(メグスリノキの紅葉)
メグスリノキの冬芽を初めて見ました。
若い枝にはには灰白色の毛が密生し、芽鱗にも軟毛がびっしり
カエデ属の冬芽は 赤くてきれいと思っていましたが、違いました。
維管束痕は 5ヵ所
メグスリノキの名の由来は、樹皮や葉を煎じて洗眼に用いたことから。
ウワミズザクラ
冬芽は 落枝痕の縁にできます。
葉痕は半円形。きちんと撮れなかったので、次回に。
ウワミズザクラの花
ホオノキ
大きな冬芽と 枝を一周する托葉痕が特徴で
維管束痕は多数
ロウバイの できはじめの実と葉痕
花芽は 6月頃にできるそうです。
ナツロウバイの可愛らしい葉痕
冬芽は葉柄内芽。もう 動き始めています。
2月も半ばになり、他の冬芽もそろそろ動き始める頃ですね。
お花や実のない時期は、冬芽や葉痕が楽しいですね。
高木になるとなかなか近くで見られないですね。これはそばで見られてよかったです。
ナツロウバイは公園の植栽です。
葉痕が可愛らしい顔に見えたので、特別 登場してもらいました。
はなねこサンの「冬芽や葉痕」に影響を受けて
再度、薬用植物園へ観察散策してきましたぁ。
ナツロウバイの葉痕、カワイイですネ
薬用植物園内にもナツロウバイは植栽されていますが
残念ながら近くまでは寄れない所でした(._.)
そう、私が見たメグスリノキは新たに植栽されたモノで
若い木だったので冬芽がみれたのですネ。
確かに高木になると、見づらそう~。
冬芽や葉痕も観察し始めると面白いですね。
特に維管束痕が3個で 顔に見えるものが楽しくて、毎冬探してしまいます。
高木はね、ひこばえが出ていたら見るようにしてます。
若い枝は色がきれいだし、葉痕もはっきりしていることが多いので・・。
薬用植物園では コセリバオウレンやセツブンソウなどが見頃だったんですね。
これからは あちらもこちらも気になりますね。
もっと直接的に煎じたお湯で芽を洗うのかと思っていました。
ぼくらの子供時代には結膜炎やモノモライになる人が多かったので目薬代わりに使ったのかと思っていました。
ホウ酸水なども使ったんですよ。
冬芽や葉痕にも注目して植物を見る。
花だけでなく全体像が知りたい。・・牧野富太郎さんみたい。
煎液で目を洗うほか 目の薬として内服する用法もあるとのことですが
民間療法なのでしょうね。
そして、ホウ酸水ですか。
ホウ酸というと、私はゴキブリ駆除用のホウ酸だんごを思い浮かべてしまいますが
そんなふうに使われていたこともあったのですね。