虹色オリハルコン

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命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

食の安全、個人個人で自己防衛の時代に

2013年03月19日 | 社会のニュースを考える
TPP参加交渉の先行きについて、16日の東京新聞に、署名入りで「食の安全 都市圏にこそ影響」という記事が書かれていた。
特に後半部分にとても共感したので以下、記事一部抜粋


  


 現在、コメや牛肉、小麦などには高い関税がかけられている。TPPが目標に掲げるように関税が原則ゼロとなれば、輸入農産品の値段は下がる。高関税の素材を使う牛丼やレストランのデザートなどは、値下げされる可能性が高い。
 だが、安ければなんでもいいわけではない。輸入食品で懸念されるのは食品の安全だ。

 今回のTPP交渉参加国のうち、日本やオーストラリア、ニュージーランドは概して安全基準が高いが、その他の国は千差万別だ。たとえば、穀物の貯蔵や輸送の過程で使われる殺虫剤などの使用基準。専門家によると、コメに使う殺虫剤の量は、米国が日本よりも60~80倍多いという。基準が米国に合わせて引き下げられる恐れがある。 遺伝子組み換え食品を使っているかどうかの表示基準も異なる。日本は豆腐などに遺伝子組み換え大豆のタンパク質が含まれる場合、表示を義務付けているが、米国は表示規制に反対している。

 TPP交渉では、各国で異なる基準をどうそろえるかが大きなテーマとなる。日本としては、食の安全をおびやかす基準緩和を避ける事が最重要課題だ。ただし、農産物の多くを輸入に頼る日本は、外国との対立で輸入が止まりかねないという「食の安全保障」への懸念を抱え、強い立場ではない。

 安全性があいまいな輸入食品が増えるのならば、私たちは安心・安全な国産品を買い、日本の農家を支援するのも有用だ。都市部の消費者の選択が、生産地の難局を救う一手にもなりうる。

(石川智規)

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上記の赤字に示したように、アメリカの農薬使用量を見ると、北米からミツバチがいなくなってしまったのも、妙に合点がいきましたよ。

日本の農業にとって危機的な影響を与えると懸念されるTPP。
「農産物と工業製品を一緒の土俵に上げるのって変」とこれはもうずっと思ってきたことなのですが。

消費者として、できることは、安いものを選ぶのか、安全なものを選ぶのか・・・それは安くて安全なものに越したことはないけれどね。


だけど、食は命を支えるもの

我が家にとっては、食は優先順位の一番だから、多少高くても、当然、安全なものを選びます。そのためなら、他の出費はひたすら我慢します。
世の中、そんな家庭ばかりじゃないかもしれませんが、元気で生きられることを最優先したいから、まじめに安全なものを作ってくださる良心的な日本の農家を、微力ながら、支えてゆきたいと思うのです。

時代の流れを止めることも出来ないなら、国にも信頼がおけなくなってしまうなら、しょうがないから。頭を切り替えて。
我が家が今、お世話になっている「らでぃっしゅぼーや」はじめ、安全な食物を提供してくれる民間企業などに託して、消費者として支えてゆくことで、農業の新しい価値、新しい展開がはじまるかもしれません。


   
     にゃんこご飯も安心安全、守ってにゃ


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