
この冬は 寒波に覆われる日が多く
梅も早咲きの桜も お花はすべて遅れがち
それでも ここ何日かは 4月頃の気温になったので
少しは春らしいものが感じられるかと 出かけてみました。
今日いちばんの発見(気づき)は、フラサバソウで
あれ ? ここでは見たことなかったけど 。。。 という場所に。
以前 ここに咲いていた オオイヌノフグリを駆逐したのか
幹線道路の歩道脇にフラサバソウの帯ができていました。
花は 3~4mmと小さい
コゴメイヌノフグリは 小石川植物園で栽培されていたものが逸出し
あちこちに広がったといわれ
ここでも、以前は見かけなかった場所に 進出してきています。
今は、陽当たりの良い場所で ようやく咲き始めたところ
花は 6~7mmで
オオイヌノフグリよりも小さく、フラサバソウより大きい
オオイヌノフグリは咲いてはいるけれど、数はそれほどではなく
増えるのは これからかな
ホトケノザは 冬の初めからずっと咲いています。
今年は初見の ヒメオドリコソウ
コハコベも咲き始め
他には、ナズナと タネツケバナ、ミチタネツケバナ
ここ数日 気温が高かったとはいえ
地面近くのお花たちは 一気に開花とはいかないようです。
それでも
暖かさに誘われた蝶たちが 飛び回っていました。
一番多く見かけた キタテハ
色鮮やかな キタキチョウ
遠くに テングチョウ
撮らせてはくれなかった ベニシジミとモンキチョウは
越冬態は幼虫のはずだけれど、もう 羽化したのかな
傷みのない きれいな翅をしていました。
小さな小さな タチツボスミレが 一輪
スミレもまだまだです。
ご近所の白梅が咲き進みました。
フラサバソウという野草はなじみがなかったのですが、オオイヌフグリを追い出してその後釜に座ったんですか。
人間の目の届かないところで勢力図が変わっているんですね。
政治の世界では大物同士が裏で手を結んで好きなようにやってますが、野草にはそれなりの理由があるのでしょうから公明正大ですね。