日々是好日

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夜行観覧車

2014年05月21日 | 読書


図書館で借りた2冊の本、
ひとつは加藤文太郎の「単独行」
もう一つは湊かなえの「夜行観覧車」だ。

加藤文太郎は作家では無い。
新田次郎の小説「孤高の人」の主人公である。

登山界では結構名の知られた人物で、この本は
彼の登山記録みたいなものだ。

文章は…良く言えば味がある。
で、悪く言えば読みにくい。

10日かかっても最後まで読めなかった。

貸出期間を延長し、
今週から「夜行観覧車」に切り替えた。
何年か前に、TVドラマ化されたようだが、私は見なかった。


余り楽しい話ではない。

ミステリーだから…

しかも「イヤミス」の女王と呼ばれる、
湊かなえの作品だ。

彼女独特の世界観と言うのだろうか…

誰もが持っていそうな、心の闇の部分を
巧妙に描き出している。

でも、私は結構好きだ。

直ぐに小説の世界に入り込み、
まだ1週間も経ってないのに、もう読み終わる。