昨日は福井の「姥ヶ岳」に行った。
久しぶりの山登りだ。
メンバーは山友達のTちゃん、Sちゃん、そしてTちゃんのお知り合いのご家族4人、
福井ICから越前大野を越え、温見峠へと続く国道へ、麻那姫湖青少年旅行村を
過ぎたら橋を渡って林道に入る。
一応舗装はされているが、狭くて曲がりくねった山道を上がっていくと
登山口に到着する。
最初に出迎えてくれたのは、キクザキイチゲの花。
春一番に咲く、スプリングエフェメラルと呼ばれる花のひとつだ。
足元には、セリバオウレンの花も多い。
聞けばこの辺りにはオウレン畑が広がっているとの事、
1時間ほど登ると、平家平と呼ばれるブナ林に出る。
まだ新緑には少し早いが、空が抜けて、清々しいところだ。
一旦下って小さな流れを渡り、再び登り返し、
今度は鞍部まで下る。この辺りから所々に残雪が姿を現すようになる。
下り切ったところにはミズバショウの群生地が広がっている。
まだ咲き始めたばかりのミズバショウに感動し
緩やかな斜面を登っていく。
時々姿を現す残雪に足を取られ、登山道を見失いそうに
なりながら歩を進めるが、登山道に覆いかぶさるように茂るクマザサと
灌木に悩まされる。
これ程のヤブ漕ぎは久しぶりだ。
道はほぼ平になっているのにもかかわらず
なかなか頂上に着かないので、もしかしてルートを
間違えたかも…などと不安な気分を抱えつつ、
メンバーの殆どが、もうこれ以上のヤブ漕ぎはヤダ!と思い始めた頃、
ようやく山頂の標識を見つけた。
しかし、やっと着いたと言う安堵の気持ちとは裏腹に、
下りもまたヤブ漕ぎか…と言うウンザリ気分が頭をもたげ、
ちょっと複雑な気分だ。
山頂からは荒島岳方面の山々の眺めが素晴らしい。
反対方向には灌木の合間に能郷白山の姿も見えた。
登山口10:00 ・・・ 平家平10:40~10:50 ・・・ 山頂12:45~13:xx ・・・
平家平14:30~14:40 ・・・ 登山口 15:15
ヤブ漕ぎって、なんやろと思ったら、な~~るほど!
まだ、残雪があるんですね。
暑いくらいの下界では信じられない。
私も子山登り!
友人と近所で最近見つけた気まぐれパン屋さんで、ピザパンを買って、サービスのコーヒー飲んで、あまりの暑さに、ソフトクリームを食べて、カロリー摂り過ぎなので、古墳に登ったけれど・・・たったの4000歩でした(笑)
藤原岳にフクジュソウを見に行く頃には
キクザキイチゲやセリバオウレンなどは
もう、終わってる事が多くて、
なかなかお目にかかれなかったのですが、
とてもラッキーでした。
しかし、ヤブ漕ぎは、それはそれは大変で、
所謂、ヤブをかき分け、かき分け、行くんですけど、
跳ね返った枝に当たるし、
張り出した枝に引っかかるし、
足元は滑り易くて・・・
実際に下りで滑ってコケて
水たまりに顔から落ちました。
ケガは無かったけど。服もパンツも泥だらけ。