虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

9900万年前の最古のカタツムリ体ごと見つかる

2018年10月20日 | 自然からのメッセージ

何故だかこういうニュースは断固スルーできないので(笑)
メモのために置いておきます。
琥珀の中にいたのは、9900万年前のカタツムリ。
これまで最古と思われていたものより、7000万年以上も古かった!
恐竜とカタツムリは、同じ時空に存在していたのだ。
恐竜は絶滅したけど、カタツムリは今日も脈々と命をつなげている。






以下ナショナル・ジオグラフィックの記事より抜粋

 カタツムリはミャンマー北部で採取された小さな琥珀(天然樹脂の化石)の塊に含まれていた。2016年に個人の化石収集家から購入したものだ。あまり保存状態はよくないが、もう1匹のカタツムリの殻も含まれていた。この琥珀は、現在、中国広東省潮州の德煦古生物研究所に所蔵されている。

 カタツムリの化石は、ほとんどが殻のみ。今回の発見で重要なのは、カタツムリの軟組織が保存されていることだ。カタツムリの軟組織が琥珀内で見つかったことは過去にもある。しかし、学術誌「Cretaceous Research」に発表された論文で著者らが述べているように、今回の標本は「これまで最古とされたものより7000万年以上も古い最古のもの」という点が際立っている。
2018.10.17


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ソメイヨシノ寿命60年説、ソメイヨシノと富国強兵

2018年03月31日 | 自然からのメッセージ




今年も無事お花見ができたなあと、不思議な安堵感
この目で見ないうちに散っていたら、1年の不覚とか思ってしまうの、なぜだろう(笑)


● ソメイヨシノ寿命60年説

ソメイヨシノはクローンなので寿命があり、戦後同時期に植えられた木は、枯れる時もいっせいに枯れる、そんな話を聞いたことがあります。
ここの公園の桜は、植えてからすでに50年以上、たっているというから。
遠目はきれいに咲いているけれど、よく見ると枯れてしまったのか、枝が伐られているところもあった。


 


そして気がついたのですが、ほとんどの木が、キノコの菌糸が幹の中に入ってしまったのか、幹の下の方には、サルノコシカケ?のような固いキノコが生えている。(付記:調べました、「コフキサルノコシカケ」という樹勢を弱らせるキノコでした。)

桜の名所や有名な桜には、樹木医さんがいるのだろうけれど、ここは普通の住宅街の普通の公園だから自然に任せて、細かな管理は行き届いていないのかも。

クローンザクラの寿命は60年と以前聞いた。
だとしたら、この公園の桜もあとせいぜい10年くらいなのだろうか?

桜はソメイヨシノだけではない。それぞれに風情がある。
とはいえ、お花見と言えば、ソメイヨシノ。なくなってしまったら、寂しい。

・・・で、ちょっと調べました。


日比谷花壇HPによると、環境による個体差があり、個体同士の間隔が狭かったり手入れが行き届かないと、樹勢が弱って大体60年で無残な姿になってしまうのだと。
 
桜を未来に ~ソメイヨシノの寿命60年説は本当か?~
https://sakura.hibiyakadan.com/page.jsp?id=4808545
 ↓
もともと人が接ぎ木をして作って植えてきたソメイヨシノです。人が手を掛けないとソメイヨシノは弱ってしまいます。その時期は植えられて40年経ったころからで、弱り始めて何も手を掛けずにいれば衰退はいっそう進み、60年経った頃には無残な姿になってしまうでしょう。これが寿命60年といわれる所以だと想像しています。




● ソメイヨシノと富国強兵


しかし、このサイトに書かれていたことにさらにびっくり。

そのようなソメイヨシノが、なぜ全国的に、しかも急速に広まったのでしょうか。ソメイヨシノを植えるように推奨したのは明治政府といわれています。明治維新後の新政府は、徳川時代から続くもろもろの体制を積極的に排除しました。サクラの世界においても同様なことが行なわれ、今までのサクラの名所にあったヤマザクラは、政府の意向で新しく登場したソメイヨシノに植え替えられました。ソメイヨシノは富国強兵の波に乗り、あっという間に全国に植え広まったのです。


