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急性内斜視、若者に多発?スマホの長時間使用が影響か

2019年06月23日 | ジョブズの呪い
便利、楽しい、と言いつつも、出てきた当初100F(恐怖)だったスマートフォンも、ついにマイナスにまで下がってしまった。

ゲーム依存症、スマホ首、スマホ呼吸、スマホ腱鞘炎、若いのにスマホ老眼、スマホいじめ、記憶力・学力低下、歩きスマホ・ながらスマホで死亡事故まで、並べていくとマイナスの弊害が多くて、体にも心にも、本当はいいものじゃないと客観的に見ても思うわけですが。

今更、やめることはできないのでしょうけど、心と体の大事な成長期、せめて小中学生の間は使わないほうがいいと思うけど、社会レベルで圧力が強くて、個人で思っていてもどうしようもできない。
ついに今では、なし崩し的に乳幼児まで使っている現実。
学校への持ち込みを解禁というなら、国をあげて、せめてそのリスクの警鐘と賢い使い方の方向を示さない限り、子どもたちの心と体の両方が、だめになっちゃうと。これは杞憂ではない、臨床的事実です。


急性内斜視、若者に多発? スマホの長時間使用が影響か




 短期間のうちに片方の目の瞳が内側に寄って左右の目の視線がずれる「急性内斜視」が最近、子どもや若者の間で多発しているおそれがある。
日本小児眼科学会と日本弱視斜視学会が14日、浜松市で開かれる合同学会総会で調査結果を発表する。
スマートフォンなどの長時間使用が影響している可能性があるという。

 両学会は今年1~2月、小児眼科医ら1083人にアンケートした。2018年の1年間で5~35歳の急性内斜視の患者を診察した経験があるかを尋ねた。回答した371人のうち、4割以上の158人が経験していた。その8割近い122人はスマホなどのデジタル機器の使用が発症に関係したと考えられる患者がいたと答えた。37人は機器の使用をやめたら症状が改善した患者を診た。

 日本弱視斜視学会理事長の佐藤美保・浜松医大病院教授は

「急性内斜視は眼科医1人が数年に1人診る程度の珍しい病気だった。
4割以上が患者を診たことがあったのは驚きだ。
現場の医師は急性内斜視の若い患者が増えているとの印象を持っている」


と話す。

 スマホのような小さな画面を長時間見続けると急性内斜視が起こることは、韓国の研究チームの論文などで指摘されている。ただ、因果関係はまだ科学的には証明されていない。
 両学会は因果関係を明らかにし、治療法や予防法を確立するため、本格調査を今秋にも始める。全国約100カ所の病院で、5~35歳の患者にデジタル機器の使用時間や頻度などを聞き、使用を控えた後の症状の変化を追跡調査する。

■教室の時計が二つ見えた

 愛知県に住む高校3年の植松大樹さん(17)は2年前、高校に入学してスマホを手にすると、オンラインゲームにはまった。学校から帰宅すると5~7時間スマホに向かい、画面に顔を近づけゲームをし続けた。
 その年の秋、教室にかかる時計を見て驚いた。壁の右上の時計が、左下にも見えたからだ。何度まばたきしても消えない。左目を閉じると消えた。先生が黒板に書く文字も二重に見えた。手元にある教科書の文字はいつも通りだった。左目を閉じて板書を読み、両目でノートに写した。自転車通学では対向車が2台にだぶって見えた。左目を閉じて自転車に乗った。
 そんな状態が1カ月以上続いた。目が疲れ、頭が痛くなった。母亮子さん(46)に「見え方が変だ」と打ち明けた。近所の眼科を受診すると、「こんな症状は見たことがない」と言われた。大学病院に何度か通い、昨年春に「急性内斜視」と診断された。
 診断した医師の紹介で2018年8月、斜視の治療で知られた浜松医大病院を受診。佐藤美保教授はスマホの長時間使用が原因の可能性があると指摘し、「スマホの使用を控えたらそれだけで治る人もいるから、30分ごとに休憩を入れるように」と言った。

■「誰でも急性内斜視になり得る」

 植松さんのスマホ使用時間は、同年代の子どもに比べて特別長かったわけではない。内閣府の18年度の調査では、17歳男子の30%がスマホなどでネットを1日5時間以上使っており、平均使用時間は4時間だ。
 佐藤教授は「誰でも急性内斜視になり得る。画面から距離を置く、連続して見続けないなど気をつけた方がいい」と話す。
 これまで急性内斜視は、脳腫瘍(しゅよう)などが原因でまれに起こるとされていた。目の働きが未発達な10歳以下では、斜視側の目を無意識に使わなくなり、視力が発達せずに弱視になったり、うまく立体視できなくなったりするおそれがある。10歳以下は、症状を訴えなくても寄り目になっていたら眼科を受診した方がいい。
 治療は、スマホの長時間使用を控えるほか、プリズム眼鏡をかけることもある。治らなければ手術で眼球の向きを修正する。12歳以上は、眼球の周りの筋肉にボツリヌス毒素を注射する治療も公的医療保険の対象になっている。

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赤ちゃんでも平気で触らせる、わかれば理解の範疇超えるけど・・・
日本では子供へのケータイ・スマホへの警鐘もなく、使い放題・野放し状態だから、幼い子に使わせてもなんの危機意識も持たないのだ。
朝日新聞の記事は、最後まで読めない。
大事なことは警鐘のためにも、ケチらずにきちんと公開してほしいです。
 ↓



★関連サイト
 小中学校でスマホ解禁?!一方で子どものSNS被害は高止まり(ソニーネットワークコミュニケーション)


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