
今年もキジョランの綿毛を見に行きました。
昨年は豊作だったキジョランですが、今年は実が少ないとのこと
見つけられるかしら。。
キジョランの葉っぱは 特徴があるのですぐに見つかります。たくさんあるしね。
あら あんなところに
高過ぎて私のカメラではちゃんと撮れないけれど、キラキラ光って キレイ
おや 今度は 近くにありました
と思ったら、残りは たったひとつ
そしてついに
目の前で見ることができました。
キジョランの綿毛は種を遠くに運ぶ役、「種髪」ともいわれます。
実の中にきちんと納まっていた種が弾け出るときに
種髪はふわっとパラシュートのように開いて
でもすぐには飛び立ちません。
名残りを惜しむかのようにも見えるけれど
きっと 風を待っているのでしょうね。
蔓に捕らわれて 飛んで行けないのかな
実の上部に、種が行儀よく並んでいるのが見えてますね。
おや おや
モシャモシャと たくさん絡んでること
触ってみようかな
風が吹いたらすぐにも飛んでいきそうだから
これは そっと見るだけにしましょ
この実には、まだ種がぎっしり
きっと弾けて間がないのですね。
と、 探しながら観察しながら たっぷりと楽しい時間を過ごしたのですが
もうひとつの探し物、テイカカズラの綿毛は
高い梢でしか見ることができませんでした。(右はトリミングしたもの)
長いこと楽しませてもらった高尾山の紅葉も
いよいよ終わりが近いようです。
キジョラン(鬼女蘭) ガガイモ科(キョウチクトウ科) キジョラン属
葉はアサギマダラの食草
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種髪のついた種を飛ばす 植物
(種髪とは、裂開する袋果の種子を飛ばすために、種子に付いている毛の事)
去年よりずいぶん早いですね。
ヤバイ。
早いものは、11月下旬から飛び始めるのではないかしら
キョロキョロしながら探してみてね。
寒いからシモバシラもできているでしょうね。
いつも、はなねこさんのページで見るだけです・・・
裂開した実に日が当たっている、というような
ちょうどいいタイミングに行けるといいのですが。
何年かがかりで、ダイヤのついでにというスタンスでいかがでしょう。