明治政府の方針で、徳川の体制をみんな排除するために、親しまれていたヤマザクラから新参者のソメイヨシノに植え変えられ、それが富国強兵の波に乗りあっと言う間に全国に広まったって。
ソメイヨシノは、桜の花が全体美しく、葉が出る前に花が散ってゆくさまが、美しく潔いということなのだろう。
そういや、軍歌にも「同期の桜」ってのがあったっけ。

咲いた花なら散るのは覚悟、見事散りましょ国のため

・・・って。死ぬことを強要する、やだようカルト。

靖国神社の桜が開花の標準木に選ばれているのも、その名残なのか。
ソメイヨシノが明治政府のプロパガンダに使われていたなんて・・・花に罪はないけど、なんだか、かわいそう。

戦後ソメイヨシノは、「お花見」という平和の象徴になっていった。
でも、自然は他の生物とも共生して支え合って、強さが生まれる。自然の中では、それ単体では生きていけない。
多様性をなくしたら、いずれ絶滅の危機が訪れる。
明治維新の植樹も戦後の植樹も、その視点が足りなかったと思う。


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秋の夜長のカネタタキ

2017年10月15日 | 自然からのメッセージ
 



外が だんだん暗くなって 夕暮れ

窓の向こうから カネタタキの鳴き声が・・!

チッチッチッ チッチッチッ

可愛い高い音で 鳴きます

と いっても 鳴き声だけで

姿は、ほとんど見たことありません


YouTubeにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=wdwxfvSO96c


思ったより羽が小さいのですね

秋の夜長の カネタタキ 

ああ風流だなんて 一つ俳句でも ひねっちゃおうか 
  ↑
少しパクり  
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金木犀の香り・今年は少し早い

2017年09月22日 | 自然からのメッセージ


9月22日 香りの先を辿っていくと
金木犀の蕾が膨らんでいた

生暖かい風と むくんだ空気

さわやかな日もあったけど 今日は全体 重たく感じる


茶番じみた政治とか国家とか
「頑迷」という名の蟻地獄だね







すでに 一つ二つと咲き出した
はちきれんばかりの 金木犀の蕾

あの人この人どなたにも やさしさを届ける
今年もどうぞ 来てくださいと 
金木犀の香る道


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対馬で野生のカワウソ発見

2017年08月18日 | 自然からのメッセージ



絶滅種ニホンカワウソ? 対馬で野生カワウソ、38年ぶり記録 琉球大チーム

もう連載終わっちゃって残念ですが、東京新聞・中日新聞の朝刊に連載されていた「おーい栗之介」。
昨日の第一報のニュースで、漫画に登場していた、カワウソの「ヌルちゃん」を条件反射で思い出しました。
 →おーい栗之介


いつも漫画を見ながら、ニホンカワウソ、絶滅しちゃったんだよね。
江戸時代は、こんな風に、日本中にいて、のんきに川を泳いでたんだよね。
・・・と思いつつ。

明治になってから、水を弾く毛皮を軍服に利用するため乱獲され、平和になってからは、河川の汚染や川のコンクリートブロックなどによって、棲家がなくなり、絶滅した。完全に人間のせいなんだと、それを思うと悲しかった。

だから、漫画の中で、カワウソのヌルちゃんやオオカミさんが、いきいき生きているのが嬉しかった。

でも、まさかのニホンカワウソ、ひっそりと生存していた可能性があったなんて。
まだ朝鮮半島などから泳いできたユーラシアカワウソの可能性もあるので(・・それはそれですごいと思う)、なんとも言えないですが、ニホンカワウソであってほしいですね。
今後も、静かに見守っていきたいです。



