あれ? テントウムシかな・・。
肉眼ではよく見えないので、写真を撮って確認すると
イタドリハムシでした。
その名の通り、イタドリやスイバの葉を食べる虫です。
止まっていたのはスイバ(酸い葉/スカンポ)
まだ蕾です。
そうそう・・
スイバの花を 一度しっかり撮ってみようと思っていたところです。
咲いている株を探してみましょう。
空き地や公園の草むらなどで見られるスイバは、日本在来の種で
雌雄異株です。
↓ こちらは、雄株の雄花
花被片は6個
大きな雄しべから花粉を放出します。
↓ そして、雌株の雌花と果実
時間差で開花し、結実するようです。
柱頭は赤くて、イソギンチャクのよう
四方八方に伸びて、飛んできた花粉を受けやすい形です。
花被片6個のうち、内花被片3個が子房を包むというのですが
画像では、外花被片が反り返っているのは見えても
内花被片というのがわかりませんね。
果期には翼状に張り出して、よく目立ちます。
びっしりと実をつけていて、いかにも繁殖力が旺盛な様子で
これなら、外来種に負けないでしょうね。
雑虫の王道ですか。
確かにハムシって、私が知ってる限り、形が丸っこくて地味なものが多いですね。
葉っぱを食べるので戦う必要がなさそうですもんね。
そんなことを考えていたら、私は雑人の王道かも・・ なんて思っちゃいましたよ。
でも雑鳥、雑魚、雑虫なんてのは無いんですね。
でもハムシって雑虫の王道を行くような感じ。
適度に綺麗、といって華があるわけでもナシ(^^;;;