(冬姿のフジキ)
今回は、葉柄内芽というタイプの冬芽です。
樹木の多くは、やがて落ちる葉のすぐ上側に 冬芽を準備をしますが
冬芽が葉柄の内側に作られるタイプでは
葉が落ちて初めて冬芽を目にすることができます。
葉痕は U字形~0字形
ハクウンボク
膨らんだ 葉柄基部の内側に
冬芽がありました。
ハクウンボクには 予備の芽もありますが
それは次回に。
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葉も 花も よく似ている フジキとユクノキの違いを知りたくて
記事にしたことがありましたが(リンクはコチラを ⇒ ★)
冬芽はどちらも葉柄内芽です。
ユクノキの 膨らんだ葉柄の内側に
冬芽が
↓ 別の年に撮ったものは、芽鱗の色が少し違っています。
ユクノキの花
そして、フジキの
枯れて 今にも落ちてしまいそうな葉と
内側の冬芽
葉が落ちても、さらに 白い紙のような袋に覆われていて
この袋が破れると、黒褐色の毛に覆われた冬芽が現れるのだそうで
ずいぶんと慎重派です。
フジキの花
なぜ 葉柄内芽の道を選んだのかは わかりませんが
きっと理由があるのでしょうね。
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