震災以降、政治家、野党はもちろんのこと、特に政権交代をなしえた民主党の「与党内野党」みたいなグループに対する失望感。震災の衝撃に加えて、心底がっくりさせられたものです。
そんなことがわかってしまうのも、ある意味必然だったのでしょう。
しかし、民主党には期待していただけに、とても残念でなりません。全員とは言いませんが。
現状の制度の中では、政治家は組織票の意向を無視できず、多くの国民の願いである「脱原発」をはっきりと言葉にできないのは、仕方ないことなのでしょうか。
しがらみのない人たちを選びたいと思っても、しがらみのない人は、力も弱く、たいてい落選するし。
とはいえ、先日の大阪のW選挙のように、大言壮語を言う人に何か変化を求めるのは、独裁と隣合わせの危険もありそうで・・・それもこわい。
いったい、次の選挙、どうしたらいいのぉ~?と感じる人は、やっぱり私だけじゃなかったみたいです。
多くの人たちが同じことを感じてたんですね。
4日の東京新聞の朝刊一面に出ていた、「TSO JAPAN」というもの、ちょっとこれ、いいんじゃないかって思いました。
シダックスグループの代表がたち上げたもので、TSOの意味は、
アルファベットだけれど、日本語だっていうのが、またいいですね(笑)
批判するのは簡単だけど、それならば、
私たち自身が、どういう国にしたいのか
どういう未来があって
どういう利益があれば 安心なのか
どういう負担なら 耐えられるのか
能動的に考えることで、政治に対する目も変わってくるのではないかと思います。
以下、記事全文。
そんなことがわかってしまうのも、ある意味必然だったのでしょう。
しかし、民主党には期待していただけに、とても残念でなりません。全員とは言いませんが。
現状の制度の中では、政治家は組織票の意向を無視できず、多くの国民の願いである「脱原発」をはっきりと言葉にできないのは、仕方ないことなのでしょうか。
しがらみのない人たちを選びたいと思っても、しがらみのない人は、力も弱く、たいてい落選するし。
とはいえ、先日の大阪のW選挙のように、大言壮語を言う人に何か変化を求めるのは、独裁と隣合わせの危険もありそうで・・・それもこわい。
いったい、次の選挙、どうしたらいいのぉ~?と感じる人は、やっぱり私だけじゃなかったみたいです。
多くの人たちが同じことを感じてたんですね。
4日の東京新聞の朝刊一面に出ていた、「TSO JAPAN」というもの、ちょっとこれ、いいんじゃないかって思いました。
シダックスグループの代表がたち上げたもので、TSOの意味は、
T…託せる
S…政治家を探して
O…応援して、国民の思いを行動に
S…政治家を探して
O…応援して、国民の思いを行動に
アルファベットだけれど、日本語だっていうのが、またいいですね(笑)
批判するのは簡単だけど、それならば、
私たち自身が、どういう国にしたいのか
どういう未来があって
どういう利益があれば 安心なのか
どういう負担なら 耐えられるのか
能動的に考えることで、政治に対する目も変わってくるのではないかと思います。
以下、記事全文。
(画像:東京新聞)
■市民から公約投げかけ 脱原発など 賛同の政治家応援
2011年12月4日 東京新聞
シダックスグループの志太勤代表(77)が設立した「TSO JAPAN」(東京都港区)が、自分たちで政策を提示し、賛同する政治家を選び、応援する運動を次期衆院選に向けて始めた。フェイスブックなど、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を利用して輪を広げ、投票運動に発展させたい考えだ。 (宮畑譲)
TSOは「託せる」「政治家を探して」「応援し、国民の思いを行動に」の頭文字を取って名付けられた。震災復興を迅速に進められない政治への絶望と、候補者が示した公約を比べるだけでは有権者本位の選挙にならないという問題意識から発足した。
TSO内の議論では(1)将来の原発廃止と代替エネルギーによる技術立国の実現(2)歳出削減によるプライマリーバランスの均衡(3)早期の総選挙実施-の三点を掲げることが決まっている。復興、外交、教育などでも政策方針を決める。これらを、立候補予定者に投げかけアンケートを実施。結果を新聞やネットなどで公表したうえで支援する候補者を決定、投票を呼び掛ける。
市民がつくった公約を争点にすることで、有権者が選挙に能動的に参加するようになると期待される。
選挙後、支援を受けて当選した議員がTSOの政策を実行しているかの検証も行う。
TSOは、衆院選までに三十万~四十万人規模の運動に発展させることを目指している。志太代表は「国難の時、現状を打破してくれる政治家を選ぶ活動にしたい」としている。
慶応大の曽根泰教教授(政治学)は「有権者側の要求には、利益分配を求めることが多いが、この運動は、最後には国民が負担の分担を覚悟して、政治家に苦い決断を迫るというものだ。政治の風向きを変えるのには重要ではないか」とコメントしている。
2011年12月4日 東京新聞
シダックスグループの志太勤代表(77)が設立した「TSO JAPAN」(東京都港区)が、自分たちで政策を提示し、賛同する政治家を選び、応援する運動を次期衆院選に向けて始めた。フェイスブックなど、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を利用して輪を広げ、投票運動に発展させたい考えだ。 (宮畑譲)
TSOは「託せる」「政治家を探して」「応援し、国民の思いを行動に」の頭文字を取って名付けられた。震災復興を迅速に進められない政治への絶望と、候補者が示した公約を比べるだけでは有権者本位の選挙にならないという問題意識から発足した。
TSO内の議論では(1)将来の原発廃止と代替エネルギーによる技術立国の実現(2)歳出削減によるプライマリーバランスの均衡(3)早期の総選挙実施-の三点を掲げることが決まっている。復興、外交、教育などでも政策方針を決める。これらを、立候補予定者に投げかけアンケートを実施。結果を新聞やネットなどで公表したうえで支援する候補者を決定、投票を呼び掛ける。
市民がつくった公約を争点にすることで、有権者が選挙に能動的に参加するようになると期待される。
選挙後、支援を受けて当選した議員がTSOの政策を実行しているかの検証も行う。
TSOは、衆院選までに三十万~四十万人規模の運動に発展させることを目指している。志太代表は「国難の時、現状を打破してくれる政治家を選ぶ活動にしたい」としている。
慶応大の曽根泰教教授(政治学)は「有権者側の要求には、利益分配を求めることが多いが、この運動は、最後には国民が負担の分担を覚悟して、政治家に苦い決断を迫るというものだ。政治の風向きを変えるのには重要ではないか」とコメントしている。