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図書館で借りた2冊の本、
ひとつは加藤文太郎の「単独行」
もう一つは湊かなえの「夜行観覧車」だ。
加藤文太郎は作家では無い。
新田次郎の小説「孤高の人」の主人公である。
登山界では結構名の知られた人物で、この本は
彼の登山記録みたいなものだ。
文章は…良く言えば味がある。
で、悪く言えば読みにくい。
10日かかっても最後まで読めなかった。
貸出期間を延長し、
今週から「夜行観覧車」に切り替えた。
何年か前に、TVドラマ化されたようだが、私は見なかった。
余り楽しい話ではない。
ミステリーだから…
しかも「イヤミス」の女王と呼ばれる、
湊かなえの作品だ。
彼女独特の世界観と言うのだろうか…
誰もが持っていそうな、心の闇の部分を
巧妙に描き出している。
でも、私は結構好きだ。
直ぐに小説の世界に入り込み、
まだ1週間も経ってないのに、もう読み終わる。