![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/bd/8260183d6d60511e3b7ba60b1d5e9a5c.jpg)
歩き始めてまもなく、フジスミレと思われる葉を見つけました。
あたりを見回してみると、30~40株はありそう
でも、花はない
蕾も咲き終わった花も、まったく見ることができません。
その後も、葉を見ては期待に胸を躍らせ、花を見つけられずに がっかりする
そんなことの繰り返しで
二時間ほどが経ち、もしかして今日は出会えないのかなと思い始めたとき
・
・
・
あっ 咲いてる
花弁は少し傷み始めていたけれど、そんなことは いいの
嬉しくて、何度もシャッターを押しました。
さらに、その近くにもうひとつ、優しい色の花が咲いていました。
カワイイ
ヒナスミレ(雛菫)の母種とされるフジスミレ(藤菫)は
日光から足尾山地あたりの 限られた地域にしか分布していないという スミレです。
以前、日光を訪れたときに、それらしいスミレに偶然出会ったことから
もっと簡単に見られると思っていたのですが
言われているように、花付きが非常に悪いスミレでした。
これは、別の場所に咲いていた花
花弁の色は青みがかったピンク色で、葉には薄い斑が入っています。
側弁に わずかに毛がありました。
実際には、もう少し赤味が強い色でしたが。
フジスミレは、斑入りの葉が基本形で
葉に斑が入らないものは、ミドリフジスミレ(緑藤菫)と呼ばれます。
苔の上に咲いていたこれは、ミドリフジスミレでいいかしら
色の薄い葉には、斑が全く入っていないように見えました。
さらに 日が傾いた頃になって、もう一箇所
この場所では 色の薄い花ばかりでした。
横顔
斑は不明瞭ながら、入っていないとも言えませんね。
一日で歩ける範囲でも これだけ花や葉に変化があるなんて
出会ったお花は たった十数輪だったけれど、予想以上の収穫だったかなと思います。
爽やかな芽吹き色の風が吹き抜ける高原で
こうして、足元ばかり気にしながらの 一日が 終わりました。
トップの画像のような 美しい葉のフジスミレに、いつか出会いたいと思いながら
4時間以上の 長い長い道程を帰りました。
フジスミレ会いに行かれたのですね!
フジスミレは、わたしたちも、一番好きなスミレです。
ここ何年か、毎年欠かさず会いに行っていたのですが、
今年は、時間が取れず、もう無理かな・・と思っています・・
端正に整った可愛いお花と、斑入りの葉の感じが、良いですね~
こちらで、可憐なお花たちを楽しませていただきました!
今回出会えて嬉しかったです。
ピテカン&カッパさんは毎年行かれていたなんて、羨ましいです。
もっと斑がはっきりとした もっと色の濃い花をイメージしていたので
特に最後に見た花は、おやおや
実際に見て見ないとわからないことがありますね。