唐松岳を下山した後は
温泉に後泊して、疲れを癒し
翌日のクールダウンでは
久しぶりのお花に出会いました。
唐松岳から下山後
五竜エスカルプラザに駐車しておいた車を回収し、白馬ハイランドホテルに向かいました。
このホテルは、ツアーでも使うような 一般的なお宿ですが
タクシー運転手さんも太鼓判の 白馬姫川温泉「天神の湯」というお風呂と
白馬の山々の眺望が魅力です。
朝の露天風呂から、ロビーから、もちろんお部屋からも
お天気に恵まれれば、こんな山々が見えます。
白馬三山
五竜岳、八方尾根と牛首
あら~ 今日は、昨日よりも はるかに眺望がよさそうです。
ここでお会いした 山仕度のオジサマ三人連れは、これから猿倉に向かわれるとか
お天気でよかったですね
山を見ながらの 朝食後は
あちこち立ち寄りながらの
のんびり帰宅ですが
さて、どこに行きましょうか。
大町の地図を広げてみると
ネットで見たことのある 居谷里湿原の文字が目に飛び込んできて
この季節のことですから お花は期待薄ですが、どんなところか行ってみることにしました。
木崎湖へ向かって進み、表示板のあるところから左手に入っていくと
まもなく 居谷里湿原の入り口がありました。
入り口から 遊歩道を進んでいくと
ミゾソバ
道の両脇には、ツリフネソウとミゾソバがあふれています。
その奥は、丈の高い カヤ?オギ?の類の草が茂り、湿原というよりは湿地の雰囲気でした。
道は、左にカーブし、赤い鳥居を過ぎると
右手は山裾になりました。
湿原には、前述のように、丈の長い草が繁り
見通しが悪くて、ちょっと陰気な道です。
黙々と進んで、嫌気がさしてきたころ
トリカブトやサラシナショウマなどが
ぽつりぽつりと見られるようになりました。
シダ類が繁り、シシウド科のお花が咲いていて
この付近だけは、開けています。
20分ほどで 湿原の端と思われる場所に着くと、おばあさんになったミズバショウの葉っぱがあり
あぁ・・ネットで見たのは、ミズバショウの花だったんだと、ようやく思い出しました。
そこから 反対側を半周して 入り口に戻る途中には
居谷里一番水が湧き出ています。
この季節の居谷里湿原は
のびやかな湿原というイメージには遠く
またお花は少なかったのですが、そんななかにも、嬉しい出会いがありました。
何年ぶりかで目にした アケボノソウです。
この花に出会えただけでも ここに来た甲斐があったね と、言いながら帰りました。
フシグロセンノウ/ツリガネニンジン/サラシナショウマ
居谷里湿原一周 : 約40分
* * * * * * * * * *
実は この湿原に向かう前に、今話題の あの場所に寄ってきていました。
NHKの朝ドラ 「おひさま」のロケ地
中山高原の ソバ畑です。
ソバの花はもう終盤で
茶色い実が着きはじめ
また、茎が倒れているものが多くて
真っ白なお花畑には程遠い状況でしたが
香しいとはいえない 花の匂いが漂う高原を、のんびりと散策してきました。
その後 堀金へ移動して、地場野菜、リンゴなどを買い求めると
安曇野の付近の ソバの花は、ちょうど盛りでした。
もうちょっといい香りだと 云うことないんですけれど
ここも「おひさま」のロケ地
お昼は当然これですね
中山高原と居谷里湿原のちょうど中間付近
新行集落の「山品」というお蕎麦屋さん
数量限定の 十割そばは、こしがあってなめらか 。
平日なのに
お客さんが次から次へやってきていました。
五竜、唐松岳登山も含め、初秋満喫のまずまずの三日間でした。
ご夫婦でのすてきな初秋の旅。いいなあ!
あんまりテレビを見ない私も、「おひさま」は毎日楽しみでした。
北穂の帰りに、松本で開運堂の新発売「おひさま饅頭」?を買って帰りました。
串田和美さんのかわいらしい絵が描いてあるパッケージで
優しいお味のお饅頭でしたよ。
その色はかなり黒に近く、味は、ううっと思ったことがありました。
美味しいお蕎麦の花とは思えない匂いなんでしょうかね?
山だけではなく、アフターも楽しんだはなねこさんですね。(^^)
山の帰りにこんなに沢山あちこちと見て来られる余裕が
羨ましいですね。私なんぞは何時も愛妻??の待っている
我が家に直行です。
でも40年ほど前はこの辺りにの安曇野に住んでいました。
「おひさま」は朝にぴったりの安心して見られるドラマですね。
今は、日向子ちゃんに目が釘付けですけど・・・(^-^)
「おひさま饅頭」?とかいうお菓子、売ってましたね。
美味しかったんなら、私も買えばよかったです。
初秋の旅というにはちょっと短い時間でしたが
そういえば、近頃 旅行に行ってないですねー。山ばっかり (^_^;)
お蕎麦の花の蜂蜜なんて、初めて聞きました。
nousagi さんて、いろいろこだわってますよね (^-^)
味にううっとなったのなら、その匂いだったのかもしれませんよ。
イメージとはかなりかけ離れた匂いです。
近頃は、遠出をすると、当日帰れないみたい。
私も楽ちんですけど、出かける回数は減ってしまいますね。
奥様のもとへ、一直線ですか♪
お宅が一番なんて、お幸せですね (^-^*)
我が家は二人とも、それだけの体力がないってことですね。
帰りの高速道路の渋滞がひどいので、家に帰りつくともうヘトヘト
夫が温泉好きってこともありますね。
安曇野にお住まいでしたか。
自然いっぱいの いいところですね。
白馬に住んでいる人にとっては毎日の風景かもしれませんが、
私達にしてみれば格別な風景ですよね。
それに思い出しました。
後立山の山々って2,800m程度の標高を誇っているにも拘らず、
麓の街並みが稜線からよく見えるんですよね。
なので逆に麓からも稜線が近くに見えるんですね。
私が出かけたときには麓からの景色は一度たりとも見えませんでしたから、
今見れてよかった♪素敵な景色です。
ほんと♪ いい眺めでした。
麓からこんな景色を見られる 白馬の方たちはいいですね (^-^)
羨ましくなりました。
でも、厳しい冬を思うと、軟弱ものの私はここに住めるかしら・・・。
白馬岳や爺ヶ岳の山名の由来は、雪形だということですから
地元の方たちも、春先には、特に待ち遠しく見上げていたんでしょうね。
うちの息子はスキー少年だったので、白馬といえば冬のスキー場しか思い浮かばない…。
長野に住んでいた頃を今思うと、
冬を心地良く過ごすために他のシーズンに準備する。
厳しい冬が生活のすべてだったように思えます。
他のシーズンも楽しめばよかった…。
私も開運堂「おひさままんじゅう」を職場のお土産に買って帰りました。
女子チームにはパッケージもお味も好評でしたよ。
こんばんは♪
息子さんはスキー少年でしたか。
それなら、clione さんは、息子さんを支える いいお母さんだったんですね。
厳しい冬が生活のすべてでも、きっと充実した時間を過ごされてたことでしょう。
何よりの宝物ですね。
おまんじゅうは好評でしたか (^-^)
次行ったときに(予定はまだありませんが) 売っていたら、買ってみようかな。