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新型コロナウィルスによる自粛で お休みしていた観察会に
一年ぶりに参加しました。
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新緑がまばゆい丘陵地では
マルバアオダモの 白くてふわふわっとした花が
あちらこちらで 花盛りを迎えています。
マルバアオダモは 雌雄別株で
こちらは両性花の花序
両性花には、雌しべが1個と 雄しべが2個あり
(雌しべの)柱頭は さじ型で赤味を帯び、子房は黒っぽい色
(雄しべの)葯はクリーム色
白い線形のものは、全4裂した 花冠の裂片です。
両性花を 間近で見たのは初めてでしたが
新鮮なお花は きれいなのですね。
雄株の花には、雄しべが 2個あり
特に、開花まもなくは 全体が白っぽく見えます。
葉は 卵形で先端がとがっているものの
鋸歯が低く 不明瞭なことから 「マルバ」となったようです。
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ガマズミ、コバノガマズミ、ミヤマガマズミが揃って 見られました。
オトコヨウゾメの花もたくさん
ミヤマガマズミ / オトコヨウゾメ
他には
クロモジ、ウリカエデ、サルトリイバラの それぞれ黄緑色の花
ニガイチゴやミツバアケビの花、ハンショウヅルの蕾
地面近くでは、チゴユリ、カンアオイ、シュンラン など。
苦手な シダは、わかりやすいものから 覚えていくことにして
コシダの群生 / 新たな葉柄を出した ウラジロ
麓の民家の庭や 畑地では
桜や花桃、ミツバツツジなどが花盛りでした。
道路脇にも 小さな花がたくさん見られます。
ハナイバナ / ヒメハギ
他にも、キランソウ、ジュウニヒトエ、ミツバツチグリ、アマナ
ジロボウエンゴサク、カキドオシなど。
そして、今日 出会ったスミレは
スミレ、ニョイスミレ、ノジスミレ、アリアケスミレ、ヒメスミレ
タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ でした。
虫好きさんが見つけた オオミズアオは、次回に。
今年は春が駆け足で、お花の顔ぶれが一週間前とは すでに違いますね。
私も里山によく出かけていきますが、手入れされないとすぐに荒れてしまいますね。
でも、雇われて草刈りをする人は 植物のことはおかまいなしの場合があって
私の散策コースでは、タマノカンアオイがほぼすべて刈られてしまい、がっかりしています。
それでも、定期的に手入れしてもらえるのはありがたいことですよね。
フデリンドウもそろそろですね。
私も見に行ってみます。