前回 カキランを見てから 約二週間が経ちました。
まだ地形を把握していない谷戸なのですが、もう少し 歩いてみます。
最初に出会ったのは、手作業で 稲を植えていた男性でした。
これには 少々 ビックリ。。。 田植えって、今頃するんですね。
ネジバナやヒメヤブランを見ながら行くと
初見のサガミランが咲いていました。
マヤラン(麻耶蘭/ラン科シュンラン属)の白花を
サガミラン(相模蘭)というのだそうです。
それなら、サガミランも腐生植物(菌従属栄養植物)ということになりますね。
なるほど、葉はありません。
同じく、腐生植物の
タシロラン(田代蘭/ラン科トラキチラン属)
白く透けるような花弁にピンク色が見えます。
アップにしても、構造がよくわかりませんね。もっと開いた姿を見たいものです。
ランをもうひとつ
里山に多いという オオバノトンボソウ(ラン科ツレサギソウ属)
アップでみると、とても可愛らしい
唇弁が反り返っていますね。
さて、ここで種明かしを。。。
いくらお花が多くても、初めて歩いた谷戸でこんなに見つけられるはずがありません。
今日一番の出会いは、谷戸の入口で お会いした HさんとK子さん
お二人のおかげで、ランの他にもたくさんのお花たちに会うことができたのでした。
赤紫色の斑点が印象的な バイカツツジには、アリ君も魅せられている様子
私のシャツにも たくさん群がっていた(一時間ほど気づかず ^^;)ので、この色が好きなのでしょうね。
チドメグサや
ミゾカクシにも、虫くんが 訪問中
おや キアゲハさん
ちょうど脱皮を終えたところでしたね
名前すら知らなかった チゴザサは
愛らしさに気をとられて、葉っぱを撮り損ねてしまいました。
オオカモメヅルと
コバノカモメヅル
お花はまだこの他にも咲いていましたが、それはまた いずれ。
見られたらいいな と 思っていた スズサイコの花は
あまりにいいお天気になってしまったため、閉じていました。(トップの写真)
訪問してくれる蛾のために 夕方には開くというけれど、待ってはいられません。
小雨降る日に また見に来ることにしましょう。
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(7/6追記)
雨模様の六日後のこと
スズサイコ(鈴柴胡)の花が開いていました。
はなねこさん、クルマでびゅっと行けるところなのね?
それにしても、いまごろ田植えって遅すぎない?
先日、スーパーで日本一早い新米って
沖縄でとれたお米売ってましたよ(^^ゞ
そうです。車でびゅっといけるところ v(^^)
なので、半日あれば散策ができます。
pallet さんのお散歩コースも素適だけれど、ここもいいでしょ (^^)
ことしはあんまり山歩きできないかもしれないので
これからも登場するかもしれません。
そうそう、田植えね。びっくりしましたよ。
日本一早い新米 !? それもびっくりですね。
じ~っくり探しながら歩いているんでしょう?(笑)
楽しい時間ですよね。
これほど珍しい花がたくさんあるところ
ずっと咲き続けてほしいですね。
お花畑ね・・・ (^^;
これからは夏草が生い茂りそうなところです。
ヘビももちろんいるしね。
でも、そんな自然いっぱいのところが近くにあるなんて
とても幸せなことなんですよね。