白馬山麓でのスミレ観察
(3)は、日本海側に分布する スミレサイシンと
太平洋側でも見られる スミレです。
スミレサイシンは
普段 見ている ナガバノスミレサイシンの葉を 短くしたようなスミレですが
今回見たものは、花柄や葉柄、株によっては 葉脈も 黒紫色をしていて
花弁の条が目立つ花が多かったです。
シロバナスミレサイシン(距は紫色)
。。。。。。
花弁の色が ピンクがかったもの
わが地方では、高原に行かないと見られないサクラスミレも
ここでは、平行移動だけで出会えます。
遠目にも それとわかる 大ぶりの花と葉
葉脈に 赤斑が入った チシオスミレも たくさんあります。
小さな フモトスミレ
花弁の裏側が紅紫色です。
暗くて 花の色が出ていないのが とっても残念
ここの マキノスミレは 姿が良いです。
毎年 お会いしたい
ゲンジスミレ
。。。。。。
ヒナスミレは咲き残りが 一輪
。。。。。
ヒカゲスミレは
葉の一部が黒紫色のものも多いです。
↓ 撮るときには気づかなかったけれど、側弁が無毛でした。
アカネスミレ
マルバスミレ
コスミレが 群生していました。
花は 白っぽいものが多いです。
スミレ(マンジュリカ)は
花柄に 毛があるタイプでした。
他に、外来種の アメリカスミレサイシン(プリケアナと パピリオナケア)
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白馬山麓のスミレ観察記事は これで終了です。
初見のスミレ、何年かぶりのスミレとの出会いが嬉しかったのは もちろんのこと
お馴染みのスミレの 地域による差も観ることができて
楽しい スミレ観察でした。
自然界は本当に読めないですね。
私は他の地域でスミレを見かけると、
似てるけど違う?じゃあ何?とさっぱりわからなくなります。
楽しいようなつらいような・笑
私なんてまだまだです。
cyu2さんこそあっという間にスミレ通になられて、やっぱり頭が柔らかいんですね。
そうそう、今回出会ったマキノスミレは とても姿がよくて、cyu2さんのようでしたよ。
初めて奥多摩で出会ったマキノスミレがこんな感じだったのですが
以後 あちこちで見てはいても、こんな姿にはなかなかお目にかかれずにいました。
地域による差違って面白いです。
いろんなスミレをもっとたくさん見たいと、改めて思いました。
こちらも思い出の地でしたか。
雪質の良いダイナミックなコースを存分に楽しまれたのでしょうね。
運が良ければ大パノラマですし・・。
今年は雪が多くて、連休まで滑れたようです。