ヒガンバナが ぽつぽつと見られるようになり
稲穂は色づいて 頭をたれ始めています。
畦道や草地には 小さな花が咲いていて
稲刈りまでは( 踏みつけられずに)、 きれいな花が見られそう。
ただ
気がかりなのは、すぐ近くで宅地の造成が進んでいること
この小さな花が いつまでも 見られるといいのですが。
この日 出会ったのは
アゼトウガラシ 《畔唐辛子 / アゼトウガラシ科》
果実の形がトウガラシに似ることから。
エダウチスズメノトウガラシ 《アゼナ科》
「エダウチ」の意味は わかりません。
ウリクサ 《瓜草 / アゼトウガラシ科》
名は、果実の形がマクワウリに似ることから。
チョウジタデ 《丁子蓼 / アカバナ科》
全体がタデに、花がチョウジの花に似ていることによる。
花は、4弁と 5弁がある。
ハシカグサ 《アカネ科》
ハシカグサの名の由来は不明。
トキワハゼ 《常盤はぜ / ハエドクソウ科》
名は、ほぼ 1年中花が見られ、果実がはぜるから。
コケオトギリ 《苔弟切 / オトギリソウ科》
葉には 半透明の明点がある。
萼片の大きさが不揃い。
アカバナ 《赤花 / アカバナ科》
秋に葉が赤紫色に染まることから つけられた。
イボクサ 《疣草 / ツユクサ科》
葉の汁をつけると いぼがとれると いわれることによる。
ミゾカクシ 《溝隠 / キキョウ科》
溝の近くに生え、溝を隠すように繁茂することによる。
ヤハズソウ 《矢筈草 / マメ科》
小葉の先をひっぱると、矢筈のような形になってちぎれることによる。
どちらも トウダイグサ科の
オオニシキソウ 《大錦草》 と コニシキソウ 《小錦草》
以前 見たことのある キクモや アメリカアゼナ、ヒメジソは
今日は 見つけられませんでした。
何日かしたら、また 出かけていこうと思います。
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秋の田んぼと周辺の花(2) は こちらから → ★
ほんとになんでこんなに小さなたくさんのお花を見分けられるのかと
驚いちゃう。
田んぼの周り用メガネとか里山用メガネとか
はなねこさんはいろいろ持ってるのかなぁ(^^ゞ
雑草も 可愛い花を咲かせることに気づいてから、気にするようになりました。
時期を問わずに長く咲き続ける花もあれば、季節にならないと見られない花もあって
そんなことも興味深いです。
宅地の開発が進んで、田んぼがいつなくなってしまうかわからないし
今のうちに見ておかなくては・・・ なんて思っちゃいます。
メガネは、近視+乱視+老眼 用ね。