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「私だったら太陽と
太陽エネルギーに
賭けるね。ものすごい
動力源じゃないか!」 トマス・エジソン
トップの写真は、「私たちの選択」より、スペインのセビリア近郊にあるパワータワーのまわりに規則正しく置かれた鏡です。
これらの鏡が、高さ90メートルの塔に太陽のエネルギーを集め、このエネルギーで水を熱して蒸気に変え、電気タービンを回転させます。
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アル・ゴアの「私たちの選択」の中では、いの一番に太陽エネルギーの可能性について述べられています。太陽光発電、太陽熱発電、さらに宇宙太陽光発電まで・・・まあ、宇宙の方はまだまだ先の話のようですが。
そして、世界が決意するならば、太陽エネルギーが世界の電力の大半を占めるとまで言っています。それだけ、実現の可能性の高いエネルギーなのです。
太陽は、地球とともにすべての命の源でもあるのですから、枯渇することはありません。
昨日の毎日新聞に、こんなニュースを見つけました。
<太陽熱発電>30年ぶり復活 東工大、低コスト方式開発 山梨に実験施設
2010年1月30日(土)18:00
太陽熱でタービンを回し発電する「太陽熱発電」計画が、国内では約30年ぶりに復活する。石油ショック後の81年、香川県で試みられたが、採算面などの理由で中止。その後、東京工業大を中心に技術改良が進み、低コストの新方式を開発した。国内有数の日照時間を確保できる山梨県北杜市に、実験プラントを建設する計画が進んでいる。【田中泰義】
計画を主導するのは玉浦裕・東工大教授(エネルギー転換)らのチーム。「温室効果ガス排出ゼロ」を掲げて開発が進むアラブ首長国連邦のアブダビで試験を重ね、実用化が期待できる出力が得られる見通しが立った。
太陽熱発電は発電中に温室効果ガスを出さないうえ、「太陽光発電」と違い、蓄熱することで曇天や夜間でも発電が可能だ。欧州の業界団体などによると、世界の推定総発電規模は現在、原発4基分と少ないが、50年には世界の総発電量の最大12%を占めるまでに成長すると予想している。
アブダビでは、地上に設置した1386枚の鏡で太陽光を受け、高さ20メートルのタワーの先端に集めた後、再び鏡で地面に下ろし、その熱で特殊な溶液を500~1000度まで加熱。これを熱源にタービンを回して発電する。時々刻々と動く太陽を追尾できる独自の反射鏡を開発し、集熱効率を高めている。最大出力は100キロワットと電子レンジ200台分だが、山梨の実験プラントは約3倍の規模にし、将来的には実用に堪える100倍の出力を目指すという。
チームによると、すでに商業化されている各国の発電コスト(トラフ型)は、1キロワット時当たりで火力発電の4倍程度とされる。
玉浦教授は「新型はその半分を目指す。環境税が導入されれば、温室効果ガスを出す火力発電に課税されて発電コストが上がるので、両者の差はさらに縮まるだろう。エネルギーの安全保障上も重要な発電手段になるはずだ」と話す。
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今まで、自然エネルギーを利用した発電方法は、何度も俎上に上がっては、コストがかかることと、その発電量の少なさから、主流にのることができませんでした。
この太陽「熱」発電も、採算が合わないなどの理由で、開発中止となってはや、30年近くたってしまいました。
それが、このたびこの太陽熱発電、「温室効果ガス排出ゼロ」を目指して東工大の研究チームがまさに石油と切っても切れない中東のアラブ首長国連邦のアブダビで試験を重ね、以前より低コストで、かつ実用に堪える見通しが立ってきたとのこと。
よかったですねえ。
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どうぞよろしくお願いします。
・・
2月になりましたね。
寒い季節ですが、心は花のように明るくありたいと思います。