ここ数年、気になっていた お花でした。
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コアツモリソウ【小敦盛草】
ラン科 アツモリソウ属
山地の林下に生える多年草 高さ10cmほど
葉は対生し、長さ5cm程度で、光沢がある
細い花茎に下向きの花をつける
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わずかな木漏れ日が射しこむだけの 暗めの森でした。
あら
ミヤマウズラの葉です (ボケてますね)
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いました。
コアツモリソウです。
ちっちゃ~い
もちろん概念としては知ってはいましたが
実際に目にしてみると、その小ささに 改めて驚かされたのでした。
おまけに 下を向いて、つまり、地面を向いて咲いているのです。
なんとか お花の正面を見ようとするのですが
何しろ 草丈が10cmほどしかないため、覗き込むのは至難の技です。
また
足元にもある 小さな葉を踏みつけてしまいそうで
写真に残すなんてとても無理 全く うまくいきません。
咲いている場所はわかったので、この日はひとまず帰りました。
そして 別の日
斜面に数株のコアツモリソウを見つけました。
足元には 踏みつけを心配するような植物も ありません。
今度こそ お花を見ることができます。
不思議なつくりの花
この小さな小さなランの存在を知ったのは、いつのことだったでしょう。
とても個性的で、それゆえ魅力的なお花でした。
出会えたことに感謝しつつ
撮影は 2015年6月初旬です。
写真を撮ろうと無理やり入って行かない。
優しいですね。
出直して、じっくり見られて良かったですね。(^^)
感じ入っています。
素晴らしいです。
いやいや、そんなふうに言われるとこまってしまいます。
本当はお花探しになど行かなければいいのでしょうね。
せめて荒さないように、気を付けます。
今はお花が気になってしかたがないんです。
これを書いている今も、あのお花は咲いたかなぁ。。。
なんてね。どうしましょう