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着々と・・・取り調べ可視化と、就農支援

2011年01月07日 | 社会のニュースを考える
(資料:読売新聞)


昨年、意図的な証拠改ざんによって、無実の厚生労働省の村木元局長を、冤罪に陥れた検察。
(この時期、検察側の証拠改ざんの事実が表に出てきたことも、天の采配ではないかと思ってしまうほどのタイミングだった・・)
おかげで、「検察権力の暴走」が浮き彫りになった。
検察は、国民にとって正義の味方のイメージがかつては確かにあったけれど、検察が無実の国民を陥れることがあるのだと、万人知るところになったのだ。

ずっと前から、冤罪事件が起こるたび、取り調べを可視化すべきだという意見があった。
何もやってない人に、「私がやりました」と自白させる取り調べって、どんな無茶ぶり?
密室でどんな取り調べが行われているのか、第3者にもわかるようにする。それに何の問題があるのだろうか。

自民党政権時代は、反対されて実現しなかったのだけれど、ようやく取り調べの可視化が、実現しそうだ。
検察・警察権力の暴走を防ぐためにも、可視化は不可欠なものだと思う。

取り調べ可視化法案、来年の通常国会提出目指す(読売新聞) - goo ニュース




また、どんなことがあっても衰退させてはならぬ農林水産業に関して、このようなニュースが・・!

Uターン就農に手当、年百万円を5年間(読売新聞) - goo ニュース
2011年1月5日(水)14:43
 農林水産省は5日、都市から農村に移住して農業を始める人などを対象とする「Uターン・Iターン手当」制度を創設する方針を固めた。
 担い手の高齢化や人手不足が深刻化している農業の活性化や、耕作放棄地の解消が狙いだ。政府の「食と農林漁業の再生推進本部」などの場で制度の詳細を詰め、早ければ2012年度にもモデル事業を開始する。
 制度は、農家出身者が故郷に帰って農業を継いだり、農業経営に意欲を持つ都市出身者が、脱サラして農業に就いたりする場合などを念頭に、就農から5年間、年間100万円程度を交付する方向で検討が進められている。
 対象者は、できるだけ幅広い人材を農業に呼び込むため、新卒者が農業に就いた場合も認める可能性があるほか、後継者不足が問題となっている漁業や林業も対象として加える方針だ。農水省は、制度の利用者を最大で年間1万人程度と想定しており、予算額は最大で500億円を見込んでいる。

職場を引退して家庭菜園まではできても、本気で農業をしたい人たちが、いろいろなシステムの壁があってうまくゆかない、安定した収入になりにくいなど、就農の壁は厚かった。
しかし、今回の手当によって、新たな農業人口が増える可能性が開けてきた。
農家の高齢化は深刻な問題で、いくら農家へ援助しても、体力的・物理的に不可能で離農する方々も多いのが現状である。だから、農家への単純な支援より、新たな就農人口を増やすという、決意を持った政府のこの方向性は、評価できると思う。

民主党支持者の中でも現政権に批判的な人が案外多いようなのは残念だけど。大きな変化の時は、大きな混乱もあるのは当然だから、しょうがないことなのかなあ・・・。
だけど、まだ目にみえた結果にはなっていないにしても、政権交代によってこういう風に、着々と、芯の方から持ちあがってきていることを忘れてはならないと思う。

 
 
ところで、余談だけど、当初より何か変だなと思っていた村木さんのえん罪事件、民主党へのイメージダウンを、検察、あるいはその背後で意図した者がいたのではないかと思われてならない。
当時は、政権交代前夜の時代の空気が、充満していたから。
つまり、民主党の有力議員が村木局長に、不正の依頼をした、という嘘の一報が流れたことである。
突然降ってわいたような、事件とはまったく無関係だった二人の名前。明らかに嘘であることを、誰が検察にリークしたのか、あるいは誰がマスコミにリークしたのか。
また、ニュースにその議員の名前は出なかったけれど、インターネットでは、すぐに石井一議員の名前が出ていたものだ。
もちろん、二人とも、全くの濡れ衣であったのに。

 

あと、もうひとつ、余談だけど、インターネットを使っていていうのもなんだけれど、特にあるジャンルにおいては、非常にフォースの部分が大きくて、ネットはいい部分も確かにあるけれど、ある部分をフォーカスすれば決して良いものではない。
嘘と真実がないまぜになっていて、真実を交えながら嘘をついているものもあるから、本当にややこしい。

カルト宗教のように、たとえ99%誰もが納得するような道徳的なことを言っている教祖でも、最後の1%で意図的に自己保身・自己利益ために嘘をついているなら、その教団はやはり間違っていると思う。すべての立派な事柄を、自分の嘘のために利用しているからである。

小泉政権のイラク人質事件の頃からだろうか、ネット発の悪意を持った大嘘の情報が、いろいろなサイトに大量に、書きこまれていたことを私は忘れない。
使い方によっては、ネット常用者への洗脳も可能になってくるだろう。
子どもに携帯の使い方を気をつけよう、なんて言っている大人の方が、騙されてしまわないように気をつけたほうがいいのかもしれない・・・かな?(笑)

以上、余談でした~。


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