愛ーエステ

長年のエステティシャンとしての経験を生かし正しいスキンケアをお伝えします。

UVケア4

2017年11月11日 | Weblog

紫外線カットするUVケアについて4回目。

 

 

紫外線にはA波、B波があるのは皆が知っていると思う。Cは殆ど、地上には届かないので関係ないとして・・・。

市販されているUVカット商品には、SPF○○ PA++・・と言う表示がされている。

 

 

 

今日の写真で見て、一目瞭然だけれど、A波は紫外線の90%を占めており、肌奥まで浸透し、真皮中のコラーゲンを破壊してシワを作ったり、たるみの原因となる。

 

一方、B波は肌表面に到達し、エネルギーが強いので、いわゆる「火傷」を起こしたりシミになる強い紫外線。

 

 

夏の紫外線にはB波が最も多く、A波は、年中降り注いでいる。

 

 

SPF○○・・・と言うのは紫外線B波を防ぐ時間。PA+・・は紫外線A波を防ぐ指数。

 

 

 

SPF○○・・・この数値が高ければ高いほど、肌への負担は大きくなる。

 

 

計算方法は、ここでは割愛するとして、日常の紫外線を予防するなら、数値は15~30位まであれば十二分。

でもね、一つ言いたいのだけれど・・・。

 

 

女性が日焼け止めを使うのって、色が黒くなりたくない、シミになりたくない・・・だから使うんだよね?

肌奥まで降り注ぎ、色を黒くさせるのはA波。

 

 

なので注視しないといけないのはPAの指数。なのに、ここは殆ど見てない人が多いのも事実。

 

 

SPFの数値が高ければ高いほど、「ききそう~」っと思って購入している人が多いように思えてならない。

 

でも、この高い数値のUVケアを続けていると肌は確実に乾燥し、ニッチモサッチモ、どうしようもない位、肌がボロボロになってしまう。

もっと、ひどいのは、化粧下地に紫外線吸収剤が含まれているものを使い、乳液にも含まれているものを使い、UVカット剤をも使いと言う複数使い。

これでは肌は良くなる暇もない。

明日に続く

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