絶滅種ニホンカワウソ? 対馬で野生カワウソ、38年ぶり記録 琉球大チーム
沖縄タイムス 2017年08月18日
 【東京】長崎県・対馬でカワウソ1匹を撮影したと、琉球大学の伊澤雅子教授(動物生態学)のチームが17日、発表した。環境省のレッドリストで絶滅種に指定された「ニホンカワウソ」かは不明で、今後、同省が詳しく調査する。国内で野生のカワウソが記録されたのは38年ぶり。 琉球大学動物生態学研究室が、ツシマヤマネコの生態調査のために設置した自動撮影カメラに2月6日に映り、足や尾の形や動き方などからカワウソと特定した。今回発見されたカワウソは(1)対馬で生き残っていた(2)韓国から泳いで渡るなど自然に分布拡大した(3)海外から人による持ち込みや船に紛れ込むなど人為的要因で分布が拡大した−三つの可能性があるという。 報告を受けた環境省が7月に約1週間、痕跡調査を行った。7個のふんが見つかり、そのうち2個からニホンカワウソと同じ仲間に属するユーラシアカワウソのDNAが検出された。 それぞれ別の個体とみられ、オスとメスの可能性もあるが、サンプルが古く分析は不十分。8月下旬にも範囲を広げてふんや巣などを探し、かつて国内に生息したニホンカワウソの可能性を含め、生態や種類について分析する。 伊澤教授は「これまで目撃情報はあるが、信ぴょう性が薄いと言われていた。確証となる映像が撮れ、情報などがさらに集まるといい」と解明に期待した。
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内山節氏のコラムは未来からの手紙かもしれない

2017年07月18日 | 自然からのメッセージ
いろいろな意味で、新聞(または新聞紙)は重宝するので、最低でも過去1ヶ月分くらいは、手元に常においています。

そして、たった1ヶ月前の新聞でも、あらためて読むと「都議選の行方は?」なんてことが書いてあり、結果がわかっているから、あたかも、自分が1ヶ月先の未来人になったかのような気分になるから不思議。

そして気づいたこと。
東京新聞のコラム「時代を読む」の筆者の一人、哲学者の内山節氏の文に、私は何故かいつも、癒やされるような気持ちになるのだけれど、「ああ、そうか」と腑に落ちたのは、この感覚に近いからだ。
つまり、内山氏のコラムを読むと、目指すべき未来からのメッセージを受け取ったような気持ちになるからだと思う。

人と自然の共存、とよく言うけれど、現実は、人と自然がお互いに破壊しあっているのではないか、と思ったりする。
自然破壊とそれに呼応するような昨今の過激な気象現象。先日の九州北部の豪雨も、植林したものの手入れ不足だった杉の木が大量に流されて、家屋に大きな被害をもたらしている。
最初にみつかってから、瞬く間に危険なヒアリが、日本各地で発見されている。外来種の襲来は、ヒアリだけに限らない。
それらはすべて、自らが海を泳いできたのでなく人為的な移動によって、国内に入ってきたもので、国内の自然の生態系も多くの外来種によって破壊されつつある。

だのに、政治と言えば、権力にあぐらをかき、見え見えの嘘をつきながら、他国との危機をやたら煽って、憲法すら自分達のいいように変えたいらしい。
足元はいい加減でありながら、遠くの煙を憶測だけで大騒ぎする。(敵を作れば人心はコントロールしやすい)
努力の方向がトンチンカンで、本当に肝心なことが、すっぽり抜けてしまっているのではないか、と思うのだ。

以下、2017年7月2日の「時代を読む」より。多分これは、未来からの手紙。




主張する国は災い招く
内山 節      


 私の家がある群馬県の山村、上野村の暮らしが、いつのころからか私に、自然は主張をしないと感じさせるようになった。たとえば、こういう森をつくりたいとは言わないし、川をこんなふうに変えたいなどとも言わない。

 自然の生き物たちはそれぞれの個性はもっている。タヌキはタヌキの生き方をしているし、そのタヌキたちの性格も、一匹一匹がけっこう多様である。木や草もそれぞれが個性的であるように、みんなが個性的な生き方をしているけれど、その全体としてつくられている自然が主張することはないのである。

 このあり方が自然を持続させ、自然の無事を守る柱なのであろう。主張なく展開しつづけたからこそ、自然は自然でありつづける強さをもつことができた。

 このかたちは人間の社会にも当てはまるのではないかという気がする。一人一人は個性的に生きている。だが、全体の社会としては主張することなく、無事に展開することだけを願いつづける。それができれば、自然が持続するように、社会も持続していくはずだ。

 歴史を振り返ってみても、社会や国がある方向性を主張したときは、さまざまな問題を発生させている。大東亜共栄圏をめざし、世界の強国になろうという主張は、その後の敗戦を招いただけではなく、アジアの人々にも大きな禍根を残すことになった。その前史には、富国強兵をめざすという明治以降の国の主張があった。

