虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

コード令

2019年04月03日 | 社会のニュースを考える

新元号を知った時、やはり「令」という漢字に違和感を持った。
日本史の中では、天変地異や疫病の流行など、悪いことを払うために心機一転、元号を変えるという意味があったから、元号には当たり前だけど「悪」「憎」などのような不吉な言葉は使わない。そこには、時の為政者の願いが込められているのだから。

今の為政者の「願い」といえば・・?
「令」は一見きれいな響きだけれど、上からの命令だぞ、と言われている感じがして、自由・平等であるはずの現在の民主国家である日本では、どうなんだ?と思ったので・・
令が麗や礼や励だったら、好き嫌いはあっても、そういう意味ではまったく引っかからなかったと思うけど。





我が家の「新釈漢和辞典」(明治書院)より。
裏表2ページに渡っているので、読みにくくて・・m(_ _)m


日本語の「学ぶ」と「真似る」が、おなじ「まねぶ」という一つの言葉から派生したように、一つの言葉にも多角的な意味があったりするわけです。
たとえ別の意味があったとしても、根っこはつながっているのですね。解釈次第で色々言えますが、根っこはつながっています。

「令」という漢字の意味は、真っ先に出てくるのが「おふれ」「命令する」という意味です。
しかし、今回の新元号では、「令月=よき月」からとったもので、良いという意味で説明されました。「良い」っていうんだからいちいち気にするなって? いや、気にしますよ、劣等生でも一応、国文学科だったし。

「おふれ」「命令する」の意味では、文字通り「命令」「令状」「政令」などの言葉があります。
「良い」の意味では、「令月」や「令嬢」「令夫人」など相手の家族を敬っていう言い方があります。つまり敬語です。
深窓の令嬢とはいいますが、下町の令嬢とはいいません。この「良い」という意味の令は、もともとは高貴な方に使う言葉だったのですから。

敬語は、ただの丁寧語ではありません。「令」の2つの意味に共通しているのは、上下関係です。

  人のひざまずいた姿

もともとの漢字の成り立ちが、天の下(=天子=権力者)に集まっている人々がひざまづいている姿「命令して従わせる」なのですから、令の「良い」とは、目上のものを讃えていうための尊敬語であるわけです。民草が天子を称えるときに「令」という敬語を使って「ご立派な」「お美しい」と、へつらっていたのです。

また出典に関係なく、新元号をそのまま素直に読めば、偶然なのか意図的なのか、直訳は「和せしむ」という上から目線のお言葉です。
「(為政者のもとで)仲良くさせる=おとなしくさせる」というふうとらえるのが普通の感覚です。

でも水をさすようで申し訳ないのですが、新元号の意識レベルは非常にマイナスですから、しばらくは大騒ぎでしょうが、今は時代も大きく変わっていくときなので、むしろ、その元号の影響力はなくなっていくと思いますよ。



 

こちらは4月2日のモーニングショーより。東大教授・本郷先生の解説、私の最初の違和感と同じだったので頷きながら見ました。


「巧言令色」は論語が出典ですが、論語自体、官僚が天子に仕えるための心構えみたいなものです。もともと「令」は、上下関係ありの言葉なんですよね。

あと、漢字に罪はありません。あくまでも選んだ人間の意識エネルギーの反映です。
玉川さんが「名は体を表す」と言っていたのが象徴的です。いろいろな意味で。


追記
モーニングショーでは、新元号と同じ名前の人、「のりかず」さんだったり「れな」さんなども紹介されていましたが、人名の場合は、個人のことなので何の問題もないし、れなさんは、それこそ音に漢字を当てはめる万葉仮名で可愛らしい名前です。


★関連サイト
 モーニングショーで令和特集
 本郷先生の株上がる

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15 コメント

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地球の波動の上昇という贈り物 (私は少数派)
2019-04-06 21:37:04
この元号は「命令の令」を込めたんだと思いました。この字には「国家の命令に従わせたい政権のメッセージを感じます。
テレビで毎日流される「日本人」という言葉も「もうお腹いっぱい」です。
それに、国や国籍にこだわること自体が意識レベルを広げる妨げになるような気もします。

私は多数派の日本人には失望しています。
日本では数少ないパワーの人が相当頑張っているとは思いますが、フォースの数が多すぎてその効果も限定的な気がしています。
けれど世界に目を向ければ、日に日に光が増しているように感じられます。
地球全体ではパワーが増えている実感があるので希望はけして捨てません。
地球の波動上昇の効果もあるような気がします。
今そのことにすごく期待をしてしまう自分が居ます。




