお花畑はあの有名なお花畑だったのかなあ?」と思いました。
がんばって行っていたら、懐かしい人に出会えたのでしょうか?
億劫がって行かなくて良かった…
もう一つは名人戦第2局の結果が相当気になっていたらしく、
渡辺名人が勝って拍手されている夢を見たりしました。
(実際には名人戦第2局は藤井竜王の勝利でした)
4月29日(土)
多分ICUには一泊して、翌日には一般病棟へ。
一般病棟でもプロジェクションマッピングのように映像が次々に浮かぶ。
天井のエアコンが埃だらけに見えて、「こんな病室イヤだ~」と思う。
もちろん後で確認したら、エアコンはきれいでした。
なぜあんな風に見えたかは全くの謎。
4月30日(日)
自分で歯磨き。
お腹にドレーンチューブが三本入っている状態。他にも色々。
5月1日(月)
胃管・酸素外れる。水少しずつ。
夕方、看護師さんに支えられ、1m位歩く。グラグラくらくらする。
ベッドに座る。
5月2日(火)
発熱。昼から流動食。食後ガス少し出てほっとする。
夕方リハビリ。介助付きで病室のドアまで往復。
アロチノロールをのんでいないので本体振戦の症状が出始める。脈拍速い。
夕食後ガスがしっかり出る。
5月3日(水)
微熱。リハビリ、午前20m、午後50m歩く。
5月4日(木)
微熱。午後から五分粥。
午前午後リハビリ後、車椅子に座る。6時間位。
夕方点滴外れ、留置針のみに。体重測定、2㎏ほど減少。
夜、背中ひどく痛い。車椅子に長時間座っていたせいか?
5月5日(金)~術後1週間
朝、排便あり!
昼から全粥。病棟内グルグル歩く。(介助付き)
今日も車椅子に4時間位座る。
5月6日(土)
微熱。尿のチューブ外れる。
午前回診でお腹の左側のチューブが1本抜ける。
午前トイレ。最初は介助付き、あとは一人で。
夜からアロチノロール・ベルソムラ・カロナールが処方される。
5月7日(日)
平熱。
午前回診で心電図モニターとお腹の右側のドレーンチューブが1本抜ける。
背中の張り少し良くなる。
5月8日(月)
朝微熱。昼からは平熱。
午前回診でお腹の右側のチューブが抜ける。お腹のチューブがなくなって嬉しい!
5月9日(火)
平熱。夕食から常食。
5月10日(水)
術後初めての洗髪。看護学生さんが洗ってくださいました。
リハビリ、日常の動作ができるか確認。
床からの寝起き、運転、1~2kgのものを運ぶ、等々。
5月12日(金)
退院!
人生初の外科手術でした。
お医者さんはもちろん、看護師さん、理学療法士さん、お掃除の方…
全ての方に感謝感謝です。
痛み止めについては看護師さんによって若干の考え方の違いがあるようで、
痛みを抑えてリハビリをしましょう、という方と、
なるべく使わないで、という方がいて、戸惑いました。
退院後も考えるのは、早朝激痛に見舞われた時に救急車を呼んだ方が良かったのかどうか。
このあたりで一番大きい病院に搬送されても、
早朝では例えば造影CTができたのかはわかりません。
タイミングがどうだったのか本当に分かりませんね…
動けるようになってからは、一周100m弱の病棟をグルグル歩いていました。
最大25周。
退院してからグダグダ過ごしているので、
入院中の方が体に良い生活をしていたかもしれません。
野菜たっぷりの食時に、ご飯も普段より食べていましたし。
退院後の診察は25日(金)。
コーヒーとアルコールが解禁になると良いな~