虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

先駆者の役割とつながってゆく意志

2011年07月24日 | ふと思ったこと


この人をご存知でしょうか。
18世紀のスウェーデンの博物学者、植物学者。生物の分類学の基礎をつくったカール・フォン・リンネ(1707~1778)。
若いころ、植物について画期的な発見をして、反論者たちにも屈せず、むしろ自分の論が正しいことを納得させた結果、のちに分類学の父と呼ばれるようになった人です。現在でも、スウェーデンでは大変尊敬されている人物です。
(くわしくはウィキペディア:カール・フォン・リンネ


なんでも、先駆者というのは、大変な苦労をさせられます。今までの常識をリセットさせて、無から有を生むのですから・・・。
「奇跡のりんご」の木村秋則さんは、最初の苦労は、積もった雪の上に道をつけていくようだと言っています。
でも、あとの人は同じ苦労をわざわざしなくてもいい、足跡をたどってゆけばいいのだとも。

先日の記事でご紹介した、テオ・ヤンセン氏は、「ストランドビースト」の動きの基本構造の黄金比を導くのに、19年の歳月を要したそうです。
でも彼に続く人たちは、彼のつくった黄金比のおかげで、同じ構造のミニビーストをすぐに、つくりだすことができるのです。

最初の努力は時間がかかっても、人々にとって必要なことであったなら、きっと後世に受け継がれ、さらに改良されて、広がってゆくに違いありません。


 


先駆者の苦労は、誰しも並大抵のことではなく、それができるのは選ばれた人であるのかもしれませんし、あるいは飯田史彦さんの魂の仮説によるなら、自分自身で生まれる前に決めてきたことなのかもしれません。
それが真実無私の努力であるなら、「天啓」が味方してくれるのかもしれませんし、またたとえ無私の努力であっても、時代が許さず残念ながら途中で矢折れ、倒れてしまうことだってあるかもしれません。

しかし、それが本当にこの地球上のすべての命のためになることなら、時が移っても、受け継がれ、また形を変えて、復活し達成できるかもしれないと、ふとそのような思いがします。

私たちが生きているのは、過去でも未来でもなく、常に「今」という時間。
ずっと「今」がつながって続いて行くだけ・・・過去とか未来とか、もともとそんなものは存在しないのではないかというような妄想にとらわれます。
リンネのエネルギーで、リンネパワーで、今の日本の政治のごちゃごちゃも整理分類してくれないかなーと思う今日この頃です(笑)




(Photograph courtesy NASA)



スペースシャトル・アトランティスが、最後のミッションを終えて、地球に戻ってきました。
アトランティスから見た地球・・・南極の方向には、オーロラが見えます。昔は下から見上げるしかできなかったのに!
左上に見えるのは国際宇宙ステーションの太陽電池パドル。

30歳から下の世代は、生まれた時から、地球の外側をリアルタイムで見ることができた。
この30年の間に培われてきた「宇宙から地球を見る」という概念。
それだけでもスペースシャトルの意義はあったのではないかと思います。

宇宙から見た青いマーブル模様の地球は、唯一無二の私たちのふるさと。
見えないけれど、この下には、数え切れないほどのたくさんの命が生きているのです。
この美しい地球を、人類だけの勝手で汚してはならないと思います。



(画像:気象庁)


この世には、人智では、はかれない出来事は必ずあります。

こたびの大型の台風6号が、まるで東北の被災地の上をよけるように、移動してくれたこと…それは、ただの偶然でしょうか。
木村秋則さんが、植物にも心がある、ものにも魂がある、と言われたように、私も地球には意思があるように思えてならないのです。

どんなにつらく厳しい状況でも、それが天の理にかなっているのなら、人智で、はかれぬ力が働き一発逆転・大どんでん返しの希望だってあるということでしょう。
ですから、最後の最後まで、あきらめてはいけないのですね。そのあとは、天の采配にお任せするとしても。



★参考サイト
 リンネ2007





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