渡辺直美を襲ったアニサキス食中毒の予防法
10日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で急増しているアニサキス食中毒について特集した。
番組ではタレントの渡辺直美(29)が先月、タレントの渡辺直美(29)が先月、アニサキス食中毒を患いツイッターで「アニサキスに注意です。激痛すぎてアラサー病院で泣きました」と明かしたことを報じた。アニサキスは10年で20倍にも増えた寄生虫で長さは2、3センチで胃に入り胃の粘膜に炎症を起こさせるという。魚介類についている寄生虫でサバ、イワシ、イカを生で食べると起きやすくなると説明した。
番組が取材した梅谷薫医師によると予防法は、「よく見る。よくかむ」とのことで、見れば発見できる可能性があり、かむことで死滅させることもできるという。
10日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)で急増しているアニサキス食中毒について特集した。
番組ではタレントの渡辺直美(29)が先月、タレントの渡辺直美(29)が先月、アニサキス食中毒を患いツイッターで「アニサキスに注意です。激痛すぎてアラサー病院で泣きました」と明かしたことを報じた。アニサキスは10年で20倍にも増えた寄生虫で長さは2、3センチで胃に入り胃の粘膜に炎症を起こさせるという。魚介類についている寄生虫でサバ、イワシ、イカを生で食べると起きやすくなると説明した。
番組が取材した梅谷薫医師によると予防法は、「よく見る。よくかむ」とのことで、見れば発見できる可能性があり、かむことで死滅させることもできるという。
たまたま、今朝のモーニングショーを見ていたので
アニサキスは、魚についている寄生虫で、たとえば、刺し身や、寿司についていたりするのですね。
だいぶ昔ですが、刺身のツマか何か、白い筋かと思ったのが、よく見たら動いていたりして、ゾゾゾ~ッとしたことがあります。
よく噛めば死滅させられる、ということですが、アニサキスがいること前提で噛むのも、なにか気持ちが悪いですよね。
できれば、生魚は食べないほうがいいのでしょうが、またこれがおいしいから、困ったもの…
実は、もう20年近く前になりますが、家族が、行ったことのない寿司屋で接待を受けたあと家に帰ってきて、おそらくはアニサキスにやられたと自覚できるような激痛を伴った腹痛を起こしたのです。その時、常備薬の安中散(あんちゅうさん)で事なきを得たことを思い出したので。
風邪をこじらす前に漢方で、という我が家のルールで、葛根湯や小青竜湯、桂枝柴胡湯などすぐ対処出来るように常備していました。
実は、何かのニュースで安中散がアニサキスによる腹痛に有効なことを知り、常備薬として安中散も買い置いていたのです。
もともと安中散は、神経性胃炎や、慢性胃炎に使われます。
安中散に含まれる、茴香(ウイキョウ)のアネトールという物質が、アニサキスを溶かすように分解することが確認されているそうです。
自分で「アニサキス溶かし実験」をしたことはありませんが、家族がとにかく情報通りに安中散で翌朝には回復できたことを思い出したので、生魚をよく食べる方は、常備薬として置いておくといいのではないか、というお知らせまで。
★関連サイト
アニサキス 生の魚介類で猛威 10年で20倍
(毎日新聞 2017年5月8日)
アニサキスは、幼虫(体長2~3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすい。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐(おうと)などの症状が出る。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こる。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できない。
ここ10年ほどの報告急増は、13年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象に明示されたのも一因だが、背景にあるのが生の魚介類の流通の多様化だ。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっている。
国立感染症研究所の杉山広・前寄生動物部第二室長が約33万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータを使って推計したところ、年間発生数は約7000件に上った。杉山さんは「アニサキスの食中毒を防ぐには加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」と管理の徹底を訴える。海外では、生食用の魚の冷凍保存を義務づける国もあるという。
厚労省などは、消費者には▽鮮度の良いものを選ぶ▽速やかに内臓を取り除く▽内臓を生で食べない--といった対策を呼び掛けている。刺し身を食べる時は、細かく砕くようによくかむことも大事だという。【下桐実雅子】
(毎日新聞 2017年5月8日)
アニサキスは、幼虫(体長2~3センチ)が魚介類の内臓に寄生し、鮮度が落ちると筋肉に移動しやすい。人がそれを生で食べると、数時間後から激しい腹痛や嘔吐(おうと)などの症状が出る。原因食品はサバが最も多く、サンマやサケ、アジ、イカなどでも起こる。シメサバによる報告も目立つように、酢では予防できない。
ここ10年ほどの報告急増は、13年から法令改正でアニサキスによる食中毒が届け出対象に明示されたのも一因だが、背景にあるのが生の魚介類の流通の多様化だ。大手の量販店や鮮魚専門店が市場の競りを介さず産地の業者から直接買い付ける「相対取引」などが盛んになり、消費者の口に入るまでの経路が複雑になっている。
国立感染症研究所の杉山広・前寄生動物部第二室長が約33万人の診療報酬明細書(レセプト)のデータを使って推計したところ、年間発生数は約7000件に上った。杉山さんは「アニサキスの食中毒を防ぐには加熱するか、マイナス20度以下で24時間以上冷凍すること」と管理の徹底を訴える。海外では、生食用の魚の冷凍保存を義務づける国もあるという。
厚労省などは、消費者には▽鮮度の良いものを選ぶ▽速やかに内臓を取り除く▽内臓を生で食べない--といった対策を呼び掛けている。刺し身を食べる時は、細かく砕くようによくかむことも大事だという。【下桐実雅子】