夏空はどこに行ったのでしょう。
このところ 梅雨が戻ってきたような 高湿度の曇天続きで、おまけに 暑い
エアコンのついた部屋にいれば快適だけれど、かえって体調をくずしてしまてそうだから
2時間くらい 歩いてきましょ
。。 。。。。。。 。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
まず出会ったのは、ヤブガラシ(藪枯らし)です。
緑色の蕾と、オレンジや ピンクの小さな花が可愛らしい印象ですが
繁殖力が強くて、嫌われ者の雑草です。別名は ビンボウカズラ。
お花は朝 開き、お昼頃には 緑色の花被片と 4本の雄蕊がとれて
雌蕊とオレンジ色の花盤だけが残ります。
そして、なんと、雌蕊は丈が伸びて
さらに、受粉後は 花盤がピンク色に変わるんですって
そんなことを知ってから
お昼前後に ヤブガラシを見つけると
雄蕊があるかどうか 確かめるようになりました。
ニガクサ(苦草)は
それと意識して見たのは、初めてかもしれません。
下唇の薄紫色が目立つ 面白い形のお花です。
萼に短毛があれば ニガクサ、腺毛があるのは ツルニガクサだというけれど
しまった。。。 確認してこなかった
というわけで、これは次回の宿題に。
ムラサキニガナ(紫苦菜)は お気に入り
ニガナは素通りしても、この色には 毎回 立ち止まってしまうのです
アキノタムラソウ(秋の田村草) と ヤブミョウガ(藪茗荷)
同じような咲き方をしてます。
キツリフネ(黄釣舟)が咲き出しました。
期待していた マヤラン(麻耶蘭)は、すでに咲き終わった株が多くて
でも、一輪だけ 咲いていてくれました。
大振りの ヤマユリ(山百合) が咲くと
緑一色の斜面は 一気に華やかになりますね。
けれど
この花が盛りと咲く頃に起こった 昨年の事件以来
複雑な気持ちで見ることも多くなりました。
おや
道の真ん中に下りてきた カラスが、 何か 落していきました。
食べようとしていたのかな
ふ~ん。。 ここにはカブトムシもいるのね。
と思いながらの帰り道
わっ
今日も ニョロくんに遭ってしまいました。
種類は不明、写真など もちろん撮れるはずもなく。。
ここには ヘビだって いたほうがいいと思うけれど
お願いだから私の前には出てこないで欲しいな。。
と
これで 散歩は おしまい
あぁ 暑かった。。
私もてっきり辛いほうの意味だと思っていました。
花は可愛らしいし、葉っぱと蔓はフラワーアレンジメンに使いたいくらい
でも、やっぱり繁殖力は強いですね。今日もあちこちで見ました。
それにしても、このお天気、何とかならないものでしょうか。
日本中からため息が聞こえてきそうです。
口にすると辛子みたいな味がするのかと思ってました(^^ゞ
今度、時間を変えてよく観察してみます!
それにしても夏山、悩ましいです。
こういうことだったんですって。
雑草といわれる花にもそれぞれの営みがあって、知るとどんどん面白くなります。
お天気がままならなくて、夏山へ出かけられませんね。
しばらくは、近場で過ごすことになりそうです。。
お昼休みに、見つけると、オレンジとピンク色が
混ざり合って、雑草にはみえない可愛さですよね、
その意味を、初めて知りました、おもしろいですね、
早速明日にでも、見に行きます、、、。
ありがとうございます。