夫が迎えに来ちゃった

29日の夜中、ガサゴソという音で目が覚めた。

横で寝ていた犬がゴソゴソやってた。

夏前頃から体調が優れず、日曜日には紙おむつを買って来た。

気分が悪かったようだった。

おむつも脱いで寝床の横に転がっていた。

新しい紙おむつを着けて、口の周りを濡れたタオルで拭いて
背中をさすってあげると、すやすやと眠り始めた。
しかし、すぐに息が荒くなり、そして呼吸の回数がへ減り、

未明には夫の元へと旅立って行った。

家に帰っても、「ごはん頂戴」の目も
「お散歩行こうよ」の目も無くて、部屋の中はガランとしている。

ちっこいのに、存在感は大きかった。

最近は頻尿気味だったので、夜中に何度も起こされて、
「明日仕事なのに！ゆっくり寝させてよ！！」って
辛く当たったりしたけど、あんなこと言うんじゃなかった…

でも、私だって生身の人間だ、やっぱ嫌な事
辛い事はある。

受け止めてくれてたのは犬の方だったのだ。

表向きは明るく朗らかにしているが、根っこはまだまだ暗い。
寂しさの埋め方が解らないままだって言うのに、

アンタ、まだ連れて行くのはちょっと早いって。。。