11月末
あのムラサキツバメの集団は どうなったかと見に行ってみると
まだ青い葉が残っていて
集団は なんと 35匹(頭)ほどにもなっています。
風にめげずに まだ飛び回っているムラサキツバメもいます。
↑ ♀が開翅、同じく♂ ↓
今週末からは 例年の冬の寒さになるそうだから
あなたたち、早く 次の越冬場所を探さないとね
エノキの幼木には、アカボシゴマダラの幼虫がいました。
これからもっと寒くなると、根元の方へ移動して
最終的には 落ち葉の裏で越冬します。
うまく隠れてます
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そして
ムラサキツバメの場所とは別の森の中で
どこからか 垂れ下がった糸が 風にゆ~らゆら
この銀色に光る カプセルのようなものは
ホウネンタワラチビアメバチの繭
ホウネンタワラチビアメバチは チョウやガの幼虫に寄生し
その幼虫の体から出ると、糸で吊り下がって繭をつくるのだそうです。
成虫が出たあとでしょうか。
名前の「ホウネン」は、イネの害虫のフタオビコヤガの幼虫に寄生することで
結果として イネを守り、 豊年につながることから とのこと。
この糸の先を確かめてみなかったけれど
寄生していた幼虫の亡骸が残っていたかもしれません。
クサギは良く見る樹木ですが・・・越冬準備にワラワラとムラサキツバメの集団、
スゴイですねー見てみたいナ
「ホウネンタワラチビアメバチ」←数分後には忘れてしまいそうだけど
この謎の物体の様な繭は印象深いですね!
昆虫の世界って不思議・・・ホント、いつも楽しませて頂き有難うございます
例年はアオキの葉にいる時期なのですが、まだこんなところにいました。
ムラサキツバメの集団を初めて見たときには、もちろんびっくりもありましたが
小さな命で懸命に生きようとしている様子に感動しました。
なんとか一匹(頭)でも多く春まで生き残ってほしいです。
ホウネンタワラチビアメバチの繭も綺麗ですよね。
今日も見たので、探せばけっこうあるのかもしれません。
何とか見たいと思っているのですが・・・凄いですね何頭もいて。
初めましてでしょうか。
コメントありがとうございます。
ムラサキツバメの開翅を見られるのは嬉しいですね。
そんなにあちこちで出会えてはいませんし、出会っても気温や風の条件もありますしね。
私はまだ初心者で、飛んでいた蝶が越冬場所に帰ったところを偶然見たわけですが
こうして生態の一端を見ることができるとより深く知ろうという気になりますね。
なかさんも出会えますように・・・。