今日は、三浦半島の入り口近くの鷹取山へ。
標高は 139mと低く、歩行時間も2時間弱だけれど
岩場があって 面白そうな山です。
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スタートは 京急 神武寺駅
市街地から 神武寺トンネルを抜けた先に 登山口がありました。
登り始めから神武寺付近までは シダの茂る道
それでも お天気が良いからか 暗い感じはなく
リョウメンシダ やヤブソテツや コモチシダなど
シダ初心者の私にもわかる(合ってる?)特徴的な種類も多くあって
それなりに楽しみながら・・。
フウトウカズラは葉だけ
岩には ヒメイタビやマメヅタが絡み
他に ホウライシダやホラシノブ、ミツデウラボシなども。
もちろん同定できないシダもたくさんあります。
神武寺の薬師堂に出ました。
源頼朝や政子が篤く信仰したと吾妻鏡に記されているそうです。
そして、「かながわの名木百選 なんじゃもんじゃの木」
「なんじゃもんじゃの木」とは 何だかわからない木につけられた名で
ヒトツバタゴの別名と一般的に言われていますが
神武寺の なんじゃもんじゃの木は、ホルトノキです。
葉をズームで
薬師堂の脇から 鷹取山へと登っていきますが
この山は全体的に岩々していて 所々に大きな岩も見られます。
三角点のある場所からは、相模湾が見えました。
山並みは 二子山かな
難しくはない 鎖場もあります。
いきなり 大岩が見えると、そこが山頂で
岩登りをしている人たちがいました。
鷹取山の岩は軟らかくて加工しやすいため
昭和の初期に 建築土木用材として切り出されていたとのこと。
切り立った岩壁はその名残りですね。
山頂付近は 広く、公園になっているので のんびりできます。
上に見える展望塔に登ってみましょう。
私たちが登ってきた鉄塔方向に 相模湾が見えますが
残念なことに、富士山はしっかりと電線被りです。
東京湾側は、観音崎と 奥に房総
眼下には 削り取られた岩が そこここに見えます。
切り立った岩を見ながら、あるいは その下を抜けたりしながら
追浜駅方面へと下っていくと、摩崖仏が現れました。
彫られているのは弥勒菩薩
その後は階段の多い道を下って、追浜側の登山口へ。
お花はヤブツバキだけで
実もオオアリドオシとヤブコウジ、サルトリイバラくらい
何よりまだ歩き足りないけれど
それでも楽しい山でした。
さてさて、時間はまだお昼を過ぎたばかりですから
追浜駅の近くで美味しい地魚を食べて帰りましょうか。
ヨコスカゴールドも ね。
歩行時間よりも
家から登山口のある駅までの往復時間のほうが長いという
今回も、ゆるゆるで ストレスフリーな山歩きでした。
たしかに、遠足にはいい場所ですね。
お弁当を広げるスペースがあって、ちょっとした冒険心も満足させられそう。
当時の追浜は野山でしたか。今は立派な住宅が立ち並んでいますが
起伏のある土地なので、道路が曲がっていたり狭くなっていたりで
実は少し迷ってしまいました。
電車利用のハイキングでは、下山してからがいちばんの難所だったりします。
砂岩なのでボルトは打っても効きません。
なので上からロープ垂らして登ります。
さすがにこの写真ではその人かどうかは分かりませんでした(^^;
冬場に歩くのにいいところでしょうか。
のんびり陽だまりハイキングがいいですよね。
私は、風邪がなかなか抜けなくて、
もう1カ月以上歩いていません。(-_-;)
ところで、はなねこさんは飲める人でしたか。
あら、そうですか・・お友達がね。
知ってたらズームして撮ったのに (^^
トップ画像の人は男性で、展望塔の下は女性、他の数か所の岩場でも登っている人がいました。
確かにもろそうな岩ですね。穴がボコボコあいてました。
風邪はいちど罹るとなかなかさっぱりしませんね。
寒い時期だし、無理して出かけない方がいいかもですね。
三浦のあたりはやはり暖かいですが、海が近いので風は強いです。
出かけるときはチェックしてね。
それと、私、普段は飲まないのですが、その気になれば少しは飲めるんです。
この日は飲んだ後の駅の階段がつらいことがわかりました。
この日私は近くの海岸でビーチコーミングをしてましたよ。
海辺の植物も、そこまでの道の脇も見慣れた植物とは
違いますね。
立派な大根畑も頼もしそうで嬉しくなりました
ちなみに穴は人が削ったりして作ったものです。