はなねこ山 Ⅱ

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観察会で ~ マルバアオダモ他     2021.04.01

2021-04-05 | 花と実、自然

 

新型コロナウィルスによる自粛で お休みしていた観察会に

一年ぶりに参加しました。

 

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新緑がまばゆい丘陵地では

マルバアオダモの 白くてふわふわっとした花が

あちらこちらで 花盛りを迎えています。

 

 

マルバアオダモは 雌雄別株で

こちらは両性花の花序

 

 

両性花には、雌しべが1個と 雄しべが2個あり

(雌しべの)柱頭は さじ型で赤味を帯び、子房は黒っぽい色

(雄しべの)葯はクリーム色

白い線形のものは、全4裂した 花冠の裂片です。

 

両性花を 間近で見たのは初めてでしたが

新鮮なお花は きれいなのですね。

 

 

雄株の花には、雄しべが 2個あり

特に、開花まもなくは 全体が白っぽく見えます。

 

葉は 卵形で先端がとがっているものの

鋸歯が低く 不明瞭なことから 「マルバ」となったようです。

 

 

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ガマズミ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミが揃って 見られました。

オトコヨウゾメの花もたくさん

 

ミヤマガマズミ / オトコヨウゾメ

 

 

他には

クロモジ、ウリカエデ、サルトリイバラの それぞれ黄緑色の花

ニガイチゴやミツバアケビの花、ハンショウヅルの蕾

地面近くでは、チゴユリ、カンアオイ、シュンラン など。

 

苦手な シダは、わかりやすいものから 覚えていくことにして

 

コシダの群生         /  新たな葉柄を出した ウラジロ

 

 

 

 

麓の民家の庭や 畑地では

桜や花桃、ミツバツツジなどが花盛りでした。

 

道路脇にも 小さな花がたくさん見られます。

 

ハナイバナ / ヒメハギ

 

 

他にも、キランソウ、ジュウニヒトエ、ミツバツチグリ、アマナ

ジロボウエンゴサク、カキドオシなど。

 

 

そして、今日 出会ったスミレは

 スミレ、ニョイスミレ、ノジスミレ、アリアケスミレ、ヒメスミレ

タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ でした。

 

 

虫好きさんが見つけた オオミズアオは、次回に。

 


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2 コメント

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ヒメハギ (jijicchi)
2021-04-06 20:26:50
私の身近な里山は最近荒れて来てヒメハギや、フデリンドウが激減。草刈りがされずに放置された藪ばかりになってきました。うらやましい環境ですね。
返信する
jijicchiさん♪ (はなねこ)
2021-04-07 16:08:49
こんにちは。
今年は春が駆け足で、お花の顔ぶれが一週間前とは すでに違いますね。
私も里山によく出かけていきますが、手入れされないとすぐに荒れてしまいますね。
でも、雇われて草刈りをする人は 植物のことはおかまいなしの場合があって
私の散策コースでは、タマノカンアオイがほぼすべて刈られてしまい、がっかりしています。
それでも、定期的に手入れしてもらえるのはありがたいことですよね。
フデリンドウもそろそろですね。
私も見に行ってみます。
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