 国やそれを司(つかさど)る政府は、主張をもってはいけないのである。だから政府は憲法によって縛られ、憲法や法律を守ることが義務づけられている。それ以上の主張をしてはいけないということである。主張をしてよいのは一人一人の人間の方で、国民は自分の考え方を断固として主張してかまわない。

 とすると政府は憲法にもとづく社会の調停者でなければならないということになる。たとえばインターネットが普及すれば、それを利用した新しい犯罪もでてくる。社会の無事を守る調停者としては、それに対応した法律をつくる必要性もでてくるだろう。外国との関係でも、社会の無事を守るために、調停者は何をしなければならないのかを迫られるときはある。

 ところがいまの日本の政権は逆の方向に向かっている。自分の主張を押し通すことが正しいと思っているようだ。さらには共謀罪(テロ等準備罪)のような、一人一人の主張や行動を監視するような法案を強行採決してくる。これでは国は主張するが、国民は主張するなと言っているようなものだ。

 逆なのである。国民一人一人は個性豊かに生き、自分の主張やそれに伴う行動をする自由がある。それに対して国や政府は主張することなく、全休の無事を守る調停者でありつづける。このかたちこそが大事なのだと私は思っている。

 かつて日本の人々は、いろいろなことを自然から学ぼうとした。日本の伝統的な考え方では、社会とは人間の社会ではなく、自然と人間の社会のことだった。そして人間よりも優れた生き方があることを自然の営みから学び、それが自然に対する敬意へと結ばれていった。

 自然の生き物は個性的なのに、全体としての自然は無事を守る調停者のように存在している。この自然のあり方には、私たちが学ばなければいけないものがある。
(哲学者)


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ヒヤリとする…ヒアリ来日

2017年07月01日 | 自然からのメッセージ







ヒアリのニュースが流れるたびに、家族に「クロード・ヒアリ」とかオヤジギャクをいう人がいて閉口してます。



ヒアリ、1日に千個産卵の繁殖力 刺された時の対策は
朝日新聞2017年6月30日

 兵庫県と愛知県で相次いで発見されたヒアリは、体長2・5〜6ミリで、透明感のある赤茶色。触角の先端がこん棒のように太く、腹と胸の間に二つの「こぶ」があるのが特徴だ。ただ、似たような種類も多く、一般の人が見分けるのは難しい。

 原産地は南米中部。貨物船などにまぎれて移動し、米国や豪州、中国、台湾などにすでに定着している。

 国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室の五箇公一室長によると、ヒアリの女王アリは巣(コロニー)の中で1日千個以上の卵を産む。孵化(ふか)して成虫に育つまで約1カ月。アリの多くの種類は一つの巣に女王アリが1匹いるだけだが、ヒアリの場合は複数匹がほとんど。100匹確認されたコロニーもあるといい、繁殖力が強い。5月26日に兵庫県尼崎市で、コンテナ内部からヒアリが国内で初めて確認された際には、成虫に加えて幼虫や卵も見つかっている。

 一つの巣には働きアリが1万〜数十万匹いる。寿命は女王アリが6〜7年ほど、働きアリが1〜2カ月ほどだ。

 ヒアリは「引っ越しが得意なアリ」でもある。エサを求めて1年に数百メートル移動し、川を渡るという報告もある。数年かけて高さ数十センチにも及ぶドーム状のアリ塚を作る。集団で爬虫(はちゅう)類や小型の哺乳類を攻撃し、捕食する。一度定着すると根絶は難しく、生態系への影響も心配だ。

 九州大の村上貴弘准教授(行動生態学)は「ヒアリは繁殖力が強く、在来の昆虫などへの影響も大きい。分布域を確認し、とにかく封じ込めることが大切だ」と話す。

 もし、毒針で刺された場合は、20〜30分の安静が必要だ。刺されると、やけどのような激しい痛みを感じ、腫れや発疹、動悸(どうき)やめまいなどの症状が生じる。症状が悪化すれば、すぐ病院で受診する。アレルギー反応のアナフィラキシーショックで意識を失い、死亡する例もある。



