はなねこ山 Ⅱ

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ムラサキツバメのその後、ホウネンタワラチビアメバチの繭

2024-12-04 | 蝶、虫、鳥など

 

11月末

あのムラサキツバメの集団は どうなったかと見に行ってみると

クサギには まだ青い葉が残っていて

 

集団は なんと 35匹(頭)ほどにもなっています。

 

風にめげずに まだ飛び回っているムラサキツバメもいます。

↑ ♀が開翅、同じく♂ ↓

 

今週末からは 例年の冬の寒さになるそうだから

あなたたち、早く 次の越冬場所を探さないとね

 

 

 

エノキの幼木には、アカボシゴマダラの幼虫がいました。

これからもっと寒くなると、根元の方へ移動して

最終的には 落ち葉の裏で越冬します。

うまく隠れてます

 

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++

 

そして

ムラサキツバメの場所とは別の森の中で

どこからか 垂れ下がった糸が 風にゆ~らゆら

 

この銀色に光る カプセルのようなものは

ホウネンタワラチビアメバチの繭

 

ホウネンタワラチビアメバチは チョウやガの幼虫に寄生し

その幼虫の体から出ると、糸で吊り下がって繭をつくるのだそうです。

 

成虫が出たあとでしょうか。

 

名前の「ホウネン」は、イネの害虫のフタオビコヤガの幼虫に寄生することで

結果として イネを守り、 豊年につながることから とのこと。

 


この糸の先を確かめてみなかったけれど

寄生していた幼虫の亡骸が残っていたかもしれません。

 


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1 コメント

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Unknown (shiro169)
2024-12-04 21:17:06
はなねこサン、こんばんは!

クサギは良く見る樹木ですが・・・越冬準備にワラワラとムラサキツバメの集団、
スゴイですねー見てみたいナ

「ホウネンタワラチビアメバチ」←数分後には忘れてしまいそうだけど
この謎の物体の様な繭は印象深いですね!
昆虫の世界って不思議・・・ホント、いつも楽しませて頂き有難うございます
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