今年も 多摩川へ カワラノギくを見にいきました。
温暖化の影響なのか 開花が年々遅れているようで
10月も末だというのに、よく咲いています。
カワラノギクは 関東地方の大河川中流域に自生する 2年草で
開花時には 根生葉はなくなり、茎の下部の葉も枯れています。
今 花を咲かせている 2年目の株は、この後 枯れてしまい
1年目の株(白い矢印)が、来年 花をつけます。
蕾あり、結実ありの ちょうど見ごろですね。
茎葉は線形。総苞片も線形。冠毛は長い。
花弁が細い花もあります。
オオハナアブや 蝶が盛んに吸蜜していました。
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カワラニガナには もう遅く
花茎の倒れた花が一輪だけ残っていました。
コセンダングサと アイノコセンダングサは盛りで
開花中も 咲き終わりも、ひっつき虫の種もあり。
ネナシカズラの実が赤くなりました。
他には、クコ(花と実)、メマツヨイグサ(実)、キササゲ(実)など。
少し移動して
ヒロハノカワラサイコ(葉)、スズメウリ(実)、アレチウリ(花と実)
マユミ(実)、キョウチクトウ(実) なども。
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2022.10.23 の カワラノギク ⇒ ★
菊の花がたくさん。
こんな河原の石のごろごろした
場所にも咲くのですね!!
菊の花もよく見ると端正で美しいですね。
カワラノギクは、>河原の石のごろごろ の場所に生えるノギクなんです。
河川の整備が進んだおかげで、今では見られる場所が少ない希少種になりました。
この場所をボランティアさんが保護されているというのは、聞いたことがありませんでした。
橋の上から望遠で別の丸石河原を覗いて見たら
人が歩いていかれない場所にも花が咲いているのが見えました。
そんな場所が他にもあるかもしれませんね。