日本に定着しないことを祈るばかりです。




おまけ・・・クロード・チアリ氏へのお詫びを兼ねて。

夜霧のしのび逢い クロード・チアリ UPC‐0012


夜霧 しのび逢い 咽び泣くギター 哀愁の昭和 玉置宏 で ございます
(わかる人だけわかりゃいい)
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まるで葉っぱ、新種のキリギリスはオスとメスで色が違う

2017年05月26日 | 自然からのメッセージ

ナショナルジオグラフィックニュースより、ボルネオ島で、新種のキリギリスが見つかったというお話。新種と言っても、ずっと昔から、こっそり生息していたのでしょうけれど。


まるで葉っぱ、新種のキリギリスを発見
(ナショナルジオグラフィックニュース2017年1月13日)



ピンク色はメス 左下の出っ張ってるところが頭




緑色はオス



色の違いは、ロンドン自然史博物館の動物学者ジョージ・ベッカロー二氏によると、擬態する理由が違うためだと考えられると、いうことです。

「メスは、赤い色をした若葉の陰に隠れている可能性が高く、場合によってはそれを食べているかもしれません」と、ベッカローニ氏は推測する。「メスを探して広範囲を移動するオスは、色々な場所に隠れる必要があるため、緑色に進化したと考えられます」



赤い個体は赤い葉にいて、緑の個体は、広範囲に動くからいわゆる緑色。
植物と虫の関係性、まことに不思議で面白いです。



★関連記事
 緑あふれる惑星・・・植物と虫の関係を勝手に「同調進化」と呼んでいるだ(笑)




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ハチの球ころがしから思ったこと

2017年03月12日 | 自然からのメッセージ
球転がし、ハチも見まねで学習 小さな脳に高度な知恵
中日新聞2017年2月24日



 ハチは球を転がして目的地まで運ぶという自然の中ではしない仕事を見まねで学習し、より効率的にこなせるように改善する能力があるとの研究結果を、英大学のチームが24日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 人や猿、イルカ、鳥などと同様、脳の小さなハチにも複雑な仕事をこなす高度な知恵が備わっている可能性がある。

 チームは、ハチが台の中心にある穴に5分以内に球を転がして運ぶと、報酬として甘い水がもらえる実験環境を用意。まず研究者が自分の手でハチの模型を動かして球を運ぶ手本を見せて訓練した後、ハチを観察したところ実験した9匹のハチ全てが手本をまねて球を運ぶようになった。

・・・(続き・東京新聞より転載)
 
 さらにチームはハチを3つのグループに分けた。一つ目のグループには手本として生きたハチの動きを見せ、二つ目には磁石の力でタマだけが動く様子を見せ、3つめには手本を見せなかった。
 その結果、生きたハチの手本を見たグループは、他よりも早くかつ高い成功率で球を転がした。手本として示していないより近くにある玉を優先的に動かし、早く仕事を終えたという。

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一寸の虫にも五分の魂っていうけど。面白い研究した人たちもいたものです。
虫といえど、ハチは、いろんな意味で、賢こ可愛いですねえ。(スズメバチ除く←苦手)


見て真似して学習する=複雑で高度な脳の問題・・・と人間は思うけれど。
もしかしたら、生きた個体同士で、五感とは別の未知の情報伝達手段があるかもよ、と思ってしまう。


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聟島(むこじま)で2年連続アホウドリのひな誕生

2017年03月06日 | 自然からのメッセージ
ここのところ怒涛のようにニュースが走っていたので、後回しになってしまいましたが、嬉しい話題もありました。

突然ですが、実はわたしめ、アホウドリ推し?と言うか、アホウドリが大好きなんですよ(笑)
羽毛狙いの人間にたやすく捕まってしまう、アホウと言われるほど愚鈍な鳥かと思いきや、海の上に飛び立ったあとに見せるダイナミックソアリングの美しさったら。
人間の都合で勝手に名前を決めるなっていうんですよね。
ペンギンが泳ぐことに特化したなら、アホウドリ(=アルバトロス)は、飛ぶことに特化したのでしょう。

かっこよすぎてドキドキする(笑)→ https://www.youtube.com/watch?v=0O3-acz6xbk

2014年にも記事を書いていましたが、その時は聟島(むこじま)列島 媒島(なこうどじま)ということでした。
続報が少なくて、わからなかったけれど、今回は、聟島で確認されたということです。
ちょっとややこしいけど、少しでも回復していくならそれは嬉しいことです。



