製薬会社とカネと薬害、宗教団体とカネとマインドコントロール。
今年は、折しも当ブログのテーマの中の二つが、コロナワクチン禍と統一教会の問題がクローズアップされたことで、浮き上がってきました。
(とはいえ、大手マスメディアにはコロナワクチン禍については箝口令が敷かれてるようですが)
(抜粋)
●小川さんは同委員会で法案の積み残し課題について「子どもの被害が現実的にはまったく救済できていないことです」と指摘。宗教2世の子どもの被害防止救済のためには「来年の国会で宗教的な児童虐待を防止する法案を与野党で協力して成立させるようにお願いしたい」と強く訴えた。
●小川さんは「被害拡大の張本人の与党側に(積極的な)動きが見られないから、被害者がそこまでやるしかなかったという事実を忘れないでいただきたい。今後は積極的な政府の被害救済に期待いたします」と述べた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
かれこれ、20年近く前になると思います。
電車の中で見た、家族連れのことが今だ、忘れられません。
夫婦と、小学校低学年くらいの男の子と妹と思われる幼い女の子。
21世紀になったのに、その家族は、まるで終戦直後からワープしてきたような身なりでした。
両親はまだしも、子どもたちの服装がひどくて、着た切り雀なのか、洗濯も行き届いていないような服に、汚れたズック。特に印象的だったのは、その髪型でした。
まるではさみで、ジョキジョキといい加減に切ったかのような、散切り頭。
これはどうしたことなのか・・・
そして極めつけは、家族全員、子どもたちまでアルファベットのOとRをデザイン化したペンダントをつけていたことです。
ORのペンダントとはなにか?
それは、大川隆法という人のイニシャル。「降伏の科学」という団体のシンボルマーク。
父が亡くなったあと、引き出しから、じゃらじゃらと大きいの小さいの、たくさん出てきたペンダントが我が家にもありました。
自分で使うだけなら、1個あれば十分なのに、なんでこんなに何個も何個も買うのか、買わせるのか。
認知症が入ってきた老人に、同じ物を何個も買わせて、罪の意識すらない。
一応宗教と名乗っているのだから、良心のかけらくらいは持っていて欲しいけれど、そんな価値観などは、あの世界にはないのでしょう。
このペンダント「身に着けることで、心を統一しやすくなったり、悪しき霊的影響から身を守る力があります。」と団体のHPにありました。
雑誌「ムー」の広告のページには、こういうの載ってますけどね・・
でも、まあ神社仏閣でも、似たような言い回しで、お守りを売っていたりします。
こういうものは、気分の問題でしょうから、修学旅行の学生のお小遣いで買える程度なら問題ないと思いますが・・
あの家族は、4人分のあのペンダントをいくらで買ったのでしょうか。
2011年のヤフー知恵袋によると、ペンダントは3~10万円と書いてありました。
実際我が家にあった実物を見れば、とてもそんな価値のあるものではありません。
アンチモニーに金メッキされたもので、ゲームセンターのコインかと思えるほど、軽くてチャチでチープな製品です。それが3~10万なんて、ぼったくりも良いところ。
詳しくはこちらに
↓
そんな物を家族分購入するくらいなら、おにいちゃんに新しいズックを買ってあげて、と。
男の子が学校で同級生たちにからかわれたり、いじめられていないか、心配になったのを思い出しました。
統一教会も悲惨ですが、他の宗教団体も、同じだと思います。
親が洗脳によって教団の言いなりになってしまったら、幼い子どもたちは、何もできないのです。
統一教会以外にも、宗教虐待されている子どもはいると思う。
日本でも、根本から考え直すべき時ですけど、与党が統一教会や創価学会と深く関わっているのですから、「ないよりマシ」ぐらいの骨抜きの甘い法律しかできないのもうなずけます。
基本、非課税。次々にイベントを作っては参加料や○○祈願だなんだと集金。
信者は自己満で良いかもしれないけれど、結果、信者でない家族の生活も、犠牲になる。
宗教団体は、ぼったくったお金を、ふんだんに使って、スーパーのチェーン店よろしく勢力を拡大しています。
久し振りに、例の団体のウィキペディアを見て、ここまで広がってきたのかと愕然としてしまいました・・。タメイキ。
宗教団体のビルはどれも、立派な建物ですね。
統一教会被害者の会の弁護士さんが、以前に言われていましたが、今は大きな宗教団体というより、
SNSの広がりにより、youtubeやフェイクブックなどをきっかけに、サークル活動のようなスピリチュアルや小さな宗教団体の中で被害が増えてきている、ということです。
水面下で、いろいろな団体が乱立、活動しているのでしょう。
「悪霊を取りのぞく」という名のリンチ殺人事件なども以前ニュースにありましたから・・小さいグループの方が返って怖いかもしれないですね。
この機に、怪しいグループ団体にも、司法がメスを入れるたらいいなと強く思いました。