5日の、ニュージーランド北方のケルマデック諸島沖の地震や、先月2月23日の東日本大震災の余震、福島県沖、最大震度6強の地震と、このところ大きな地震が続いている。
2011年の東日本大震災、その前、2月22日にニュージーランドでも大きな地震があり、日本人の犠牲者も出ていた。3.11から10年目の今年、何か同じような因縁に不安を感じる方もいらっしゃるだろう。
日本とニュージーランドは火山国の縦長の島国で、その南北の気候変化や寒暖差など、共通点も多い。
地球の規模で考えれば、互いに環太平洋火山帯の一部。そういう地勢の国土に住んでいるのだから、それは覚悟を決めて、これを警鐘ととらえ、心構えだけは忘れないようにしたいもの。
だからこそ。
今の与党の政治家の皆さんには、その意識が少ないのでしょう。10年前の大震災と原発事故は、地球意識から日本への警鐘だったと私は思っています。CO2排出ゼロを理由に原発推進なんて、国家を守るためにも本末転倒の政策ですよね。
また、地球全体の活動期ととらえるなら、次々起こる日本やニュージーランドの大きな地震のエネルギーによって、太平洋プレートからフィリピン海プレート、そしてユーラシアプレートまで、大きな力がかかっている可能性もあります。
中国、ロシア、北朝鮮…権力を使って国民を苦しめている国家の為政者たち、自分のエゴだけで生きていると…
この世は人間が支配する世界だと思っているかもしれませんが、46億年の地球の歴史の中では、人類は昨日生まれた新参者に過ぎないのです。中国4千年の歴史すら、その視点から見たら「ない」に等しいのです。
日本は当然のことですが、どの国であっても、地球からとんでもないしっぺ返しがいつ来るのかわからないということを、為政者は自覚して、国民のために「天災の最悪の想定」を常に忘れないようにしていただきたいものです。