天然記念物のアホウドリ 聟島で2年連続繁殖に成功(17/02/13)



アホウドリのひな誕生 小笠原で2年連続

 山階鳥類研究所(千葉県)などは13日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリのひなが小笠原諸島・聟島(むこじま)で生まれたと発表した。ひなの誕生は昨年に引き続き2例目。
 同研究所の研究員が1月12日、約300メートル離れた地点から望遠鏡で確認した。雌雄は分かっていない。昨年誕生し巣立った個体と両親は同じとみられる。
 小笠原諸島は戦前まで数万羽が生息する繁殖地だったが、乱獲で1930年代に絶滅。残った繁殖地の伊豆諸島・鳥島は噴火の恐れがあるため、平成20年以降、同研究所などが鳥島のひな70羽を聟島に移送した。同研究所は「今後もここで安定して繁殖する可能性が高い」と期待している。



欲望のはて、羽毛をとるために絶滅寸前まで殺し続けたのも人間なら、たった1羽のひなを孵化させるために、途方もない努力を惜しまないのも人間です。
この地球上に生きているのは、人間だけじゃないのです。当たり前のことだけど。

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さむくても

2017年01月19日 | 自然からのメッセージ





さむくても わたしは いきている






さむいから 知る うつくしさもある



画像:ナショジオ壁紙より。ドイツブナ林とポーランドのリス
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サル顔の蛾

2017年01月06日 | 自然からのメッセージ


(写真と文:西田賢司)

イダルス・トゥイスィアナ(鱗翅目:トモエガ科:ヒトリガ亜科)
A tiger moth, Idalus tuisiana
じんべ(甚平)を着たおサルさんのように見える。真上から撮影。
イダルス属は中南米から約50種がこれまでに記載されていて、 
コスタリカから17種の記録がある。                   
前翅長:約 15 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ



模様部分アップ



ナショジオの西田賢司さんのコラム、「コスタリカ昆虫中心生活 番外編 甚平を着たおサルさんみたいな蛾」に紹介されていた、これ。
もっと言うなら甚平というより、私には、ブータンの民族衣装(男性用)を着たマントヒヒみたいに見えますよ。

よく、蛾の羽なんかに、目玉模様がついていたり、フクロウみたいな顔があったりして、天敵を脅すと言われていますが、こういう猿顔に、何か理由があるのでしょうか?
もしかして、言われなかったら気づかなかったかもしれないけど、言われたら、もうお猿さん以外の何物にも見えないです。
写真のように大きくしたらお猿だけど、現実には15ミリだから、大きさ的には小ぶりの普通の蛾。小さすぎて、どう見ても人間を楽しませるための模様ではないです。
でもユーモラスで笑っちゃいますね。おもしろ~い。


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 サル顔のラン
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青いカエル@埼玉

2016年10月10日 | 自然からのメッセージ
ここ数年、年に一度くらいは、珍しい色のカエルがニュースになります。レアポケモンならぬレアアマガエル。
ブログにも記事として残してました。
(原発事故との関連で、もしかしたらとご心配される向きもあるかもしれませんが、全国で見つけられていて、そのこととは関係ないようですよ。よかったですね。)

   アマガエルの青吉と青太 (2015年 兵庫県)
   青いカエル黄色いカエル (2014年 秋田県)

色の変化は、先天的な色素の欠けのせいらしいですが、緑以外の色は、葉っぱの上では天敵に見つかりやすく、生き残るのも難しいので、よけいに珍しいということです。
以前に見つかった青いカエルの写真と比べると、同じブルーでも、個体差があって微妙に色が違います。

