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観測史上最高気温41度

2013年08月13日 | 地球環境・温暖化・気候変動
高知県四万十市では、日本最高の気温41度を記録した。
なんとなく、四万十というと、四万十川の清流を思い浮かべてしまうため、「え?」と驚いてしまったのだけれど、盆地なので、フェーン現象が起きて、瀬戸内海の湿った空気が山の上で暖められて降りてくるからという。
四万十が自然豊かな場所で、まだ良かったのだろうか。これが都市部だったら、アスファルトやコンクリートの蓄熱作用もあり、さらに体感の暑さが増したのではないか。


うんと若い時、椎名誠さんの「インドでわしも考えた」という本を読んだ。
20年以上前に読んだものだが、その時に、とにかくインドは暑いんだ という印象が強烈に刷り込まれてしまった。・・・それ以外の中身はすっかり忘れてしまったけど。
著者の「気温40度超え」というその暑さのリアルな形容表現が恐ろし過ぎて、以来ずっと、私め、インドに生まれなくてほんとうによかったなあと思っているくらいだ。
しかし、まさか、この日本で、40度超えする日がこようとは・・・


いい加減、政治は国と国とのパワーゲームの駆け引きから卒業し、各国一丸となって、自然との共存を図ろうとしないと、自然から、手痛いしっぺ返しが来るだろう。というか、もう来ているが。
でも・・現実問題として、今の多くの政治家の意識レベルでは、そういう方向転換は、とても難しいと感じる。


菅直人善総理のブログに、「絶滅危惧種」という記事があった。

 絶滅危惧種

 恐竜は一億年以上地球上に生息し、六千六百万年前、地球に隕石が衝突して絶滅したといわれる。自然現象によって生物が絶滅するのは防ぎようがない。

 しかし今日、人間の経済活動が多くの生物を絶滅に追い込んでいる。人間は例外なのか。人間自体が人間の経済活動によって「絶滅危惧種」になりつつあるのではないか。しかもその心配は何万年先ではなく、50~100年先と、間近に迫っているという見方も有力だ

  ギリシャ神話では、人間に知恵を授けたプロメテウスを万能の神ゼウスが「人間に災いをもたらす」と言って罰したという話が出てくる。人間を滅ぼすのは自然現象でも他の生物でもなく、人間自身だという事をどう考えるか。


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菅さんにあって、多くの政治家に足りないものは、こういう視点。
アル・ゴアが最初に地球温暖化の危機を訴えた時も、多くの議員は鼻で笑った。そんなことより、経済が大事だと。
菅さんが、もし理解されていないとするなら、こういう視点をその人は持っていないからだろう。



おまけ・涼風献上



のんびり泳ぐジュゴンちゃんも、絶滅危惧種だけど。


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