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投票者の責任 (私は少数派)
2019-04-06 22:08:45
先の記事で
「多数派の日本人には失望している」と書きましたが、これはそれを示す酷い判決の一例です。
https://yuruneto.com/titioya-muzai/
元記事は毎日新聞の有料記事ですが、「ゆるねとにゅーす」さんが
記事にしています。
こういう理不尽が堂々とまかり通ってしまうような状況を作っているのは安倍政権です。その政権を誕生させたのも多数派の日本国民であり、そんな政権を今も支持し続けている国民なのです。
私は民主党政権の後、自民党や公明党に投票した全ての人に責任があると思っています。間接的にこの女性に対する責任があると思います。なぜならこのような判決を下す裁判官を後押しする政権であり、そういう価値観を国民に押し付ける政権だからです。
だから私は「今の政権を支持する人たちや自民党に投票した人たち」はこの種の被害者に対し、道義的責任があるとさえ思います。


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私は少数派さんへ (金木犀)
2019-04-07 19:57:11
>地球全体ではパワーが増えている実感があるので希望はけして捨てません。
地球の波動上昇の効果もあるような気がします。

そうですね。
悪事が暴かれて結局、頓挫するわけですから。
以前だったら見えなかったことが見えてくる。
嫌な部分であっても出てこなかったら水面下にあったままで、わからないわけですから。

しかしリンク先のニュースはショックでした。
あとでヤフーニュースにも出ていましたが、コメント欄でも皆、この判決に呆れ怒っていました。
名古屋地裁岡崎支部の鵜飼祐充裁判長ですね。
勉強できても、人の痛みがわからなかったら、心がなかったら裁判官の資格なんかないです。

法令の法が狂っていたら、その令に従うのはおかしいです。
変化の時期ですからね、出てきたんだと思います。このままでは絶対にすまされないはずです。
ちなみに、この裁判官もー10000Fで計測されました。自分中心のファンタジーの中で生きています。
繰り返しになりますが、この人に裁判官の資格はありません。
返信する
令の字源 (ひろみ)
2019-04-07 21:00:50
この数日、日本からお友達がいらしていて、どたばたしていたので、細切れ時間しかなかったので、コメントしようと思いつつも、できませんでした。

中国ですでに商標登録しているということが発覚したり、出展と言われている万葉集の序文が、古い時代の漢文に基づいているなど、あまり評判がよくないようですが、違う方向からの解釈をします。

「令」の字源をいくつかのサイト(ブログ)で見つけました。

ウィキショナリー「令」
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E4%BB%A4

常用漢字論―白川漢字学説の検証
1903「令」は「神の神託として与えられるもの」の意味か?
http://gaus.livedoor.biz/archives/28485760.html

音符 「令レイ」 <神のお告げ>
https://blog.goo.ne.jp/ishiseiji/e/1b01e25ca027bdd4bc3160b466d3f7cc

令(レイ、リョウ)―名前漢字の意味と成り立ち[解字・字義・字源]!
http://mei2jikai.blog113.fc2.com/blog-entry-86.html

「命」にも「令」が含まれています。

音的には、令=0、和=0。
00で∞を感じさせます。
また、令は英語のrayと同じ発音で、「光線」の意味ですので、「平和の光線」という解釈もできます。
leiで、ハワイの「レイ」も思い出させますしね。
スペイン語では、reyは「王」の意味です。
layだと「法」をあらわします。

漢文の元の文章は、都の政治腐敗に嫌気をさして、田舎へ戻ろう!というような内容とか。
現安倍政権下での発表ですので、その影響を受け、マイナスフォースかもしれませんが、安倍政権後は、突然パワーの領域へとジャンプアップしたりして・・・なんて、気がしています。

4320
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引き続き、似たような判決が・・・。 (私は少数派)
2019-04-07 21:19:31
この判決とは別の似たようなケースでまたしても無罪判決です。裁判官も裁判所も別の事例です。

https://yuruneto.com/12-goukan-muzai/

何度でも言いますが、
「こういう判決が続くのはこの国の政府の姿勢や方針と無関係ではない」ということに思い至らない人たちがあまりにも多いからです。このような判決は社会の空気を反映しているのです。多くの人たちは自分たちさえ良ければいいという考えで居ます。
「大多数の弱者の痛みに共感できない人たちで構成されて居る国」それが日本なのです。
それらの人たちは無関心という形で弱者を見捨てているのです。
私はこの種の大多数の日本人を心から情けなく思います。