鳥じゃなくて、人に見つかってよかった。手のひらの小さな青いアマガエル・・・やっぱり、かわいいです。





かなり珍しい…青いカエル、田んぼで発見 羽生ふじ高等学園で飼育
埼玉新聞 2016年10月8日

 羽生市下羽生の県立特別支援学校「羽生ふじ高等学園」の田んぼ稲刈り跡で、体長約2・5センチの青いアマガエルが見つかり、「珍しい」と評判になっている。同校では、プラスチックの水槽にネットを張って飼育している。
   同校によると、発見したのは4日。9月28日の稲刈り後に田んぼを見に来た農業技術科担当の大塚俊太教諭(28)が美しい青色をしたアマガエルを見つけ、持ち帰って同担当の橋本敏幸教諭(59)に見せた。加須市の水産試験場に問い合わせたところ、「珍しい」とお墨付きをもらった。
 通常のアマガエルは黄色と青色の色素胞があって黄緑色になるが、青いアマガエルは何らかの原因で黄色が欠落して青色になったものと推定されている。
 橋本教諭は「アマガエルは鮮やかな青色をしている。とても美しい。そして、かなり珍しい。青色アマガエルは、蚊のような虫とミミズを与えて飼育している」と話し、興味深そうに見入っている。



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福島第一原発の動物たち

2016年09月10日 | 自然からのメッセージ
福島第一原発事故後、町に取り残されたペットや飢えた家畜たちが、無残な姿で亡くなり、胸を塞がれました。
もう二度と、あのようなことは起こってほしくない。

少し前になりますが、2016年6月20日の東京新聞「福島作業員日誌」より。
チェルノブイリの時も20年以上たって野生動物たちが増えてきていることを知って、びっくりしたけれど、あの福島第一原発周辺でも野生動物たちが生きている。



 福島第1原発2号機原子炉建屋内の監視用カメラに写った
キツネとみられる動物(中央)=2015年12月21日(東京電力提供)


37歳男性 タヌキにかじられた!?

 先日、朝礼で東京電力の人が「駐車場で車の誘導をしていた人がタヌキにかじられました。これからはハチも出ます。キツネもいますから気を付けて」と話していた。
 やっぱり福島第一は危険な現場だ。笑っちゃいけないけど、みんな大笑いになった。「うちにもタヌキおやじがいるからな」と、おなかの出たおじさんを仲間がからかったら、その人ものっちゃって「がぶーっ」とかむまねをしていた。
 かじられたのはお尻と言っていた気がするけど、大丈夫なのか。タヌキが出たのは林を駐車場にした場所。広大な森を削ってタンク置き場を作ったから、タヌキもすみかがなくなり怒ったのかもしれない。
 翌日、免震重要棟に向かう途中、キツネがバスの前に飛び出てきた。人懐っこくてなかなか逃げず、バスが止まって立ち去るのを待っていた。敷地内は森がほとんどなくなったが、動物はいる。
 3号機のがれきの上に鳥がいるのを見た時は「高線量だけど大丈夫か」と仲間と話した。3号機のプールにカモがいたという話もある。冬にはクレーンのエンジンが温かいのでハクビシンが入っていたり、春にはウグイスが鳴くのを練習するのが聞こえる。
 事故直後に敷地外でよく見た牛やイノシシは最近見ない。そういえば事務所のドアを開け、すぐそばにダチョウがいた時はびっくりして、僕の方が走って逃げた。 (聞き手・片山夏子)



タンク置き場を作るため、すみかが奪われて出てきたのか。
それでも、動物には放射線への恐怖心がないから、人間がいなくなったこの場所は、安全地帯なのかもしれない。
そして緊張の現場で、作業員の方たちの心を和ませていてくれることも、何だか、ありがたいと思う。
しかし、事故はまだ終わっていない。
牛やイノシシは、最近は見なくなったという。ここの動物たちには、どうか、長く生き続けて欲しいと心から思う。


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 原発事故のあと・チェルノブイリと福島
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煙龍

2016年06月16日 | 自然からのメッセージ




PHOTOGRAPH BY TIM PEAKE, ESA, NASA


人間の営みのそば。この自然現象に気づいたのは宇宙飛行士だけでした。
宇宙ステーションから見た煙は、大地から、白龍が高く昇ってゆくようです。
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ナショナルジオグラフィックニュース(2016年5月18日)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/051700036/
英国の宇宙飛行士ティム・ピーク氏が国際宇宙ステーション(ISS)から撮影した、カナダ、アルバータ州のフォートマクマレーで猛威を振るう山火事の煙。この火事の影響で、8万人以上の住民が避難を余儀なくされている。「この火事で被害に遭われた方々のことを思っています」というメッセージとともに、5月6日にピーク氏が自身のツイッターに投稿し、いいねの数は5500を超えた。
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