十数年ぶりに、朝の連ドラ「ゲゲゲの女房」にはまっています。
見られない日は、録画してまで見ています。
ヒロインの夫婦が素敵で素晴らしくて、見習いたくなることも多々。
我が家とも、いろんな意味でシンパシーを感じるような・・・(笑)
なにより、NHKの朝の連ドラの主人公で普通の主婦って、いなかったですよね。(厳密にいえば、有名漫画家の奥さんって普通じゃないけど・・最初から有名だったわけじゃないですもんね)
ヒロインは、子どものころから引っ込み思案で、自分をあんまり主張しないで、お見合いして5日目で結婚なんて、時代背景があったにしろ、戦後何年もたっているのだから、当時でもやっぱり異例なんじゃないかって思います。
「自ら人生を切り開いて、目標に向かって一心不乱に時代を駆け抜けた女性の一代記」、みたいなかつての朝の連ドラとは、ずいぶん違いますよね。
ヒロインの布美枝さんは、今までのヒロインのような自分が主体で「なすべき何か」を持つ、というんじゃないんだけど、夫に寄り添って逆境を乗り越える「支える力」と、いうものを感じます。
それは、えてしてドラマになりにくい見過ごされていたものだったのじゃないかと思うのだけど。
でも、地味であっても「支える力」が、あるのとないのとでは、人生、大違いじゃないかって思った今日この頃。
おそらくは、偉人伝に出てくるような立派な功績を残した人々にも、表には決して出てこないたくさんの支える人々がいたんだろうなって思うのです。
また、日常生活でも自分が困った時、逆境の時こそ、この「支える力」があればこそ、助けられることがあります。
同様に、自分のそばにいる人が、逆境の時は「支える力」を十分に発揮できる時です。
先日、韓流スターのパク・ヨンハさんが自殺されました。とても悲しくて残念だと思いました。
もし、彼に真の意味で「一人じゃないよ、ずっとそばにいるよ」と言ってくれる「支える人」がいたらば、悲劇は起こらなかった、か、どうかはわかりませんが、別の選択もあったかもしれないと思うのです。
以前行った講演会で、ネットワーク地球村の高木善之さんは「わかることは変わることだ」と言われ、名言だなって思いました。
人間というのは忘れっぽいもので、その時は言葉ではわかったつもりでも、すぐに元に戻ってしまいがちで、変わることができないということは、ままあります。
本当に変わるためには、心が、底の底から大きく動かないとだめなんですよね。
高木さんはそれを「感動」といいますが、「逆境」も人を大きく変えるきっかけになるんじゃないかと思います。
スピリチュアリティーカウンセラーの飯田史彦さんは、逆境にあえて挑むようなところがあります。
なんでわざわざ大変なことをするんだろうと、思うのですが、私自身も、このところの現実に向かい合って、実感として少しだけど理解できるようになりました。
魂の成長をするために、人間というのは、とことん逆境に自分を追いつめることもあるんじゃないかなって。
逃げ場のない逆境だからこそ、本当に大切なことがわかってくるって。
「人」という字の2本の棒のように、「支えること」「支えられること」それを知って、やっぱり人は人になるのかもしれないなあって。
ところで、「ゲゲゲの女房」も、逆境から晴れて脱出して、次の展開に入ってきました。
トップの写真は、番組公式ホームページのアンケートに答えてもらった壁紙です。
・・・(*^m^*)
水木プロの設立に伴い、今はきれいな仕事場になってしまいましたが、この最初の仕事部屋、味があっていいですよね。(クリックするとちょっこし大きい画像)
結婚1周年のプレゼント、布美枝さん手作りの色とりどりのボタンのついたペン立ても、かわいらしいな。・・・って、わかる人しかわからない話題ですみません。
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支えて支えられて「人」になる
・・・大ちゃん様からいただいたコメント文が素晴らしいです。
「リンゴの絆」は魂の絆
・・・「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんを支えた人たち。
実家では母がドラマを理解できなくて、すぐにチャンネルを変えてしまうのですが…
細切れでも、面白さは伝わります!
最近は「天使のわけまえ」に、はまっています♪
自分の好きなことや得意なことが、人生を切り開いてくれるんだなぁ~て、
毎回登場する家庭料理にも惹き付けられます!
金木犀さんはご覧になってますか?
私は実家では携帯からこっそり観ています(笑)
こまぎれは、ちょっこし残念ですが(笑)
「天使のわけまえ」しっかりは見てないんですが、この前、すこしだけ見ました。
おはぎを作っていたかな。
好きなことで人生を切り開く・・・お料理上手なゆりあさんには、あまりにぴったり!
ゆりあさんがはまってしまうのは、納得です。
>私は実家では携帯からこっそり観ています(笑)
おお!なんだかんだいっても、やっぱり、携帯は便利ですね~
どんな時でも、楽しいことを見つけるのって、大事だと思います!
私も『ゲゲゲの女房』よく見てます。
>「逆境」も人を大きく変えるきっかけになるんじゃないかと思います。
まったく同感です。
だれかの言葉で「大変な時とは、(大)きく(変)われるチャンス」というのに触れたことがあるんですが、逆説的には、『逆境』や『大変』以外に、人間が大きく変われる好機はあまりないような気もしています。
そして、それ(変わる)を成し遂げるのに大きな力となるのが、まさしく「支える人」の存在なのだと思います。
もしかしたら、人生は、変わるためにあるのかもしれませんね。
>大変な時とは、(大)きく(変)われるチャンス
なるほど。読んで字のごとく・・
今、ちょっこし大変なことがあるので、これ、心に刻みます。
>逆説的には、『逆境』や『大変』以外に、人間が大きく変われる好機はあまりないような気もしています。
本当に実感として感じます(笑)
痛い目に会わなきゃ、わかんない・・・私なんかはその典型の人なので。とほほ。
でも、それでわかることって、心と体にしみつきますからね。
>もしかしたら、人生は、変わるためにあるのかもしれませんね。
そうですね。そのために生まれてくるんでしょうか。
飯田史彦さんの言葉を思い出したので、次の記事にアップしますね。