地球の波動がさらに上昇してこのようなことが一掃される日を待ち望んでいます。
返信する
立て続けに出てきたおぞましい判決に関連して (私は少数派)
2019-04-07 21:49:35
こちらは東ちづるさんのツイッターにシェアされていた記事です。

http://con-isshow.blogspot.com/2019/04/gyakutai-hanketsu2019-2.html

このような酷い判決を許してしまう社会になっているのは議員の大半が男性であることが最大の原因かと思います。
確かに憲法では保障されているはずの基本的人権ですが、実際には「女性や子供は社会の一員とは認められいない」というのがこの国の現実なのです。
返信する
お返事に変えて (金木犀)
2019-04-08 22:27:06
ひろみさん、いろいろ調べてくださり、ありがとうございます。
漢字の成り立ちなどを知るのは、面白いですよね。
安倍さんが、表面的な「良い」という意味だけで決めたのかどうかはわかりませんが、新元号の意識エネルギーの弱さを考える時、なんか意図的な意識が入ってしまったような感じがします。

少数派さん
元号はDVに通じるものがあることに気づきました。

私が自分で記事やコメントを書いたものに限っては、一応文章の意識レベルをチェックして、低いものになってしまったら、いくら頑張って書いても、削除というルールを自分に課しています。
そしてこのところ、元号についての記事やコメントを何度か書いては、テストでNGが出てしまって、なぜかわからないけど50Fになっちゃうので、我ながら情けなく軽くショックを受けているのです。

で、気づいたんですが、どの文章でも、共通するワードがあったんです。
「個人的には西暦を使うけど、元号自体は、文化として、時代を表す記号としてなら、否定するものではない」っていうような事を書いてました。
それは、自分で本当にそういうふうに思っていたからですが、それがいけなかったみたいです。

それで元号の意識エネルギーを調べたんです。
明治20F 大正20F 昭和20F 平成50F

つまり、元号のシステム自体がフォースだったから、それをどんな形であれ肯定してしまえば、どんなに高くても50Fがせいぜいになっちゃうんです。

ひろみさんがいろいろ調べてくださいましたが、「令」という漢字以前に、元号というシステムが、神とつながっている天子、つまりお上が、民草に上から、くだすものであり、元号を肯定することはその元々の意味を肯定するのと同じだということです。

そんなことはないと、多くの人々は思っているでしょうし、わたし自身も今回の新元号発表があるまでは、元号は文化的な意味でなら肯定して良いと思っていました。

平成は50Fと、その前の元号より高いですが、それでもまだフォースです。

今回のことで気づいたのは、私達が生まれたときから存在していた元号のシステムの中で生きてきて、あるのは当たり前だと洗脳状態にあって疑問を持っていなかったせいだと思います。

戦前の天皇制は50F(無気力・絶望)
戦後の象徴天皇制は523P(愛)

象徴天皇制は高いパワーですが、元号を天皇の変わる時に変えるということ自体が、過去の天皇制を引きずっているものだと気づきました。

それはDVの被害にあっている人たちにも通じるところがあって、嫌なことをずっと我慢しても、時々楽しいことが訪れるので、いいときはいいからと諦めてしまう、こんなものだと自分でもそう思い込んでしまうこと。

親による性的暴行を無罪にしてしまうのも、それはおかしい、と真っ直ぐに思うのはパワーの思考ですが、色んな理由をつけて、これは無罪だと結論付けることは、フォースの思考です。
フォースには理由が必要だということはこういうところからもあります。

元号なんか本当はなくたって困らないのに、同調圧力で日本の伝統だから、文化だから、と過去の間違った柵から抜けられないのと同じく、DVの被害者も同調圧力で、相手ではなく自分を責めるようになってしまうのも共通するものがあると、このコメントを書くに当たり、ようやく気づきました。

聖書に「狭き門より入れ」という言葉があるように、天に入る門は広くて入りやすい門ではなくて、やはり狭くて入りにくい門なのかもしれませんね。
世界には70億人もの人間がいるのに、その門に入れるのは数は少ないのだろうと、わたし自身も改めて思いました。
返信する
なるほど! (ひろみ)
2019-04-08 23:03:32
元号システム自体が、旧時代のもの。。。
よくわかります!
「暦を作るものは、時を制し、支配する」というような言葉を聞いたことがあります。
元号は、日本独自のものではなく、中国の制度を日本に取り入れたもので、大化の改新からです。
一天皇一元号に制定されたのは、明治時代からです。
時を細切れにして、ややこしいだけだなーというのと、スペインへ来てからは、すっかり、西暦表示のみなので、元号が変わる、あ、そう・・・という感じで受け止めていて、あまり気にしていませんでした。
そういう、何も疑問を持たずに、受け入れてしまう、この姿勢がまずいのかもしれませんね。

何年か前に、現在の天皇陛下は、天皇制が終焉することを望んでいるのかなーという気がしたのですが、実際に、このまま天皇制を継続することは、かなり厳しい状況だと感じます。

現政権は、憲法改正を目標に掲げて統制にかかっていますが、主権者である国民が、もっと議論に参加すべきなのでしょう。
憲法改正だけでなく、天皇制、元号など、日本という国のあり方についても。もっと声を上げてもいいのかもしれません。

おかしいことはおかしい、よくわからないけれど、これでいいの?という疑問などを、忌憚なく話し合いができるような社会が普通になってほしいですよね。
上意下達ではなく、民主主義が根付いてほしいものです。

元号問題がDVやいじめなどにもつながってくるとは、思いもよりませんでしたが、考えてみたら、そうかもしれませんね。。。
私たち一人一人が、天と地をつなぐ柱であることを自覚する必要があるのでしょう。
誰か(何か)を介することなく、直接つながっていることを思い出せばいいだけなんですけれど。。。

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日本の源流・・・ (ひろみ)
2019-04-08 23:34:47
「令和」の元号を考案されたとされる、万葉集学者の中西氏が、万葉集関連の書籍の出版元に、「『万葉集』は令しく(うるわ)平和に生きる日本人の原点です」というメッセージを出したそうですが、平和に生きる日本人の原点は、縄文時代です。
万葉集の時代は、漢字が大陸から伝わったため、文字として残っているから、研究しやすいし、わかりやすいから、日本の源流だと思っているのでしょうが(万葉集の研究者ですしね・・・)。

文字がなかったととしても、縄文時代の、暮らし方、縄文人のDNA解析などによって、現在の日本人は縄文人と大陸からの渡来民との混血であることがはっきりしています。
縄文人の特徴を今な大きく残しているのは、アイヌと沖縄の人たちだそうです。

DNA的に、日本人は、他のアジアの国々の人とは、違うグループの型を持つ人の割合が高いといわれていて、それが、縄文人のDNAに由来するのではないか、というのが、現段階での遺伝子額的な主流の学説です。
返信する
次元が違いますが・・・ (ひろみ)
2019-04-09 00:05:42
元号とは、全く関連のない話ですが・・・。

ヨーロッパでは、サマータイムを採用しています。
スペインは、英国の南側に位置するにもかかわらず、英国グリニッジ時ではなく、フランス、ドイツ、イタリアと同じ中央ヨーロッパ時を採用していますので、常に、大要時間と1時間ずれているのです。
サマータイムになって、さらに1時間早まると、2時間ずれることになります。
だから、夏季は、夜10時過ぎまで明るいのです。

近年、サマータイムで1時間とはいえ時間を早めることが体に負担をかけるということ、採用当時は、省エネになるとか言われていたけれど、結局はそうでもないことがわかってきたことで、サマータイムをしないという方向になりつつあります。
最終的な結論は実はよくわかっていませんが、そのような議論が出たことはたしかで、ヨーロッパ全体で統一にするではなく、各国レベルで、協議し決定ということになったという話を聞きました。
が、これも、実は定かではありません。

制度の改革とって、結局は、政治の一部でもあるので、発言力の弱い一般市民には関係ないような気もしますが、日常生活に密接につながっていることなので、無関心ではいられないなーと感じます。

別の話では、教育制度です。
我が家は、スペインの田舎に住む日本人ですのが、スペインの教育制度に従うしかありません。
でも、先日、日本では、在留外国人の子供たちが、公立学校に就学しないで、保育園に通い続けている、日本の教育制度は、日本人に対しては義務教育だけど、外国人に関しては、対象外という記事を読みました。
ショックでした。

“見えない”子どもたち
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190402/k10011870201000.html

スペインでは、日本人である我が家の息子が登校拒否をしたら、不登校の連絡が州政府教育局にいき、そちらから県へ連絡がいき、ソーシャルワーカーの介入が始まりました。
日本人であれ、中南米人であれ、イスラム教徒であれ、スペイン在住の人には、教育、医療、行政サービスに関してほぼ差別はありません。
ヨーロッパは、そういう意味で基本的人権が保障されている成熟した社会なのだなーということを感じています。

封建社会の崩壊後、市民革命や戦争を何度も経て、勝ち取ってきた権利なのだなーということを実感します。
日本は、その部分がまだ弱く、今が、そのときなのかもしれません。

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